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「お前には無理だ」「やめろ」と言われ続けてきた英語人生

記事を読んでくださってありがとうございます。
今回の記事は、英語に関するテクニックやおすすめではありません。

英語を10年間ほど勉強してきましたが、ずっと孤独な戦いでした。

今でこそ海外の友達もいて、英語も不自由なく話せる程度にはなりましたが、勉強したての頃は正直辛かったです。

今回の記事では、私の英語人生を少し紹介します。

sora カナダ 「ルイーズ湖」


「英語?お前は無理だ」と言われ続けてきた人生

私が英語を勉強し始めたのは高校3年生の夏ごろでした。
その頃から「英語の先生になりたい」と思い勉強を始めましたが、周りからは非難の嵐。

「お前には無理だ」「現実の成績を見ろ」「体を動かす仕事の方があっている」
確かに当時の私は同意見でした。

英語の成績はいつも「2」
学力テストは100点満点中30点ほど。
「主語?動詞?」日本語ですら把握していない。

周りが反対するのも納得の状況ですよね。
それでも私はある「夢と野望」のため英語を勉強し続けたのです。


「憧れの先生のように」「見返してやる」という思い。

英語の先生になりたいと思ったきっかけは、高校時の教育実習生の存在です。
その先生の話す英語がカッコよく、英語が苦手な私は一瞬で惹き込まれました。

「先生のように英語を話せるようになりたい!」
と思い、無我夢中で英語を勉強し始めました。

しかし、周りからは猛反対。
それに加え学校の先生からも馬鹿にされる毎日。

当時の私は、自分でもわかるほど英語が出来なかったので、指摘されるのは当然だと思い込んでいました。

そんな中、ひょんなことから私をからかっていた先生が「英語を話せない」という事実を知ります。

「英語が話せない人に英語を教えてもらっているのか…」
「英語を話せない人が、英語が出来ない私を馬鹿にしてる?」

「憧れ」と「野心」
その両方が混ぜ合わさり、より強く英語の勉強に力を入れました。

sora  バンクーバー


打ち砕かれた自信

英語が全く出来なかった私でもなんとか大学に入学。
英語の教員免許が取れる学部に入学しました。

「主語ってなに?」「英語の並びは、主語+動詞?」
中学校で習うような基礎の基礎から始めて、ある程度の知識が身につき少し天狗になっていたかもしれません。

アメリカ人の先生に、生意気にも英語で話かけてみると
先生「Well…△#〜%$#&’….」
私 「……………………………..…..okay. Thank you!」

今までの自信が打ち砕かれた瞬間でした。

しばらく落ち込みましたが、「夢と野望」のため、私はそのアメリカ人の先生に毎日話かけます。

「Hi. How are you?」「What are you doing now?」「Where are you from?」
自分がすでに知っている情報でも繰り返し聞いていました。

周りから見れば「何してるんだろ」と思われていたでしょう。
それでも私は「英語を話せるようになりたい」その一心で、無我夢中でした。


「大学=英語」の生活

私の大学生活は、すべて英語に捧げたといっても過言ではありません。

●空き時間、空きコマは英語の勉強
●授業がない時間はアメリカ人の先生と英会話(?)
●土日は留学資金を貯めるためアルバイトをして、休憩時間は英単語
●ひとり言はすべて英語で

他の大学生から見ると「勉強ばっかりでもったいない」と思うかもしれません。
(実際「もっと遊んだら?」と言われました…)

ですが当時の私にとって「英語」は「遊ぶ」よりも大切でした。
大切というよりもむしろ、英語の勉強が楽しくて仕方がなかった状態です。

そんな英語漬けの毎日を過ごしていた私も、なんとか留学の切符を手に入れ、海外で本場の英語を学びました。

sora  留学先で


夢が叶った瞬間

留学を経て知り合ったイギリス人の友達を実家に連れて行きました。

「soraが英語を話している」「イギリス人を連れてきた」
実際に私が英語を話しているのを見て、皆の驚く顔が忘れらません。

英語の先生になる夢も反対されず、努力が実った瞬間でした。

英語は自分にとって大きな財産となり、自信を持って言える特技となりました。


最後に

私の英語人生は決して楽なものではありませんでした。

周りからは反対され、先生からも馬鹿にされ、もちろん嫌になった時期もあります。
それでも諦めなかったのは、「英語を話せるようになりたい」「英語の先生になりたい」という夢があったから。

私のように反対され、馬鹿にされ、笑われるかもしれません。
そういうときこそ「今に見てろ」と笑ってやりましょう。

「努力は期待を裏切らない」
周りの言葉に振り回されず、自分の夢や目標を貫いてください。



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