見出し画像

上杉謙信がチート級に強かった真の理由(今の時代に必要なもの)

戦国武将「上杉謙信」と言えば、軍神とも言える部類の強さで、その武功は人間離れした、今で言えばチート並みだ。

そのために、孫氏の兵法をマスターしてるとか、敵の裏をかいたり心理戦を使ったり普通の脳みそでの解釈本が多い。


この人がなんであんなことが出来たのかは、現代風の考えでは理解は不可能だ。

でもわかれば、とても簡単な理由で、誰でも上杉謙信になることは可能かもだ。



上杉謙信の戦いには特徴がある


もう、うろ覚えで書くので、少々の間違いは気にしないでもらいたい。(調べる気もない)

私の覚えている限りの上杉謙信が戦場でしたことに下記のようなことがあった。


1,有名な川中島の決戦で、単騎(一人)で敵将「武田信玄」の本陣に駆け込んで大将に一太刀浴びせる。

2,どっかの味方の城を、敵兵が何千人だか何万人だかで、囲んで包囲している所を、堂々と数十人で割って城に入った。

3,敵の鉄砲隊の前で、悠然と寝そべって茶か酒を飲んだりしたが、弾が当たらなかった。


まぁ、そんなことを記憶している。

この人は、まぁ普通はやんないだろうって逸話の宝庫だw

ハッキリ言って、孫氏の兵法にたけた軍略家は、こんなことをやったとしても1回だけだ。

なぜかと言うと、軍略として奇抜な技は通用するのは1回で、2回目は見破られるからだ。


でも上杉謙信は奇抜さも感じさせず、何度も普通はやんないだろってことが出来たのか?

それにはちゃんとした理由がある。


上杉謙信は、この世界の真実の一つを知っていた

先に上げた3つの例の共通点に「命知らずの行動」ってのがある。

3つとも命が惜しいと思ったら絶対に出来ない。


そしてそういう行動は、普通は多くても一生のうち1回か2回くらいでしょ。

毎回がこう言う命知らずな行動が平気で出来るって、今だったら狂人扱いだねw


ではなぜこんな行動が平気で取れたのか?

それは上杉謙信は仏教などの洞察が深い人物なので、この世界のカラクリの一つの「運命はすべて決まっている」と言うことが腑に落ちていた。


現代でも「魂が地球に生まれる前に人生のシナリオを決めて来る。」って割と言われている。

しかしそれを心底に腑に落としている人は、ほとんどいない。


「人生は切り開くもの。」「未来は自分で変えられる。」と言う言葉の方がカッコいいし、希望があるように聞こえるから。

でもこの思考では、絶対に上杉謙信の真似は出来ないし、彼の行動も理解不能だ。


未来を自分で変えられるって信じたい人々からは、こんな話をすると侮蔑的に「運命論者」ってレッテルを貼られるw

信じたいのは「自由創造」ってやつなんだね。


ですが真実は、自由創造は無く、人生はシナリオ通りに100%きまっている。

なので、80歳まで生きるシナリオの人は、戦争があろうが災害があろうが強盗に襲われようが80歳までは死ぬことは無い。


しかし、20歳で死ぬシナリオの人は、どんなに延命しようが、やることを変えたり選択を変えても20歳で死ぬ。

運命は決まっているから、星占いとか四柱推命とか当たるのだ。


自分も遠い昔に占い師やったことあるのだが、だいたいは7割決まってるけど3割は変えられるとか100%じゃなく教わることが多い。

これも嘘では無いのだが、その変更できる分ですらシナリオに入ってる分だけだ。


昔のテレビゲームのように選択肢を2,3つくらい脳みそで受信して、それを判断して結果が出るようになっている。

ここでレストランのメニューの様に30とか50個くらいの選択肢があって選ぶのならば、自由意志はあると言えるだろう。


しかし誰しも、2つか3つくらいしか、その時はやって来ないで、数年過ぎてから「違う選択肢もあったのに、なんでそうしちゃったんだ!?」って悩むのだ。

でもね。シナリオ通りに進まないから、脳みそには許容範囲の選択権しか受信させてもらえないのだよ。


確かに、2,3つくらいの選択肢が脳みそにやってくるので、人生も変わることもあるのだが、それすらも生まれる前に決めた範囲内だ。

なんでそんな風になっているのか?と言えば、魂が己の体験したいテーマを決めてシナリオを書くからだ。


細かくは、たくさん自分の記事に書いてあるのでそちらを見てください。

上杉謙信は、その真実を心底腑に落としていたので、戦場で超大胆な行動が取れたのだ。


自由創造や自由意志の方々は、こう言う運命論者と揶揄している人間よりも恐れが先に立ち、思い切った行動は取れないのだ。

運命論者と言われる人たちは、恐れや不安が無いので、人生は気楽でやりたい放題好き放題で生きれます。


やりたい放題って言っても、運命論者は、やろうとしても出来ない時、欲しいものが手に入らない時には、[それが運命だ.。」とか、「決まってることだから。」って言って

それに執着したりも悩んだりもしない。


仏教などで言う真の悟りには、自由意志や自由創造を信じていれば100%たどり着くことは無い。

だって何かを得たいから、自由創造の勉強して、自由意志に魅力を感じるのだろう。


でも「運命は100%決まっている」って腑に落ちたら、すべてを手放して、執着も捨て去るのは割と簡単に出来るのだ。

それでいて、清々しく気楽に何が起きても動じない心が出来るのだ。


まさしく上杉謙信ではないか。

彼も仏教徒なので、そう言う学びをしたのだと思う。


さらに彼は、毎日毘沙門堂でかなり時間をお祈りに費やしたって言うから、孫氏の兵法なんて学ぶ時間はないだろう。

実際に、トランス状態になって「毘沙門天と一体となった。」って、自分で感じてから戦場に赴いたとのことだ。


だから、織田信長軍の鉄砲隊に向かって行っても、都合よく雨が降ってきて、鉄砲が使えなくなって大勝利するとか、人知を超えた活躍をするわけだ。

この人は、逆に頭や脳みそは全然使ってないよw


完全に、頭・思考・脳みそは引っ込んで、己の魂が顕現して行動してるから、大胆不敵って戦国武将らでもたまげるような行動が取れたのだ

そして人知で考える他の武将には想像もできないことをやってのけることも出来た。

ユリウス・カエサルなんかもこれに近い感じがするね。古すぎてわからんけどw


上杉謙信は、エゴ(思考)以外の存在を確信していた

上杉謙信は、毎日、毘沙門堂で毘沙門天と一体になってトランス状態に入ることが出来た。

なので彼は、自分(私とかオレとか言っているもの)以外に自分がなれるのを体感して知っていた。


これは自信と言うものに大きく影響する。

ただ単に、運命のカラクリを理解しただけでは、あそこまで大胆不敵には振舞えまい。


祈りとか瞑想とかを長い時間やったものならば、普段の自分では無い、奥深いところに自分では無い自分、自分であって自分でない者の存在を体感した人も多いはず。

その時に、なんとも心地良い、不安も恐れも無く穏やかで清々しく、かと言って芯の通った感覚を感じたはずだ。


だいたいは、それが己の魂であったりする。

アートマンであり、ブラフマンである。


上杉謙信のように毎日長い時間、お祈りとかやってれば、普段からすぐにその状態に入るのは簡単だ。

ていうか、だんだんその状態から出なくなるw


そうなれば24時間、不安や怖れなど恐怖は一切無くなって、何が来ても動じない器が出来る。

上杉謙信は、24時間、神掛かっていた訳だ。


なんでそんなことを毎日やってられるのか?って言えば、やってみると、その状態になったら、ものすごく心地良いからだ。

そうなったら、毎日四六時中心地良いのが続く。


上杉謙信にしてみれば、戦国時代にような過酷な時代に、神掛かって悦に入りっぱなしならば、辛いとか大変とか全然思わずに過ごせたろう。

聖フランチェスコも、どんな辛いと言われる状況でも至福の感覚でいることが出来るって言ってた。


その二つが揃って、上杉謙信は、戦国武将もたまげるほどの命知らずの大胆不敵な行動が取れたのだ。


これからの戦国以上の変化の時代に求めらるもの

これから後10数年くらいかなりの変化の時代になると思う。

ありとあらゆるものが変化を求められている。


恐竜が死滅して、哺乳類の天下に取って代わったくらい劇的な変化かもしれない。

たぶん、あん時みたいに寒い10数年になるね。(気温がとは限らない)


同じ様に恐竜は死滅するのかもしれない。

いずれにしろ、ここ10年くらいは間違いなく暗そうなのは、誰でも感じれるだろう。


それがどれくらいの厳しさになるかだな。

自由創造がもてはやされては来たが、時代的にどんどん寒くなれば、難しくなるね。


ていうか、そう意識体が多くて、勝ち抜き競争に酔いしれて来たから、こんな風に追いこまれちゃったんだけどね。

でも、運命論者と揶揄されても


「運命はすでに決まっている。人生はすべてシナリオ通り、それ以外は起こることは無い。」

と腑に落として、エゴ・思考・脳みそを使わない訓練をすれば、この激動の時代でも、上杉謙信のように堂々と乗り越えらるだろう


エゴ・思考・脳みそを使わない訓練とは、逆に言えば、己の魂を全面に立たせることでもある。

それを「真我の明け渡し、ハイヤーセルフの目覚め、覚醒」などと言う


そこに立つことが出来たのならば、これからの時代に何があろうが、何が起ころうが、どう転んでも、不安や怖れなど無く、

安心・リラックスして心地良く毎日を過ごすことが出来ることを保証する。


そこに立つことが出来ればな。

それには、やっぱり死ぬくらいの覚悟は必要さ。


関連記事




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?