見出し画像

#9 「塩にこだわってみる」


0、はじめに

東京都渋谷区。14年続くバーガー&サンドイッチ専門店が緊急事態宣言で全休業。 休業中の”2ヶ月間”で「TOKYO MAPLE BUTTER」という新規事業を立ち上げていく、怒涛の日々と決意とチャレンジの「手づくり経営」クラファンストーリー。
変化をチャンスに変えたい方へどどけ!

まずは、クラウドファンディング(現在終了)本文を一読いただけたらうれしいです!

『カナダ名物「メープルバター」って?日本人好みに進化させて売り出したい!!』(by CAMPFIRE)

画像1



1、毎日食べたいやさしい甘さを作るために


画像2

また明日も食べたくなる

そんなメープルバターをつくりたい


「TOKYO MAPLE BUTTER」開発コンセプトの1つです。

甘さの対にある「塩」に
こだわることでこれを実現しよう。
そう考えたとき、
頭に浮かんだのが昔からの友人である
「まさきくん」(松田昌樹氏)でした。

まさきくんは、新卒で入社した広告代理店時代の同僚で、
お互い東京で一人暮らしをしていたこともあり、
近所の「中野」でよく呑んだ昔からの友人。

そんな彼はいま、
山口県周防大島に移り住み、
務めていた会社も退職し、
瀬戸内海のミネラル豊富な海水から
一粒一粒本当に丁寧に昔ながらの製法で作る
クラフトソルト『龍神乃鹽(塩)』
を作っています。

塩本来の無色透明なキラキラと光輝く塩は、
雑味がなく塩の旨味と後味の余韻が感じられる深い味わいが特徴。
「TOKYO MAPLE BUTTER」の甘さを引き立ててくれる隠し味として欠かせない存在です。

画像3

瀬戸内海に浮かぶ3番目に大きな島。山口県周防大島


今回の活動報告では、『龍神乃鹽』と『彼』の魅力をぜひお伝えしたく、僕からまさきくんにインタビューした内容を記事にさせていただきました。

画像4

塩の取水地である山口県周防大島にある立岩ケ浜


2、インタビュー <合同会社 龍神乃里:松田昌樹氏> 

〜 「ご縁」が繋ぐ今とその先 〜


■ 今から15年前、、懐かしい東京でのサラリーマン時代

(松田昌樹)
聡介くんが「ベイス」を立ち上げる少し前、
まだお互い会社員で、
僕は東京の中野という街に住んでいました。
共通の友人も近所に住んでいて、
よく中野で集まってたね。

数ヶ月後に脱サラし
飲食店の開業準備をしていた聡介くん。
ある時、
中野に店舗候補の物件があるとの事で
一緒に見に行った事がありました。

そんなきっかけもあり、
打ち合わせに何度か参加をさせてもらったり、
その後もみるみる成長をしていく姿を陰ながら応援していました。

画像5

@周防大島 嵩山展望台


■ なぜ塩作りにハマったの??

塩作りは体力的にとてもきつい作業ではありますが、
個人的にはひとりで黙々と作業を続けると言う事が
性格的に向いていたと思います。

「職人」という言葉の響きに
憧れがあった事もありますが、
最も大きな理由は、
出来上がった塩を
みんなが美味しいと言ってくれた事でした。

僕にとって「塩作り」は、
美味しいと言ってくれる皆さんの
「笑顔に尽くす事」だと思っています。

画像10
画像7


■ 会社を辞めてまで「塩作り」ひとつにかけた想い

当初は本業の傍、
塩作りをのんびりとやっていこうという考えでしたが、
塩作りに携われば携わる程、
これは片手間でできるような
仕事ではない事が分かりました。
そしていつしか、
心の中は塩を作りたいという気持ちでいっぱいになりました。

もともと後先を考えないで行動する性格ですが、
40代前半、
家庭もあり今回ばかりはと迷っていた時に
決意の後押しをしてくれたのが家族でした。
塩作りをしている私の姿が好きだと言ってくれた事が
塩作りの世界に身を投じる決意となりました。

反面その決断で、
少なくない方々に
ご迷惑をかける事となってしまったことは事実であり、
今後、誠実に塩作りに向かい合う事で
少しでもお返しをしていけたらと考えています。

画像8


■ 今回コラボしようと思った理由

まずは、世の中の出来事に屈せず、
あいかわらず何事にも正面から立ち向かおうとする
聡介くんの姿に感銘を受けたからかな(笑)。

そしていちばんの想いは「ご縁」を感じたからです。
塩作りにおいてたくさんの方々との
「ご縁」に支えて頂いたことで、
今こうして塩作りをすることができています。
いままでのどのご縁が欠けていたとしても
僕たちの塩作りは成立していなかったと思っています。

聡介くんとの中野での物件探しもまた、
僕たちの塩作りには必要なご縁であったと思うと、
今回のコラボは
あの時すでに始まっていたのだと思うのです。

今回の聡介くんからのお誘いにそう確信をし、
あの時は聡介くんの力になる事が叶わなかったけど、
もう一度チャンスを頂けたのかなぁと嬉しく思え、
一緒にお仕事がしたいと自然に思いました。


■ これからの塩作りに想う事

僕たちの住む周防大島は、
古来より塩作りが盛んに行われてきましたが、
1970年代の第4時塩業整備事業にて
島の製塩場が閉鎖となり、
塩作りの歴史は途絶えてしまいました。

島の塩の歴史を復活させるという事は、
僕たちが塩作りを始めたきっかけのひとつでもあります。

脈々と受け継がれてきた塩作りのバトン。
そのバトンをもう一度拾い上げて、
島の子供たちに繋いでいけるのだとしたら
これ程意味のある事は他にはないと考えています。

その日のために
僕たちは日々精進を重ねていきたいと思っています。

合同会社 龍神乃里
松田昌樹
https://ryujin-salt.jp/

画像9


3、現在の支援状況<2020/7/11>

現在の支援総額:1,634,000円(達成率:175%)
支援者数:223人
募集終了まで残り:1日

画像10




produced by


TOKYO MAPLE BUTTER
100%オーガニックビーガン。
おいしい+こころもカラダもうれしいメープルバター。
たのしみかたレシピWebで公開中🥄


web:「TOKYO MAPLE BUTTER」
instagram:@tokyomaplebutter









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?