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【新卒採用担当者が話す、面接対策】あおきちゃんの就活(後編)

どうも~~
元アングラ女優、3年目社員・あおきちゃんです。

さてさて、今回であおきちゃんの就活シリーズは最終回となります。
後編では、いよいよ面接についてお伝えさせていただきます。

▽これまでの記事はこちら

~番外編~



服装について
私はファッションの企業に絞っていたのですべて私服。いろんなコーデを見せれた方が良いと思ったので、毎回違う服を選んで臨んでいました。
ワールドの面接は「ご自身らしい服装でご参加ください。」とお伝えしているのですが、よく「スーツでも良いですか?」と質問を受けます。
私の回答としては、スーツスタイルが自分を表現するのにぴったりと思う方はOKだと思います。
また下記の質問箱でも、似たような質問をいただいた事があったので、良かったらぜひ見てみて下さいね^^


WEB面接について
私が就活をしていた当時は、すべて対面で面接を受けていたのですが、近年、WEB面接を導入する企業が増えており、ワールドもWEBでの面接を行っております。
面接官として、WEB面接をさせていただいた時に気になった事があります。


・事前の接続確認はマスト!
面接当日、マイクに音が入っていない、カメラが映らない、はたまた通信環境が悪い等、接続トラブルに見舞われて面接時間が過ぎていく…なんて事が多々ありました。
ワールドはもちろんのこと、他社でもWEB面接を受ける際は、事前に接続テストをしておくのが鉄則です。

【ちなみに】よく利用されているであろうツール、
「ZOOM」の接続テストはこちら → https://zoom.us/test


・面接を受ける場所
背景はなるべくシンプル、かつ照明は表情が映るよう明るい場所で受けられた方が良いと思います。ご自宅で面接を受けられる方が大半かと思いますが、物や収納がゴチャゴチャしていると、そっちに気が取られてしまいます。また、せっかく面接対策をしても、顔が暗く映っていると台無しになるので、自然光が入る場所を確保したり、PC用のライトを買うなど工夫してみて下さい。
もし金銭的に余裕があれば、最近ではホテルやネットカフェ、レンタルスペース等ではWEB面接の環境が整っているプランが用意されている事もあるので、それらを利用してみてはいかがでしょうか。

・話すときの表情、話し方について
まず目線に関してですが、対面での面接の時は、面接官に目線を合わせればOKです。しかし、WEB面接では「カメラ」に目線を合わせることで、目が合っていると認識できます。話す時はカメラ目線でお話しいただくと印象が更に良く見えるかと思います。
また、WEB面接に入室した直後・接続を切る時・面接官の話を聞いている時は、気が抜けて表情が緩んでしまう瞬間なので、常に「見られている」事を心がけて下さい。

そして話し方ですが、敬語を完璧に使いこなしてないといけない、という事はありませんが、一定の「~です」「~ます」レベルは使えていた方が印象は良いです。
話すテンポは気持ちゆっくりめに。特にWEB面接だと、通信状況によってはで聞き取りにくい場面も出てくるかと思いますので、落ち着いてお話ししていただくと話の内容が理解しやすくなります。

これらを踏まえて、本番前に家族や友達と模擬面接の練習をしたり、自分が話しているところをスマホで撮影してみるとより良いと思います。私も自分が話しているところを、動画で見た時「思ったより全然笑えてないな」とか「この場面は気が抜けているな」と客観的な気づきを得ることができました。

質問対策について
志望動機や学生時代に頑張ったことなど想定できる質問に関しては、一旦文章を書き出して整理した後、丸暗記するのではなく、伝えたいキーワードだけを覚えておいてその場で自分の言葉で伝えれるように準備していました。

面接官として選考させていただくようになってから、文章を丸暗記している方をちょくちょくお見受けするのですが、ガチガチに対策を固めてしまうと反対に本人の真意が読めない印象を受けるので、あまり丸暗記する事に拘らない方が良いかもしれません。

それよりも大事なのは、やはり自己分析
自分がどんな人間なのかどれだけ分かっているかで、質問も答えやすくなるかと思います。

因みに私が困った質問は「尊敬する人は誰ですか?」。
こちらも質問箱で回答したのですが…

正直、この人を尊敬している!と思いながら生きてこなかったので、質問が来た時は凄く焦りました。
ですが、その場で頭をフル回転させて自分の考え方や行動に影響している人を考えた時に思い浮かんだ、母親の名を挙げました。
恐らく誰を答えても良かったと思うし、いませんと回答しても良かったのかもしれませんが、受検者と会社の価値観や方向性が合っているか、マッチングを図りたかったのではないのでしょうか。


咄嗟に答えれない質問が出たらどうしよう…とか、
言葉に詰まったら落ちるかも…って就活当時の私も不安を抱えていましたが、面接官は数千人、数万人もの人を見てきた方が多いので、受検者が緊張や不安を抱えていることは十分理解しています。

そんな中でも、私含めその人自身の良さを引き出したいと思っている方々が大半だと思うので、多少言葉に詰まっても、答える時間に間があっても大丈夫なので、自分なりに答えを出してみて下さい。分からない事は分からないと正直に伝えていただいた方が良いです。


以上で、「あおきの就活」シリーズが完結となりますが、いかがでしたでしょうか。既に就活に臨んでいる人、これから就活を考える人も、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

また他に気になる事があれば、上記でも紹介した質問箱Twitterで質問を随時受け付けておりますので、お気軽にご質問ください!^^


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