うつと向き合うには東洋哲学な気がしたから読んでみた/📕「自分とか、ないから。」
うつ病休職中のテキト〜な読書レビュー 第5弾
■ 読んだ本
自分とか、ないから。教養としての東洋哲学/しんめいP
■ 読みやすさ
本と漫画のあいだみたいな感じ。しっかり座って読む気合いがなくても読める。哲学って聞くと難しそうな感じだけどとても優しい内容にしてくれている。
■ ざっくり
7人の東洋哲学者が紹介されている。そして著者がその7人を知ってどう虚無感から抜け出したかも書いてくれている。つまり現実世界に置き換えたらこう考えられるよねってことを書いてくれてる。
■ 感想的なもの
今通っている精神科の先生が初診のときに「いろいろなものを得てもいずれ死ぬ時に全部なくなるんだよね〜」「僕も含めて人間は愚かだよね〜」「諸行無常みたいなかんじで考えられたらラクなんだけどね〜」って言ってて、そりゃ私もそうやって考えたいけど不安で押し潰されてそれどころじゃないんだよ・・・と思ったけど、なんかこの先生のこと嫌いじゃないなと思ったので転院を決めた。
本を読む元気が出てきて先生に言われたことを思い出し、東洋哲学って検索したら1番上に出てきたので読むことにした。
人間の価値観なんてすぐには変えられないし、読み終わったらなんか前よりラクになった!とかもないけど、
色んな考え方を引き出しにストックしておくことで、今後落ち込むことやストレスがあった時に助けてくれるかもしれない。
最強の7人の考え方が引き出しに入ったと思うと、強いかも。
あと。著者がなんでニーチェを深掘るのをやめたのかのくだりですごい笑ってしまった。
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