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宿題をやりたくないんじゃない、わからないんだ

私の小1・個別支援級在籍の息子は宿題をやりません。
ぜんぜんやりません。
音読とプリント(国語と算数、両面で計1枚)の宿題を
まっっっったくやりません。

先日の個人面談で先生に宿題のプリントのことを聞いたところ、
「1年生はみんな同じ宿題」とのことでした。
これは驚きです。

薄々怪しんでいましたが、
息子の進度より先の課題ばかりが出されていたのです。
やりたくないんじゃなくて、わからなかったのです。
だって、まだ習ってないもの。

まだ診断ができる年齢には達していないので推定ですが、
息子は学習障害(LD)の可能性が高く
勉強もゆっくりです。
通常級よりも勉強の進度が遅れているとは聞いていました。
でもまだ習っていない宿題が出されていたとはつゆ知らず、
出来る日にはそのプリントや音読をやらせていました。
やりたくなくて泣いてしまう日も多かったです。

でも昨日「え〜い、もういいや!」と急に開き直り、
先生の指示を無視して
息子が今やっているらしき教科書の部分を音読することにしました。
通常級の課題よりずっと前の方のページです。

すると息子は
「ここ、オレが今頑張ってるところだよ!」と
たどたどしいながら一生懸命音読しました。
今までぜんぜんやらなかったのに!

味をしめた私はさっそく書店へ行き、
国語の漢字ドリルと算数のドリルを買ってきました。

また宿題のプリントを無視して
国語の漢字ドリルを息子に見せてみたところ、
「やりたい!」と
自分から進んでやり始めました。
もちろん、一番最初の「一」の漢字からです。
楽しくなったようで「三」までの3ページを一気にやりました。

やっぱり「やりたくない」のではなく、「わからなかった」んだ。

子供の状態に合わせた課題だと
ちゃんと意欲的に取り組めるんだなと感じました。

もっと早く気づいていれば…。
可哀想なことをしました。

個別支援級の担任の先生には漢字ドリルを見ていただいて
宿題の代わりにできないか相談するところです。

OKが出るといいな。


息子がやった国語ドリルはこちら
(息子曰く、「見やすくてわかりやすい」とのこと)


算数のドリル

(こちらは買ったけれどまだ挑戦していませんが)


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