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一級建築士×FPが教える【ムダなコストをかけない…贅沢と必要の見分け方】

日々…仕事のみの生活をしております…。
…とはいえ、 ちょっとした楽しみもあります。

近所のサウナでリフレッシュした後、
自分で料理を作り、
ウッドデッキで焚き火をしながらワインを楽しむ…。

こんな時間を、たま~に過ごすのが楽しみだったりします。

…で、これが楽しめるのは、焚き火ができるウッドデッキがあるから。

家を建てたとき、
少し無理をして「お金をかけて」作ったデッキですが、
そのおかげで至福の時間を過ごすことができています。

1年前、これから家を建てる夫婦が相談に来ました。

A社とB社、どちらで家を建てるか迷っていました。
どちらもほぼ同じ広さで、間取りもほとんど同じ…

でも、A社は2500万円、B社は1900万円と、600万円の差がありました。

もちろん、このご夫婦は安いB社に心が傾いていました。

でも、A社にはB社と比べて、
奥さんが好きなアンティークの内装、
主人が望んでいたジェットバス
高断熱性による快適な生活・・・

家を建てた後の豊かな生活が詰まっていました。
そう…同じ間取りでも「内容」が全く違っていたのです。

人生には「お金を貯めなければならない時期」
…ってありますが、
「お金を使わなければならない時期」
…と いうのもあります。

 たとえば、将来の子供の大学資金を貯めるためには、
教育費のかからない子供が小学校・中学校の間にお金を
「貯めておかなければ」なりません。

そして
お金を「使わなければならないとき」もあります。

家族旅行のお金をケチれば、
いい思い出が残りません。

子供の教育費を惜しめば
子供の将来を閉ざしてしまいます。

そして、自分が住む家にかけるコストを削れば
将来の快適さと楽しみを減らすことになるかも…です。

もちろん、無尽蔵にお金を使うわけにはいきません。

「お金を使わなければならない」ときに
「いくらなら使えるのか?」

知るためにはライフプランを作って、
自分の人生を俯瞰する必要があります。

ちなみに、先程のご夫婦…
ライフプランを作成した結果、
2500万円の家でも、将来的に十分に生活できることが分かりました。

お金を「使わなければならないとき」に
「使えるお金の額」がわかったワケです。

人生には
「お金を貯めるべき時期」と
「お金を使うべき時期」があります。

その時期と金額を知るには、自分の人生を俯瞰すること…
そのための「ライフプラン」って大事だと思ってます。

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