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息子がお菓子づくりが好きになったきっかけはジブリとチョコレート

今回は創作にドラマをということで
クリスマスにぴったりな1品を
作った時のドラマをご紹介!

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我が家の息子はおかし作りが嫌いだった。

何が嫌いって
コンビニで売っているお菓子は
どれも美味しく買えばすぐに食べられる。

なのにわざわざお菓子を作るのが
時間がもったいないと思っていたのだ。

ちなみに我が家の息子は6歳だ。
6歳でなんでこんな考え方になったんだ。

そこには普段のお菓子に囲まれる生活にあった。

息子はお菓子がだいすきで
妻の知らぬ間におばあちゃんが買ってくる
お菓子を食べてしまうらしい。

おばあちゃんも孫の笑顔が見れるからと
毎日のようにお菓子を買って来てくれる。

コロナ禍でお出かけも制限しているので
食べることにはあまり制限をかけたくない。

そんな思いもありおばあちゃんに甘えていた。

息子もお菓子を食べながら
おばあちゃんと楽しそうに話していたみたいだ。

しかしお菓子づくりが嫌いな息子が
おかし作りや料理をすることが好きになった出来事。
それが『まっくろくろすけのトリュフ』だ。

もともと妻はお菓子づくりが好きなので
ちょくちょく創作のお菓子をつくっていた。

もちろんボクと息子は食べる担当だ。

しかしその日の息子は違った。

前日に大好きなジブリ映画の『トトロ』
を観てまっくろくろすけになりたいなと
言っていたりしたのだ。

妻はそこを聞き逃さなかった。

『じゃあまっくろくろすけ作ってみようか』

その一言に息子は最初は乗り気ではなかったが
妻が前に作った写真をみせて
チョコレートで簡単にできるよと言うと
息子は『すぐに作るから準備して』と
急にやる気をだしたのだ。

ボクも妻も驚きではあったが
やっと作る気になった息子の気持ちを
台無しにしたくないと急いで準備。

そして一緒に作り始めたはいいが
最初からうまくいくはずはない。

途中投げ出しそうにもなった。

しかしここである人から援護のことばが。

おばあちゃんだ。

『〇〇ちゃんの作る、まっくろくろすけを
おばあちゃんも食べてみたいな』

いつもお菓子を買ってくれている
だいすきなおばあちゃんに言われて
息子もおばあちゃんに食べさせてあげたいと
気合いを入れ直した。

何度か失敗はするものの
最後は完璧に近いものが出来上がった。

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そして出来上がった
『トリュフのまっくろくろすけ』を
おばあちゃんにあげたところ
おばあちゃんも嬉しすぎたのか
涙をうかべながら『かわいいし、おいしいよ』
と言ってくれた。

そのことばに息子も
嬉しかったのか自分が作ったものを
家族のみんなに配り始めたのだ。

自分の作ったものは全部配り尽くし
なっくなってしまったが
息子からの一言に息子の成長を感じた。

『みんなを笑顔にできたのがすごくうれしいよ』

このときから息子はお菓子づくりが大好きになり
作っている時の笑顔がとても輝いている。

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