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#詩のようなもの
【詩】誰とも言えない
自分のこと
好きに?
なれるのかな
何年も前から私は仮面
気が付かないうちに増えてるレパートリー
あの人といる私あの子といる私
分からないの、誰も知らない本心と嘘
このまま大人になっていくつもの嘘覚えるの
世間に流されて侵食されていく
さよなら、あの時の自分
あの日の笑顔もあの日の涙も
誰も本当と見抜けないなら
それが私なの
【詩】ただ見るだけの夢
その瞳に吸い込まれそうだった
一瞬、あの子が私を魅たなんて
勘違いかもしれないの
それでも時間が止まったようで
脳内でスロー再生される
人差し指を向ける彼女から
諦めるな
と声が聞こえた、気がした
昔夢見たステージの上で
踊り輝く貴方が私の夢で光
ふりふりの洋服も
ピンクも
その自然な笑顔も
私には似合わない
届かなかった夢を
貴方に重ねて
今日もまた。
【詩】ちり紙になって
何も持っていない
自分には分からない
過去の夢見た私がまだ、未来を諦めてないようで
一歩引いて、一歩引いて、
その先に何も無いことを見て見ぬふりする
才能なんて、見つけたもんガチでしょ?
少し大きな画用紙に
10色混ぜて
誰にも見つけられない花束を描くの
額縁に飾られてた夢も
今となったら1枚の紙で
そっと、そっと
机の奥に仕舞うの
もう見ない
限りない、あの時の、無限大な、夢