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私の欲しいセラピー
私がアロマセラピーを仕事にしようと思った理由は「カウンセラー」を挫折したことにあるように思います。
当時20代だった私は、経験不足に加えて高すぎる自尊心によって、自分のカウンセラーとしての役割を見失ってしまいました。
辞めた時は、後悔もなく、むしろ肩の荷が降りたという開放感でした。
しかし、私があの現場から目を逸らしたからと言って、私の世界から「生きづらさ」を抱え、生きることを手放そうとする人が消えるわけではありません。(こういう人たちに関わりたいと思うのは、私の原体験にあります)
年々増加する自殺者数を目にするたびに、志半ばで逃げ出したことに心のどこかにわだかまりを感じていました。
かと言って、私が「無力」であることを痛感したあの現場に戻ることはできませんでした。
実は、無力を克服するために何度か大学院の編入も検討しました。でも、結局やることは同じなのだろうと思うと、そこに思いきれませんでした。
アロマセラピーに出会う
そこから20年近く経った頃、自分自身が心を病み、身体を壊し、精油に出会う。詳しくはこちら
これがアロマセラピーか。と、初めて知る世界に大袈裟ではなく「光」を感じました。
もしかしたら「精油」があれば、私のやりたかったことが完遂できるかもしれない!!
私のやりたかったこととは、もちろん「カウンセリング」です。
精油があれば、カウンセリングをもっと具体的に形にできるし、何よりクライアントの励みになるツールとして使える!!と思いました。
私が精油を信頼するのはそこにあります。精油は私のカウンセリングをよりパワフルにするための頼れる相棒なのです。
私が精油の薬理作用や生理作用よりも何よりも心理作用を重視する理由もそこにあります。
カウンセリングについて
カウンセリングとは「話を聴くこと」です。もちろんそこで語られる言葉や文脈はとても重要で、この中にクライアントの情報がたくさんあります。
しかし、カウンセリングで得られる情報はそれだけではなく、表情や仕草、ここにもクライアントが持つ「その人らしさ」が現れます。
私がカウンセリングで一番知りたいことは、「その人らしさ」であり、相談内容がなんであれ「その人らしさを失っている理由」がトークテーマです。
したがって、その人がその人たる理由を見極めようと思うと、その人が発する全てを感じて、全てを見落とさないことが大事です。
さらに、その人が隠す大事なこと。東洋医学では「大事なことほど隠れている」と言われています。
それを、出してもらわなければいけません。私が無理矢理引っ張り出すことはできません。
北風と太陽の「太陽」の下でしか旅人は服を脱ぎませんので、太陽でありたいと思っていますが、時々北風を浴びせることもあります^^ ・・・時々ね。
それが「カウンセリング」なのです。
つまり傾聴だけでは務まらない。それが私が考えるセラピストが行うカウンセリング。
アグレッシブなカウンセリング
アグレッシブという表現が正しいかどうかはわかりませんが、私がやりたいことは一方的に話を聴くだけでなく、話を引き出すことによって、心の奥の声を聴くということ。
カウンセラー時代には許されなかった行為です。
クライアントが話したいと思わないことを無理矢理聞き出すことはご法度です。
時々例に挙げるのですが、「冷蔵庫に貼ってあるメモ」ってありますよね。
買い足さなくちゃいけない、と思って冷蔵庫にそのメモを貼って、しばらくは毎日「あ、そうだった。買わなくちゃ」って思うんです。
でも、それが数日続くと、そのメモが風景となってしまって、毎日見ているにも関わらず気づかなくなります。不思議・・・
人の心も同じで、気がかりなことがあっても、それが続くといつの間にか心の中の「何か」になってしまって、なぜモヤモヤするのかがわからなくなってる。ただ、そこに目を向けるとなんとなく気持ちが沈む。そんなことになります。
なので、何か困っていることがありますか?と言っても、パッと思いつかないんです。
そのために、カウンセラーやセラピストが質問をして、クライアントに掘り出してもらわないといけないことがあります。
それが解決しないと、本当のモヤモヤは解決しなくて、表面的な対処法で毎月サロンに通ってもらわなくちゃいけなくなります。(それが良い。というセラピストさんもいるかな^^)
セラピストやカウンセラーは当事者であり傍観者
私がカウンセラーに挫折した理由は、クライアントに感情移入をしすぎて、カウンセリングの翌日もクライアントの問題で自分が暗くなる。ということが続いたからです。
よく、セッションが終わったら、切り離す。と言いますが、そんなに簡単にはできません。
でも、今はできます。
クライアントのことを本気で考えていない。というわけではありません。むしろあの頃よりも積極的にクライアントの人生に関わっています。
ただ、自分の立ち位置(スタンス)がわかったのです。
セッションの間はクライアントとセラピストという「当事者」ですが、私はクライアントにとって「傍観者」でしかない。ということ。
そして、傍観者だからこそ見えるクライアントの人生がある。ということ。
このような視点が持てるようになったのは、気功アロマのおかげなんだけど^^
これまでの経験が、今の私のカウンセリングスタイルを作っていると思うと、無駄な経験てないんだな。って思います。
多分それは、みなさんそうです。
BLM養成塾
このカウンセリングあるいはコーチング、またはメンタリングというクライアントとのコミュニケーションスキルを、習得することで、クライアントの課題解決、悩み解決、ということが可能になります。
セラピストやカウンセラーが解決するのではなく、クライアント自身が解決するようになります。そうなると、クライアントの生きる力って、もっともっと強くなります。
私がカウンセラーを目指したのは、これ↑だから。セラピストを続けている理由もこれ↑。
クライアントの生きる力を呼び覚ます!!自分を生き切る!!ですから。
自分という「資産」を使い切って生きることをお手伝いしたい。
そんなセラピストが増えたら嬉しい。
そう思って、開講しているBLM養成塾です。すでにお申し込みもいただいていますし、お問い合わせも何件かいただいています。
お問い合わせでいただいたご質問などもありますので、説明会を開催したいと考えています。
オンライン無料説明会
7月15日(日)10時〜11時
7月19日(火)10時〜11時
7月19日(火)13時〜14時
7月19日(火)14時〜15時
7月20日(水)10時〜11時
7月20日(水)13時〜14時
7月20日(水)14時〜15時
7月22日(金)10時〜11時
7月22日(金)13時〜14時
7月22日(金)14時〜15時
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