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【育休中の転職活動~経験談~】

こんにちは。

今回は育休中に転職を考え、実際に活動をした私の経験談を書きたいと思います。

記事は<育休中の転職活動編>と<復職後の気持ち編・活動編>の2部構成を予定しています。

育休中に転職を検討している方へ参考になれば幸いです。


はじめに

私は、2011年の新卒時に入った会社にずっと勤めていますが、第一子出産(2019年)前後から「第二子育休復帰後には転職したい」と思い、日々を過ごしていました。2022年~2023年にかけて育休中の転職を本格的に視野に入れ、行動をしたのですが、悩みに悩んだ挙句、2023年4月現職への「復帰」を選びました。

復職して2ヶ月経ち、育休中に感じていた気持ちと変化も起きています。この気持ちの変化については次回、詳しく書いていきたいと思います。

<育休中の転職活動編>と書きましたが、結果的に私は「現職への復帰」を選びました。

ですので、実際の活動と絡めながら、復帰を決断した理由について以下の3点にまとめていきたいと思います。


「復職」を決断した理由


① 早めの転職活動を希望するも、時期で断られる

育休中に転職エージェントに3社ほど登録し、秋頃(復職予定日半年前)にアドバイザーの方とそれぞれ面談をしました。

アドバイザーの方面談をするなかでまず共通して言われたことは、“保育園が内定してからでないと求人を紹介できないので選考にかけられない(=企業に入社予定日を出す上で必須)”ということでした。

私自身は、第一子育休中に小学校の教員免許とキャリアコンサルタントの資格を取得していたこともあり、現在の仕事(専門商社の法人営業)とは全く違う職種に挑戦したいという気持ちがありました。業界/企業研究、面接対策含めや転職活動には時間も要するため、早めに情報収集をしたいと思っていました。

育休中の時間を上手く使い納得のいく転職活動をしたいと思っていた私は、保育園の入園内定が決まってからでないと紹介ができないという現実に早速予定が狂います。

さらに「時短勤務」の条件が転職の優先順位の上位であった私は、かなりハードルが高いという現実も知ります。

エージェントに申し込んだ3社のうち1社はワーママ専用の転職サイトだったため時短勤務の条件は対応可能だったのですが、残りの2社は時短勤務での応募は難しく、基本はフルタイム応募になる(リモートワーク等で調整)とのことでした。

エージェント経由の転職活動は、応募開始期間が最短でも年明け(保育園の内定確定後)になることが分かったため、自分で探すタイプの転職サイトやスカウト型のサイトにも数社登録をし、自分自身で興味のあるものは応募をしてみることにしました。



② アドバイザーや周囲(ワーママの所属コミュニティや周りの転職経験者)からの意見

私は復職後すぐに(現職へは復職せず有休消化をしてから新しい職場へ行く)転職のイメージを描いていました。

しかし、周囲のワーママ経験者(管理職の方)や登録した転職エージェントの方と話す中で、「復職後すぐの転職はおすすめしない・まずは同じ復帰することをすすめる」という意見をもらいました。

理由として、

・まずは同じ職場に復帰し体を慣らすこと

・仕事と家庭の環境(子どもの保育園対応含む)が落ち着いてからの方が転職をする上でも精神的にもよい

とのことでした。

私の周りには、数名育休後職場に戻らず復帰した方がいたので、正直「おすすめしない」という意見をもらった時は驚きました。

転職意欲のあった私にこのアドバイスは少々重かったのですが、復職した今、この意見にとても賛同します。この理由は次回の投稿で書いていきたいと思います。


③ 転職活動開始!しかし理想の企業に出会えなかった

1月下旬に保育園入園の内定をもらってから転職活動を開始しました。

転職活動を始める前に、自己内省やコーチングなどで自分自身と向き合う機会を作り、転職活動において優先順位や希望の業界を明確にしました。

異業種の転職になるため、希望する業界の求人は少ないと言われたものの複数社紹介を頂きエントリー。

書類を通過し、面接に進めたのは2社でした。しかし、2社とも面接をする中で「あ、違うかも・・・」といった違和感が出てきます。

その主な理由は

・自分の肌と合わなそう

・仕事のイメージがつかない

これらの予感はだいたい当たり、面接もお見送りとなりました。

他にも複数紹介をもらいましたが、転職活動開始前に定めた優先順位と自分軸に合うような「行きたいと思える企業」がありませんでした。

紹介企業を増やすために、検討範囲を広げることや自分軸の再検討もしましたが、本当に大切にしたいものは何か?と自分自身に問いかけ、悩んだ結果、現職への復帰を選ぶことにしました。


最後に

私は以上のようにして現職への復帰を選びました。この判断が正しかったのかは復帰した今はすぐにはわからないのですが、少なくとも「動いてよかった!(後悔はない)」と思っています。

転職活動を行う前に、やっておいてよかったことは「自己内省(自分軸をもつ)」ことです。

自分にとって大切にしたいものは何だろうか。転職して叶えたいことは何だろうか。遠い将来どうなりたいのか。自分軸があるだけで、迷ったときの判断軸になります。

子どものお世話をしながら自己内省や転職活動のために時間を捻出するのは、想像以上に大変だと思います。

しかし動きたい想いがある方は出来ることだとは思うので、動いてみることをお勧めします。


本日もお読みいただきありがとうございました。

次回は<復職後の気持ち編・活動編>について書いていきたいと思います。


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