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前職が同じ人達にSORABITOについて聞いてみた - 「リクルート編」 -

SORABITO公式noteでは、これまで事業面を中心に紹介してきましたが、今後は事業を作る約40名の「メンバー」についてもご紹介したいと思います。

初回のテーマは「リファラル採用」です。SORABITOには「リクルート」系出身者が5名いて、うち3名がプロダクト本部に所属しています。そして、3人の共通点は「PdM」(プロダクトマネージャー)。今回はそんな3人にインタビューを実施し、SORABITOへの入社経緯や、SORABITOの魅力・課題などを存分に語ってもらいました。

特に後半は3人の仲の良さを感じる意気投合な展開になっています。SORABITOの雰囲気を知っていただく上でぴったりな内容ですので、ぜひ読んでいただければ嬉しいです!

3人のプロフィールはこちらです。
遠藤 俊太朗(えんどう しゅんたろう)
プロダクト本部長。新卒でNTTデータ入社後、大規模開発のPdMに従事。その後、リクルートでSUUMOのプロダクトマネジメント・事業開発を経て、2020年5月SORABITO入社。現在は本部長としてプロダクト、CS組織の全体マネジメントと並行し新規事業開発も担当
(過去の取材記事)
「難しい課題こそやりたがれ」建機レンタル企業向けSaaSのPdMが業界のDXに挑戦!
INTERVIEW 006 SORABITOのプロダクトマネージャーに決定
~建機DXでグローバルNo.1サービスを目指す~『SORABITO株式会社 遠藤様』お客様インタビュー

角谷 峻平(すみや しゅんぺい)
プロダクト本部プロダクトマネジメント部所属。ERPパッケージベンダーに入社し、SIer・建設業をターゲットにしたSCMプロジェクト原価管理を中心にERPパッケージシステムの開発を経験。リクルートに転職後は、より上流工程である事業計画の立案に関わりつつ不動産領域向け業務支援SaaSシステムの企画およびディレクション業務を経て、2022年5月にSORABITO入社

入部 翔吾(いるべ しょうご)
プロダクト本部プロダクトマネジメント部所属。新卒でリクルートに入社後、住まいカンパニーに出向し不動産会社向けサービスのPOに従事。その後、同業界の業務支援サービスの立ち上げ・新規事業立案を経験し、2020年5月よりSORABITOに入社。現在はi-Rental注文アプリのカスタマーサクセスのリーディングと並行しi-Rental受注管理のPdMも担当

※ その他のメンバー情報はこちらをご覧ください。


入社理由は「経営陣の想い」「成長可能性」「事業領域のカオスさ」

ー3人の共通点は前職が「リクルート」ですが、リクルート時代からどのような関わりがありましたか?

入部:僕が新卒でリクルートに入社してから半年後に、遠藤さんが転職してきました。遠藤さんは隣の部署で日々の業務での接点は少なかったですが、よく飲み会に連れて行ってくれました(笑)。そして、僕が入社2年目に角谷さんが転職してきました。角谷さんは同じ部署、かつ僕の育成担当として1年半ほどお世話になりましたが、角谷さんともよく遊びに行きましたね。

遠藤:入部さんとは、Ring(リクルートグループ会社従業員を対象にした新規事業提案制度)に一緒に挑戦して、日常業務とは別で事業開発を頑張る仲間でもありました。

角谷:僕と遠藤さんは仕事での接点は少なかったんですが、喫煙ルームで一緒になる機会が多くて、よく喋っていましたよね。

ーそんな仲良しな3人が転職しようと思ったきっかけや、色々な選択肢の中からSORABITOを選んだ理由は何ですか?

遠藤:何でもやりたかったので、スタートアップが良いなと思っていました。その中で、経営者自身が原体験を持っていて、業界を心の底から変えたいという想いを持つ人達と働きたかったんです。多くの企業が市場規模など定量的なアピールが目に付く中、青木さん(代表取締役会長)、博多さん(取締役社長)からは「こういう課題にアプローチすることでみんなが喜んでくれるから挑戦する」というピュアな思いを全面に感じたんです。あとは、Amazon Japanで複数事業を束ねていた白子さんがSORABITOにいたことで、「この会社すごいかもしれない」と思って(笑)、入社を決めました。

入部:僕の転職理由は主に2つあります。1つは僕自身のスキル不足を感じていて、もう少し職能の幅を広げたいと思っていたことです。リクルートではとても温かく育てていただいたと思っていますが、整っていない環境に挑戦した方が自分をもっと成長させられると思いました。もう1つは遠藤さんが退職するということも影響しました。Ringを通じて熱いフィードバックを沢山もらったこともあり、もっと一緒に働きたいと思っていたんです。とは言え、他のスタートアップも選択肢としてありました。その中で、SORABITOを選んだ理由は、業界における負の大きさ、それに対してSORABITOのソリューションが貢献できるイメージが明確だったからです。この環境で成果を出せれば、自分自身の成長にもつながると思いました。あとは、青木さん、博多さんとの最終面接がどの会社の面接よりも楽しかったんですよね。フィーリングがとても合うなぁと感じました。

角谷:僕の場合、遠藤さんに「スタートアップはどう?」と声をかけてもらったことがきっかけでした。ちょうど大きいプロジェクトが終わったのでタイミング的に良かったし、大企業のようなセクショナリズムに影響されない職場環境も魅力に感じました。実は、遠藤さんと同じタイミングで色々なスタートアップからお誘いをもらっており、SORABITOと同じくらい入社を悩んだ企業もありました。その企業は、リクルート時代の業務との親和性があり、しかも知人が沢山いたので、本当に揺れに揺れましたね。最終的にSORABITOを選んだ理由は、SORABITOが取り組む領域の方が良い意味で「カオス」で難易度が高くて魅力に感じたからでした。あと、SORABITO自体の組織作りもまだまだカオスなので面白い経験を積めるだろうと思い、入社を決めました。

(遠藤)

ー入社理由をもう少し具体化すると、SORABITOではどんなチャレンジをしてみたいと思っていましたか?

遠藤:せっかくスタートアップに入るなら、課題をプロダクトで解決するというPdMの本質からブレなければ、新規事業をしても、セールスをしても、事業計画を作っても良くて、PdMだけに縛られない経験を沢山したいとは思っていました。

入部:僕は、いつか自分で事業を作ってみたいと昔から思っていたので、プロダクトマネジメントのスキルを持った上で事業開発を推進できる人材になりたいと思っていました。最初はCSとして入社しましたが、顧客接点がとても多く、プロダクト開発との連携が密接な環境はキャリアプラン上も魅力でした。

角谷:先ほどの話にも通じますが、組織がまだまだ「カオス」なので(笑)、マネジメントとしてPdM組織を立ち上げて、育成環境をしっかり作っていくことに挑戦したいと思っていましたね。

ー皆さんそれぞれ熱い想いを持たれていますね。今SORABITOではどんな仕事をしていますか?

遠藤:今一番時間を割いているのは、各プロダクトの事業戦略・計画作りです。プロダクト本部長の役割を超えて、売上を作る部分まで考えています。僕の場合、半年おきにメインタスクが変わっていて、太陽建機レンタルさんのi-Rental受注管理のPdM、i-Rental注文アプリの事業開発やPdM、組織管理としてのプロダクト本部長をやってきて、今は事業責任者に近い立場になっています。

入部:最初は、受注管理を利用するキナンさんや太陽建機レンタルさんの各営業所に対する導入支援業務を担当していましたが、その後はPdMとして受注管理のプロダクトマネジメントや、CSMとして注文アプリ導入企業に対する定着支援業務も行っています。今後は、受注管理のSaaS化に向けたプロダクトマネジメント業務に注力していく予定です。

角谷:僕は、入部さんが言ってくれた受注管理のSaaS化に向けた要件定義や概算見積りの作成に加えて、実は注文アプリにもPdMとして既に関わっています。例えば、他のメンバーが要件定義や設計してくれたものをレビューして進め方を意思決定しています。注文アプリもいずれ担当することは分かっていましたが、関わるのはもうちょっと後かなと本心では思っていました(笑)

遠藤:角谷さんはプロダクトマネジメント部隊を率いる役割を期待しているので、いずれは全プロダクトを見て欲しいと思っていました。なので、入社後半年くらいから注文アプリをお願いしようと思っていたんですが、スタートアップあるあるでリソースが足りなかったんですよね(笑)

(入部)

「裁量の大きさ」と「風通しの良さ」がSORABITOの魅力

ー皆さん、充実した日々を過ごされている印象ですが、SORABITOの魅力は何ですか?

遠藤:もともと色々やりたいと思って入社して、実際にやらせてくれる、かつ過去にやったことが無いことも含めて挑戦を認めてくれる会社であるところです。つまり、青木さんや博多さんの器の大きさを感じます。ここまで認めてくれるスタートアップは意外と少ない気がします。あと、セクショナリズムはかなり少ないですよね。組織が大きくなれば、営業対プロダクトなど異なるチーム間でボールを持ちたくないから喧嘩したりするじゃないですか。SORABITOではそういうシーンを見たことがない。サービスを良くするために喧喧諤諤の議論は沢山あるけれど、マイナスな要素は全く無いので、大企業にいた身からすれば新鮮です。

入部:やっぱり「任せてくれる」というのは大きな魅力です。入社してしばらくは僕が適任とは言えない役割もあったと思いますが、「やりたいならやってみなよ」と背中を押してくれたのは本当に嬉しかったです。

ーやったことがないことをやるのは人によって躊躇するかと思いますが、遠藤さんにそういう感覚はありましたか?

遠藤:僕は無いんです。慣れてしまうとどうしても飽きが出てくるから、未経験な領域の方が純粋に楽しいし、その中で成果を出せればシンプルに嬉しいという気持ちが強いです。やり方が分からないことはしょっちゅうあるんですが、やってみて軌道修正すれば良いと思っています。あと、僕の相談相手が博多さんなのですが、悩んでいる時に良いアドバイスをくれるんですよ(笑)博多さんのおかげで乗り越えられているとは思います。

ー入部さんも未経験な領域があったと思いますが、しっかり成果を出しているから凄いですよね!

入部:遠藤さんにとっての博多さんのように、僕にとっては遠藤さんから親身にアドバイスをもらえたことが大きいですよね。SORABITO 1年目はしょっちゅう遠藤さんと長電話していましたから(笑)あと、SORABITOのもう1つの魅力として、CSMやPdMという立場上、社内の色んなチームの皆さんと一緒に仕事をする機会が多いのですが、総じて仲が良いというか、社内の雰囲気が良いですよね。例えばセールスのメンバーに質問すれば即レスですからね。本当にありがたいです。

ー角谷さんは入社して2ヶ月ですが、SORABITOの魅力はありますか?

遠藤、入部:まだ2ヶ月なのか(笑)

角谷:(笑)2人と同じで、「裁量の大きさ」と「風通しの良さ」が魅力ですよね。組織が良い意味でカオスなので、手を挙げた人の意向を尊重してくれる空気感があると思います。その結果、入社して2ヶ月の人間がキャッチアップをしつつも、どんどん意思決定をしているわけです。やりがいを大事にする人にはとても良い環境だと思うし、僕にとってはやりやすいですね。

ーある意味、角谷さんだから任せられるという安心感があるからですよね!

遠藤:それは当然あります。リクルート時代から、角谷さんは周囲から超優秀と言われていましたからね。優秀な人が判断するのが望ましいと思っています。

ー逆にSORABITOの課題は何ですか?

遠藤:角谷さんが「カオス」というキーワードを出してくれたのがヒントだと思うのですが、メンバーが増えて、全社的に意思決定やコミュニケーションプロセスが非効率になってきている課題はあると思っています。それぞれの会議体の目的は何で、参加者はどういう内容を欲しているのか等、この辺りの設計が現時点では不十分だし、これまでのSORABITOであれば、必ずしも得意ではない領域だと思っています。そんな中で、小林さん(カスタマーサクセスグループ長)が課題感をもって、営業・CS・プロダクトの連携フローを改善してくれたり、角谷さんもPdMの組織づくりを意識してくれているのは心強いですよね。また、SORABITOのバリューには「OPEN」(参考記事 最終回:SORABITOバリューの実践方法)がありますから、新しく入社される方が困らない、混乱しない状況を作っていければ良いと思います。

入部:1年前は個々人でやりとりをすれば意思決定ができていましたが、最近は組織が大きくなったこともあり、個々人だけではなく、チーム対チームのコミュニケーションを意識する必要が出てきたかなとは思います。個々人では握れているけど、チーム全体に共有できていなかったため、混乱が生じるといった課題は起きやすいと思います。

角谷:やっぱり「組織」というものを意識するフェーズに会社が差し掛かっていますよね。変化が多いスタートアップでは、メンバーも目の前の仕事で精一杯になりやすいから、プロダクトの中長期のロードマップを十分に描き切れているとは言えないわけです。一度立ち止まって、PdM組織の理想的な在り方を考えても良いタイミングだとは思います。

遠藤:そういう意味で、人が足りていないから生まれている課題もあるので、ぜひSORABITOに応募してくれる皆様を待っています!

(角谷)

SORABITOに合うのは「責任感」を持って課題に向き合える人

ーより多くの読者の皆様に関心を持っていただきたいのですが、どのような人がSORABITOに向いている、または成果を出せる人だと思いますか?

遠藤:リクルート流で言えば、当事者意識を持っている人。自分の仕事は自分の責任だと覚悟を持って、目の前の仕事をタスクと見るのではなく、どうすれば自分が担当している事業の売上を伸ばせるか、コストを削減できるかまで考えられる人。PdMだって営業をするかもしれないし、事業開発をするかもしれないので、どんな役割に限らず、そういう意識を持っていなければ、SORABITOのような変化が大きい組織では苦労するかもしれません。

入部:入社当時の自分を振り返ると、成長志向があることが大前提ですが、今の仕事で伸び悩みを感じている人やルーティンに感じる人にはとても合う環境だと思います。役割が常に変わるので刺激的なはずです。

遠藤:若い人にはとても良い環境だと思いますね。入部さんは一種のロールモデルかもしれない。

入部:本当に嬉しかったことが、僕のポンコツ時代を知っている角谷さんが「すごく成長しているね」と言ってくれたんですよ。

角谷:「成長したなぁ!」と言った次のミーティングで、ダメ出ししましたけどね(笑)特に成長を感じたのが、お客様向けの資料の質が飛躍的にUPしていて感動しました。CSMやPdMでお客様目線をもって徹底的に資料作りに励んだ結果なんでしょうね。

入部:遠藤さんに何度もレビューしてもらいましたから(笑)SORABITOは顧客と向き合う機会がとても多いことに加えて、遠藤さんのこだわりをしっかり意識できるようになったからだと思います。

ー角谷さんはSORABITOに向いている人をどう思いますか?

角谷:変化を楽しめる人ですよね。あとは、課題が出てきた時、積極的に手を挙げて巻き取りにいける人かどうか。責任を持つという意識は重要だと思います。

遠藤:たしかに「責任感」もキーワードな気がしますね。

角谷:変化が多いので、事業全体に意識が向く人には合うはずです。

ー最後に、今後1年の抱負を教えてください!

遠藤:入社して間も無い頃、建設現場と建機レンタル会社のDXを実現するための3ステップ(参考記事 第2回:SORABITO ビジョンの礎になる事業づくりの可能性)を絵に描いたんですね。そこから、注文アプリ、受注管理が生まれて、さらに受注管理のSaaS化と建設現場のDXサービスの実現が今後1年で見えています。まずは初志貫徹であの絵を完成させたいと思っています。そこの基盤を実現できれば、3サービスの周辺領域で色々連携できるようになりますからね。SORABITOのビジネスの根幹を作り上げたいです!

入部:角谷さんと一緒に受注管理のSaaSプロダクトをしっかり立ち上げることが目標です。その後は、遠藤さんのように自分で事業戦略の絵を書けるような存在になりたいです!

角谷:受注管理のSaaSプロダクトをリリースして、お客様にしっかり使っていただける状況を作りたいです。あとは、複数プロダクトがある中でUIを横串で通していきたいと思っています。新しいサービスが今後も生まれようとしている中で、同じユーザーが複数のサービスを使うケースが出てくるので、UIのルール化を爆速でやりたいと思っています!

ー皆さん、面白い話をありがとうございました!

読者の皆様、いかがでしたでしょうか?
SORABITOではプロダクト本部を中心に積極的に募集をしています!ご興味をお持ちいただければ、カジュアル面談含めて是非お気軽にお問合せください。

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