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004.不快な感情から根本原因を見つけよう

パニック・不安障害を手放すためのワーク

♡自分に厳しくすることを意識的にやめる。「〇〇したらいけない」を「してもいいよ」に変える。  

♡怖い、嫌だ、つらい、苦しい…そんな”不快な感情”になるもの全てから距離を置き、自分にとって心地よい快適な状態をつくる

♡自分の望みを実現するためなら、自己中心的で、マイペース、人に迷惑をかける、常識外の人になる。それを許可する。


パニック・不安障害は、身体のコントロールが効かなくなる「症状」が出るため、その「症状」を取り除くことを考えがちです。

ただ、身体は心と密接に繋がっている上に、
特にパニック・不安障害というのは【漠然とした不安・恐怖】がトリガーとなっていることから、精神面での負荷が身体に現れていると考えるのが自然です。

なので、実際は心に原因があると言って間違いありません。

心に原因があるのに、身体の症状を治そうとしたところで治るわけがないんですね。
根本原因を無視したままですから。

私自身は、この心の原因を見つけるのにだいぶ苦労しました。
9年間もパニック障害が治らなかった理由は、
一切根本原因がわからなかったことなんですね。

今では、明らかな答えにたどり着いているので、
心へのケアや対策を行うことでスピーディーに快方に向かうことができました。

私の持論だと、
全ての精神疾患の原因は、
自分の人生の舵を投げ打っている状態が引き起こしていると私は思っています。

自分の人生を生きていないってことです。

私が、自分の人生を生きていなかったときの特徴を挙げてみますね。

・「自分のことが一番わからない」が口癖。本気でそう思っている

・自分が何したいのかがわからない。夢も目標もない
・その場の空気や周りの人に合わせて自分の意見や行動を決める
※特に親や世間、友人からどう思われるかを気にしている
・毎日がつまらない。行動する気が起きない

・身体が重い、体調を崩しやすい
・人と自分を比較して、劣等感や優越感に左右される
・人からの良い評価をもらうことでやっと自分の存在意義があるように感じる


 などなど

※その他に、家庭や職場環境などで、自分にとって不快なものがあるにも関わらず、無視したり我慢し続けている場合にも精神疾患は現れます。


自分の意思を見失うと、どんどん息苦しくなっていきます。
人生に自分で制限をかけて、本来の望みを見えなくする状態になるからです。

そうすると、
苦しい、嫌だ、つらい…など、そういった”不快な”感情がどんどん増えていくんですね。
自分にとって、心地の良い状態ではない、自分の意思とは違う方向を進んでいるからです。

しかし、心や行動に制限をかけていると、
”不快な感情”を感じたらダメだ、と抑えつけるようになっていきます。

そうやって細かい不快を無視し続けた結果、
パニックのような大きな症状が出てきて、
自分の望みじゃないよ!と危険信号を大きく出してくるんです。

(よく覚えているのが、私は高校生の時、電車の中で苦しい感情をギュッギュッと押し込めたことがあります。本当に感情って意識的に抑えつけることができるんです…。この後パニック障害が始まりました。なので絶対に押し込めるのはやめてください。)

本当に望んでいる自分の意見ではなく、
周りの人の目線を意識した意見(教育・常識など)が当たり前に正しいように感じますが、
大きな視点で見たら、それも誰かが決めたこと。

大多数の人が信じているからと言って、
それが必ずしも正しいわけではないですよね?

会社を休んだって死なないし、学校の成績が悪くたって今後の人生が全部終わるわけじゃない。

常識に固執する努力をやめてください。
我慢は美徳なんかじゃありません。
つらいのに我慢して、誰かを優先するのをやめてください。
苦しいなら、逃げていいんです。

パニックが出るほどつらいんですから、
あなたは自分を最優先してケアする必要があるんです。

他の人を気にしている暇は一切ありません。

自己中心的で、マイペース、人に迷惑をかける、常識外の人になることを恐れないでください。

今までおざなりにしていた自分を今すぐに心地よい状態に持っていく。 
あなたが元気で、イキイキと生活していることの方が大切です。




苦しい、嫌だ、つらいなどの不快な感情こそが
自分の快適な生活に導いてくれるもの。
押しつぶすのではなく、うまく利用して、自分の気分が良くなることは何なのか探してみてください。


嫌なこと、不安を煽ってくるもの、自分の精神をすり減らすもの、怖くてたまらないもの、何ですか??
全てから距離を置いてください。

心地よく感じる状態は、自分で作れます。

それこそがパニック・不安障害完治までの最短距離です。

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Sora Okamoto
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