肯定される居場所

今日ひとりのお子さんが利用終了となった。
職員みんなでメッセージを書いて、今まで撮った写真を載せて、ミニアルバムを作って渡した。
みんなのメッセージを読んだ時に、うちの職員が書いたメッセージが響きまくって泣けた。
◯◯くんは◯◯くんのままでいいんだよ、と。

あぁ、これだよなぁ、と思った。

人間みんな認められたい、肯定されたいのだ。

しかし、発達の遅れがある子は産まれた時から、もしくは健診時から、『発達がゆっくりですね』と評価されてしまう。これはお母さんも、なのだ。お母さんもずっと評価や否定され続ける子育てをしなくてはならない。

だいたい、『療育』って言う言い方が好かん。あなたのお子さん、治療が必要ですよ、と言わんばかりの単語だ。なんなん。
どこを治せと言うのか?または、そもそも治せるのか?そーゆー問題じゃないと思う。障害を治療する必要があると言う概念が根強いから言葉にも滲み出てしまう。治さなきゃならないと思っている人の多さに愕然とするな。

手が出てしまう子のお母さんは周りに謝らなきゃならない。
または自分の親や、旦那の親から否定されてしまう、アンタの育て方が悪いんじゃないの?とか。なんと否定されることの多い生活なのだろう。

辛いよなぁ。これは。
やっぱり子どももお母さんも、どの人も肯定され、認められる場所が必要なのだ。
存在自体を肯定される。これは一般的には親の愛情を受けて育つとおのずと経験出来るのだ。しかしそれは子育てに喜びがあり、この子を育てて良かった!産んで良かった!と思える経験が無いとループしていかないものだ。
育て辛さがあるとなかなか難しいと思う。

評価やジャッジしない、ありのままの自分でいいんだと思える居場所を作りたい。

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