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空通信vol.129_【姫路の大学生が送る】姫路の魅力発信インタビューvol.37【株式会社岡友恵堂】


こんにちは!コミュニティスペース空でインターンをしている高見です!

今回は『株式会社岡友恵堂』の3代目社長の岡秀樹さんにインタビューさせていただきました!

岡友恵堂様では、製菓業をされていて炭酸せんべいが有名です。

スーパーなどで見かけたことある方もいるのではないでしょうか?

岡友恵堂さんを経営する岡さんに思いをきかせていただきました!

株式会社岡友恵堂

岡友恵堂の創業は、岡社長の祖父が昭和20年代に菓子メーカーに修行した後

終戦後の、昭和30年代初頭に創業しました。

元々お父様が社長をされていたが、急に亡くなられ継ぐことになり、3代目だそうです

社長のこれまで

高校を卒業された後、高砂屋さん(今は無くなっている)という西宮の会社に、1年くらい修行をされてから、岡友恵堂に入社。そこからはずっと社員として頑張ってきたそうです。

その後先代が急に亡くなられ、引継ぎ3代目になられたそうです。

引き継いだ際は、とても大変だったそうで、税務から1つずつ立て直したそうです。

仕事のやりがいを教えてください。

やったことがすべて形になり、見えるものになる。 お客さんに喜んでもらえる、お客様からハガキなどもらって、
美味しかった。という言葉をいただけるのが一番のやりがいだそうです。

炭酸せんべい

なぜ炭酸せんべいを作り始めたのですか?

炭酸せんべいをつくるきっかけは、 みさき温泉のお土産として赤穂の特産品である塩を使った商品が作れないかという依頼がきっかけではじまったと聞いたそうです!

先代の時代は一つ一つ手作りでやっていて、昭和40年くらいから機械に移行していったそうです!

岡友恵堂ならではの炭酸せんべいのこだわり

原材料にこだわっている。関東では、卵をいれますが、卵をいれていない。

また普通の水で生地を作ってもなかなか良い味が出ず、先代と先々代が試行錯誤して、

北海道の羅臼昆布を出汁に生地をつくると美味しさが増し、そこから、数十年出汁をとって使用していて、他社さんはやっていないので大きな差であるそうです。

また、赤穂の焼き塩を使っているのがこだわりだそうです。

常に時代のニーズに合わせて、社長主導で商品開発もされているそうで、 チョコレートをかけたりクリームなどをサンドしたりとかして、若い人にもアプローチできるようにリニューアルしているそうです!

炭酸せんべいの種類

今は5種類で、鳥取の砂コーヒーを使ったコーヒーせんべいや黒豆きな粉、緑茶(伊藤園、朝来茶)プレーン、ミルクだそうです!

地産地消で、地域の特産品を使った商品をつくってほしいと依頼があるそうです!

岡友恵堂としての今後の目標は?

時代の流れがものすごく早いので、長くて5年先のビジョンで動いていて、 設備を一つずつ変更して改良して、新しい商品を作って行き 利益を出して社会貢献したい。

最後に学生に伝えてたいこと

目標を持って、すぐあきらめずに、続けること。
「継続は力なり」 最初楽しくなくても、やっていてよかったと思えるように。

インタビュー後

インタビュー後に、工場見学をさせていただきました!!

機械は全て企業秘密だそうですが、出来上がり流れてきた炭酸せんべいの撮影をさせていただかました!

出来立ての炭酸せんべいをいただきました!

出来立てはもちもちで、冷えていくにつれ、固くなりサクサクになっていき、食感が変わるのがとてもおもしろかったです!

最後に学生に伝えたいことで「継続は力なり」という言葉は、代替わりの時に大変な思いをし、今経営が軌道にのっている岡様だからこそのお言葉なんだと思いました。

時代に合わせて、商品を開発していると聞き、製菓業は簡単に商品を変えられないので、同じ商品のアレンジを考えるのは難しい中、色々な味を開発されていて、すごいと思いました。

今後の新商品も食べてみたいです!


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