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7月31日 通院メモ 認知行動療法の入口の所について今一度、再確認(セルフモニタリングとセルフコントロール)

セルフモニタリングとセルフコントロールは凄くつながっている。

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セルフモニタリングは、決まった時間や間隔ごとに様々な要素を記録する。内容としては、生活リズムや食欲といった実生活の中身、スケジュールに対しての行動、睡眠、さらには体重、血圧、歩数、体温などの生身のデータといった記録出来るものと、認知機能面、呼吸の状態、姿勢などといったその時の様子などをモニタリングする。

セルフモニタリングするにあたり、自分にとって「丁度良い」ものを身につけておく必要がある。ただし、すぐに身につけられるものではない。
呼吸だけをとっても、いつの間にか息が詰まっているような状態になっていることもあり得る。
だから、治療初期はひたすら呼吸法を練習して、そして短い間隔で呼吸についてモニタリングしていく。
呼吸は、ストレスや思考においての自分でコントロールすることの出来る入口となるものというのがクリニックの説明。
だから、暇さえあれば呼吸法の練習をする事を勧められる。

例えば、その呼吸法だけでも、
セルフモニタリング=気付きの時間(今の呼吸はどんな呼吸になっているか?)
そこから
セルフコントロール=元に戻す行為(理想的な呼吸の方法に身体をコントロールする)
という具合に、行動へ移す練習が出来る。
認知行動療法の「認知」と「行動」を結びつける、一番基礎的な練習になる。

認知行動療法の中で、様々な要素について自分にとっての良い状態(ただし、躁の状態ではないことは強調しておく)から、セルフモニタリングのタイミングで把握し、セルフコントロールが出来る様にするというのが、何よりも効果的ということだ。

夢中になったり、仕事などに過集中しすぎることで、大きなストレスがたまっていたり、躁の状態に気付かない状況が起こることを避ける必要がある。Ⅱ型の双極性障害の場合、躁になっていること自体に気付きにくいという事もあるからこそ、セルフモニタリングの重要性はとても高くなる。

最初は15分間隔で、まず呼吸法と姿勢から。

それだけでも、習慣になると自分の状態の把握の精度が上がってくる。

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