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20240210 通院メモ 1年間を通してのバイオリズムからわかること・・・双極性障害との付き合い方

今日は診察。
診察で、最近鬱よりの混合状態がひどいことを話す。
ギリギリのところにある感じ。
それから、倦怠感が大きいということも話す。

いつも、診察があるときに前の診察からモニタリングしてアウトプットしてきた記録の中から大きな傾向について話をする。
前回の診察は3週間前だったので、この3週間の振り返りを自分の中でアウトプットしていくわけだ。

そうして気付いたことは、年が明けて2月位が一番しんどくなる傾向が強いということ。
過去2回休職したときも、この時期だった。
そんなこともあったので、今はものすごく慎重に過ごしていることを話した。

そうすると、医師から
「年間通してのバイオリズムがあって、その底が今の時期なのかも知れない。大学受験などの時などはどうでしたか?」
と、これまでの人生の大きなプレッシャーがかかる状況での状態を質問された。
自分自身としては、高校入試、大学入試、そして就職などについてはプレッシャーがあったものの、この時期はどちらかというと
「やることをやって、忘れないように継続的に問題を解いていれば頭から抜けることはない。本番までマイペースを維持すれば大丈夫」
という感じで、のんびりと構えていたところがあった。
それに、この時期は季節的に好きだったりするのだ。
もっと冬が長く続いて欲しいと思うこともあった。
ピリッとした空気感と、春が近づいて日差しに春らしさが少し含まれた柔らかい感じというのが大好きなのだ。
あまり過活動にならない感じでもある。
だから、質問されたことのイメージとは食い違っていた。

しかしながら、じゃあ「いつからこの時期にしんどくなるようになったのか?」ということを考えてみると、明らかに就職してからだった。
この時期に、仕事に取り組んできたことの結果が見えてくる。
思い描いていた状態との食い違いが秋くらいから出てきて、もう完全に自分が当初目標としていた状況が得られないのを感じると、自責の念が強くなるのだ。
どうしてこうなったのだろう?
自分には何が足りないのだろう?
グルグル思考も強くなる。
新しい年度になって春先から夏、秋にかけては意欲的に取り組んでいくのだが、思い通りにならないというのが見えて来始めるというのが、落ち込みのきっかけになっているのかもしれない。
「とても、自責が強いですね」
と、医師からも言われる。
なんでもかんでも、自分の責任と言う風に考えがちなのだ。
そういう自動思考が思いっきり気分や意欲を落とすことにつながっているのが見えてきた。

それが見えてきたことで、開き直りではないけれど、自分の出来ることをやっていくだけということを改めて自分に言い聞かせることにした。
そして、復職前に言われた言葉も思い出した。
「『頑張って出来る事』というのは、頑張らないと出来ないことだから、それは苦手なことで、ものすごくアクセルを踏みつけることになり負荷が大きいのです。『頑張って出来ること』は、してはいけないことです。」

これを思い出せたのは、ここのところのモニタリングなどで自分の状態が見えてきたことの収穫かもしれない。
診察を受けて、良かったなぁと思うと同時に、支えてもらえている実感があり、少し安心することが出来た。

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