環境がもたらすメリットと身を委ねる事によるリスク

どんな環境の中で日常を過ごすのかはすごく大事。

いくら、自分自身がしっかりしていても、

周りの影響を受けながら生活をしているわけで、

それは、少なからず自分の考え方に影響を与える。

そう考えると、

自分自身を成長させるために、

敢えて色んな刺激を受けれる環境に身を置く

という選択をする事も悪くない。

だが、注意しなければいけない事もある。



間違ってはいけないのが、

環境を変える事で自分自身が成長した気になる事。

自分を成長させるために選択した環境も、

しっかりとした自分自身の考え方の軸がなければ、

その環境が自分にとってプラスなのかマイナスなのかは見えない。

置かれた環境に寄り添うだけでは、

周りに流されるまま自分自身が余計見えなくなってしまう恐れさえある。

言ってしまえば、

自己満足の領域で終わってしまっている。

だから、環境が与えてくれるメリットを最大にするには、

環境に寄り添うではなく、環境を活かすというような
受動的ではなく、能動的な意志が必要だ。


その上で、自分自身にとって刺激ある環境を選択する。

そうすると、

・目標までの距離が近くなる
・目標へのルートが増える


こんなメリットが得られる。

目標までの距離が近くなるとは、成長スピードが上がるという事。

刺激を受ける環境の1つに、自分より素晴らしい存在がいるというものがあると思う。

身近にそんな存在が常にあれば、そこを越えるためにどうすればいいか?

という発想になるだろうし、

その存在が大きければ大きいほど、その存在がスタンダードになるから、

勝手に成長スピードが上がるはずだ。

また、刺激ある環境とは、

自分の知らない世界を知る事と捉える事もできる。

新しい考え方に触れることで自然と思考回路は刺激され、

目標へのルートを色んな選択肢の中から選べるようになる。

もしかしたら、未知の自分にも出会えるかもしれない。



だが、環境を選ぶ事ができるなら良いが、環境を選べない場合もある。

そんな時、指導者ができる事は、

より良い環境を子ども達に与える事ができるように努力する事。

この1点に尽きる。

色んな考え方に触れる事ができるように、色んな知識を蓄えていないといけないし、

成長スピードを上げれるよう、預かってる子一人一人の成長を底上げして

よい意味で競争できる環境を作ってあげないといけない。

安定は後退のはじまりだ。

今ある環境を常に子ども達の成長を考えて変化させていく事が指導者のできる努力だと思う。

そうやって子ども達とともに成長できる環境を「共創」する事で、刺激ある環境を互いに作っていけるはずである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?