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オープン雇用事務員プチ日記⑮仕事を終わらせたくない日々。


この仕事を終わらせたくない。
そう思いつつ仕事をするのは、思っていたよりも私にとってはストレスだったのかもしれません。

本当はバリバリ働きたい、もっと役に立ちたい。
そういう気持ちをなかったことにして、日々仕事をするなかで私の枷になっていたのは、『この仕事が終わったら何をすればよいのか?』がわからないことでした。


今の会社に出勤し始めたばかりの、まだ右も左も分からない頃。仕事をくれた先輩が、思ったよりも早く作業が終わりそうになってしまい、

「もう終わりそうなの?どうしようかな……」

とちょっと困っていたのを見たときに、私は今の仕事を早く終わらせすぎて、また困った顔をされたらどうしよう、と思うようになりました。


早く終わらせれば褒められるというわけではなく、やれば感謝はしてもらえるけれど、寧ろ困らせてしまう


今やっている仕事が終わってしまったら、職場に居づらくなってしまうのではないか?
そう思うと手が止まり、事あるごとに席を立つようになっていました。遅々として作業は進みませんが、それでも経過記録を見れば思ったより早く、着々と進んでいる。


先輩は量が多いから1年かかっても大丈夫と冗談めかして言っていましたが、このペースでいけば半年もあれば終わりそうだと思いました。


たぶん終わらせる前に、何かしらの仕事を割り振ってくれるはずだと思うけれど、他の先輩たちの仕事を奪いたいわけでもない

私と同時期に来た女性は、前任者の仕事を次々割り振られて仕事をしているけれど、私は単調な作業をひたすら行っているだけ。


そういう負い目はあったものの、新しい仕事を与えられても、ちゃんとできるか不安だし自分はこのままでよいと思っていました。


ただ、この間1年間お世話になっていた就労移行支援のスタッフさんに相談して、霧が少しだけ晴れて、仕事がなくなってもいいから終わらせようと思えました。

たぶん何かしら仕事を振ってくれるでしょうし、モチベーションの低いまま作業をしてもまったく楽しくない。もし仕事がなければ、その代わりに勉強させてもらえるかもしれないし、誰かしらの仕事を手伝えれば手伝いたい。


仕事がなくなったら嫌だなと思いますが、ダラダラ仕事をしていても罪悪感を感じるし余計に嫌な気分になるだけ。私は私なりに、無理せずベストを尽くそうと思います(笑)


本当に自分は役に立っている?
自分はここにいても良いの?
間違えたら呆れられるかも?

仕事をしていれば、何かしらの悩みはつきものだと思います。いや仕事がなくとも、やはり何かしら悩みはあるし生きるだけで悩みは尽きないものです(無職でしたので……)

長い人生、少なくとも最低限度の生活は営めるように、強く生きていかねばなりませんよね。



🌼前回の記事はこちら


※次回から隔日更新にしようかと考えています。
本当はもっと続ける予定だったのですが、毎日更新する意味ってそんなにないかな?と思ったのでやめることにしました(たぶんアクセス数が増えるくらい……)※本日でちょうど14日連続更新でした。
いつも読んでくださった方々、ありがとうございました!この日記は続けますので、今後も読んでくださると嬉しいです!!

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