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感情のコントロールについて


余裕がないときに、イラっとしてしまう。
いつもだと聞けるのに、なんか聞けない。

そういうことがあるかと思います。


そんなときにはまず、
ぼけ〜っとしたり、その場を離れたりして、自分を落ち着かせること

そういうお話をすることがあるのですが、

これはその瞬間の対処法で、解消するためには、このあとにすることがいくつかあります。


その1つ2つが

ポジティブに切り替わるまで、ネガティブな感情を感じきるとか
自分を理由にする、自分に責任を置くこと

です。


例えばなのですが

子どもがマイペース、自由過ぎ、やめてほしいことをして「もー!!!」となったときに、何に対してイラっとしたんだろう。と考えると

なんで、いつも話聞いているのに(関わっているのに)これをしてくれないんだろう。
いくらなんでも、ゆったりすぎないか。
人に迷惑をかけるのがイヤ。とか

何かしているときに、話しかけてきてイヤだなぁ。
思い描いた計画どおりに、進めたいんだよな。
私はこんなに自由にしていないのに。とか

いろんな想いが出てくるかと思います。


そうやって、自然と切り替わるまで客観的に感情を感じ続けると、

見返りを求めるってことは、本当はここまでやらなくてもよかったんだな。
マイペース・わがままはいけないと思っていた。
反対に、もうちょっと自分は動こうかな… とか(反面教師、笑)

人に迷惑かけるのがいけないと思ってる。
子どもが遊んでいるとき・話しかけてほしくないときに、ご飯とか身の回りのことでも、自分の都合で話しかけることが多いかも。

予想外、枠外、ルールから外れることが好きじゃないんだな。
あっ、本当はもっと自由にしたいんだな。とか。


自分の内面、自分がまわりの人にやってきたこと、思ってきたこと、本当はこうしたい。その価値観をそろそろ変えるときだよ。が、実は大半だったりします。

目の前で起こることは、だいたい自分の過去か現在の鏡。


あー、私ね。とか、自分がムリしていたのか。自分が感情的になっているんだ。自分にとって必要なできごとなんだ。とか

責めるわけでもなく、否定するわけでもなく、自分を理由におく(自由)と、消化されていきます。

完全に気にならなくなるのには、実は6方向くらいのアプローチが必要なのですが。



意外とこれがむずかしいのは、

ネガティブな感情って、感じたくないというのがあったり、

〝大変なことを頑張って乗り超えていく〟という無意識があったりすると、
地味なこと(自分の声を聞き続けること)をするでなくて、頑張って変化するほうを選んだり。

(受験とか、部活とか、頑張って評価を得るとか、切り替えるとか、小さい頃からの習慣って大きい)

変化しようとすると、脳は戻ろうとするのもあるので、〝抜けたのにまた戻る〟というのもあったりします。


外科手術、縫合、カウンセリングなどは、痛みをともなって治っていくように

子どもたちが感情的になったときに、切り替えようとするよりも「そうなんだね」「こうしたかったんだね」って寄り添った方が、時間はかかるけれど、自然と自分で切り替わっていくように

コツコツ自分の声を聴くというのは、派手さはないけれど、土台を作っていきます。

さらには、自分の声を聴いた分子どもの声を聴けるので、聴くって、一石三鳥くらいの効果です。笑


とはいうものの、1人だとなかなか自分の声ってわからないので

みんなでお話しながら、ちょっとずつゆるんでいくのが、おしゃべり会

深いところまで自分の感情をみていくときは、相談。2時間以上だと、ゆっくりいろんな話題のお話ができます。

預かり合いや託児のときも、自分の気持ちをお話したり、のんびり過ごしていると、ちょっとずつゆるんでいったりします。場にいるだけで、ダウンロード。


詳しい内容は、お気軽にお問い合わせくださいね。



いつもありがとうございます。

sora no niwa 


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