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会議で正確に意見を伝えるのがとても苦手だから、グラフィックレコーディングを勉強し始めた。

こんばんは。
作家ユニット ソラニエの、尾崎レミです。
最近お話を書いてなくて、胃腸の本読んだり別の勉強をしてるのでこの下りがちょっと悲しくなってきましたが…苦笑


そして今日は、学び始めたばかりの「グラフィックレコーディング」の話!

考えを図にしたり、会議の内容を絵にまとめたり。
視覚で相手に言いたいことを伝える「グラフィックレコーディング」という手法が、以前からとても気になっていて。


私…喋るのあまり得意じゃないんですよね。
世間話とかはけっこう得意でわりと誰とでも喋れるタイプなんですが、とにかく会議が得意じゃない…
リモート会議はもっっっと苦手…。
文章にまとめるのは慣れたからどう文章を構築するか、とかは少しは出来るようになったと思うんですが。
意見を述べるときに、自分の思ったことを相手に正確に、かつシンプルに伝えるのって本当に難しいな、っていつも思っています。


私はソラニエという作家ユニットを組んでいて、長編はいつも二人で一本の本を書いてるんですが。
最初のアイディア出しや話の方向性、雰囲気、やりたいこと、登場人物はどんな人がいいか、そしてざっくりとした骨組みに至るまでほぼ二人で話し合って決めていきます。
なのでお互いが「今何の話をしていて」「何を重要だと思っていて」「何で意見が割れているのか」など、意思疎通が正確に出来ないと上手くいかない。
ユニットを組んでもう9年。
私たちの会議の中で最も重要なものは「共通言語」なんだな、と改めて思うんです。


やっぱり相手は他人なので、簡単な言葉で伝えようとしても違うものを思い浮かべちゃうんですよね。
そして、同じイメージをしているか確認する術がない、というか難しい。
伝わってると思い込んで最後まで話して、全然違う答えが返ってきてはじめて「あれ、伝わってないな?」って気づいたり。
(しかもうち、男女ユニットなんで…考え方も捉え方も全く違うし、はじめは共通言語がなかったから本当に伝わらなくて苦労しました…男女ってこんなに伝わらないんだ…!?ってなりますよね…うちだけかな…?笑)

何年も何年も膨大な量の会議を続けるうちに、相手の「言語感覚」が分かってきて、同じような言葉を使うようになり、「共通言語」が生まれてやっと何を言っているのかわかるようになってきました(それでも分からない時もあるんですけどね!)


9年やっててこれ!!!
私はまだ上手くまとめて伝えることができない。
そもそも悩みとか自分の考えもグルグルしちゃうタイプで。
会議どころか脳の整理をしたい、
もっとシンプルに考えて、伝えて、
世界をシンプルに捉えたい、
シンプルに在りたい!!!!

ってずっと思いながら本屋さんに行ったら、この本が目に入ったのです。

「はじめてのグラフィックレコーディング」

久保田麻美さんという人の本です。

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この時は「グラフィックレコーディング」って言葉も知らなかったんですが、
「あれ?なんかこの本にヒント載ってそう」って思ってそのまま買いました笑

表紙がとても可愛い!



で、まだ序盤ですが…今日学んだこと。
まずこの本で説明している「ビジュアルシンキング」とは

ビジュアルシンキングは、頭の中を可視化する行為です。複雑な思考もシンプルなグラフィックにして描き出すことで整理しやすく、また人に伝えやすくなります。
「考える」「描く」「見る」を行き来して頭の中を可視化する行為。
ビジュアル(絵)ならば直感的に理解でき、また世界共通語である。(ざっくり要点抜き出し)

ふむふむ、なるほど。
私は書いて考えたり学ぶタイプなので、文字だけなら普段からやってるかも。
(ちなみにタイトルにある「グラフィックレコーディング」とは、会議の時に文字や絵、図を使ってリアルタイムで記録する手法で、「ビジュアルシンキング」の一つみたいです。すごいね、ほとんどタイトルとジャケット買いだったのに当たりだった。やったね!)


そうなんです、シンプルなのがいいんです。
ニュアンスが伝わらないかもしれない→沢山話す→要点が埋もれてしまって大事な所が伝わらない。
これが本当に酷くて…直したい!!!!


他にも「ビジュアルシンキング」の長所が沢山書かれているんですが、私がすごくいいなって思った所は「みんなが会議を主体的に参加できるようになる」ということ。

考えやアイディアを一度紙の上に書き出すと、自分の発言が書かれると「認めてもらえた」と感じ、主体的に話し合いに加われるようになる。
発言の敷居を下げる。

なるほど…これはとてもいい。
発言の敷居を下げるのは大事ですよね。
会議は、相手の意見を一旦フラットに受け止めて、そこから言及したり精査していく必要がある。
一旦紙に書かれたら、意見を公平に見ることができるようになる。
それにも納得しました。


ビジュアルシンキングの絵の描き方
「ビジュアルシンキング」の絵は共通言語なので、パッと見た時に分かりやすくないといけない。その絵の描き方のコツが載ってます。

線は一本の線、太い線で書く、そして角を閉じる。
これが基本。
(角を閉じるっていうのは、丸を描くならスタートの部分に最後に戻ってきて円を閉じる、って意味です)

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練習してみた…とっても面白い。


感心したのは、複雑な形のものを丸と三角と四角に変換して絵にする…ということ。
絵を描く人にとっては当たり前かもしれませんが、こういう捉え方が苦手だし、考えたこともなかったので…すごーい!簡単に描ける!!!!ってなりました笑

あれ…なんか私無邪気というか…子供みたい…?笑





とても楽しい学びの時間でした。
まだ序盤なので、明日また続きを読んで練習したいと思います!

向上心を忘れず、日常に埋もれずに生きたい。

では、今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとうございました〜!

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