【詩】まだ、分からない
ねぇ、貴方は結婚するの?
彼女は言った
紅茶が冷めかけて、そろそろ飲んでしまいたい
真っ直ぐに私を見つめるその瞳から
1秒たりとも目を離せない
綺麗で澄みきったそれは
どこか寂しさを兼ね備えている
結婚……そこに愛はあるのだろうか
貴方は幸せにならないと、
と彼女は言う
幸せがそこにあるのだろうか
20歳を迎えたばかりの2人が、オシャレな喫茶店で将来について話し合っている
この光景が、周りからどう思われているのか
分からないけど、私は、声を大声にして言いたい
貴方が、好きだから、
2人で愛を誓う覚悟よりも
そう伝える勇気が欲しい
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