科学的に考える人

科学的に考える人です。 「科学的」と言える要素は2つ、高い再現性と明確な因果関係です。…

科学的に考える人

科学的に考える人です。 「科学的」と言える要素は2つ、高い再現性と明確な因果関係です。 主に現場オペレーションを科学的目線で言語化し、できるだけ簡易な方法で業務に落とし込むための仕組みを考えることを生業としています。得意分野は輸送寄りの物流マネジメント。

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まずはサイトマップからどうぞ

科学的に考える人のサイトマップボクがサイトマップを置いた理由 これまでnoteに記事を書いている中で、やっぱりボク自身の書きたいことっていくつかのカテゴリーに分かれるなあ…と感じていた。そして、このnoteは機能的にフォルダ分類はできないんだなあ…とも。 少し前から、他のクリエイターの人たちはどんな風に書いてるんだろ?と思って、いろんな人たちの記事を読みに行くようにしている。こっそり読むのもなんなので「スキ」を付けることが多い(「スキ」という語感が「いいね!」よりスキなん

    • 本日パソコン不調のため、投稿をスキップしますー。代わりに先日の出張の時に買ったスライムういろうの写真でもどうぞ。

      • 「ビジョナリー・カンパニー」を読む - ③企業の価値観とは、その企業で働く人の働く理由とその責務である

        さあ、金曜日だ。 金曜日は、ジム・コリンズの「ビジョナリー・カンパニー」を隅々まで読んでいって、その中から彼が起業家や経営者にあてたメッセージを抽出していこうと思っている。 先週は「企業そのものが究極の作品である」と言う記事を書いたが、今週は「企業の価値観とは、その企業で働く人の働く理由とその責務である」ということについて書いていこう。 利益の追求より理念の追求 ジム・コリンズによると、ビジョナリー・カンパニーは理念に徹する傾向が強く、純粋な利益志向が薄い傾向があるそ

        • 「ファスト&スロー」を読む - ⑦優秀な人と厄介な人

          さあ、木曜日だ。 木曜日は心理学を取り上げていきたい。 このシリーズでは、ダニエル・カーネマンが書いた「ファスト&スロー」という本を取り上げて、ボクが読み進めながら受けたインスピレーションを書き連ねていこうと考えている。 ご興味おありの方は、ゆっくりお付き合いいただけると幸いだ。 メンタル・ショットガン システム1にはいくつかの特徴がある。 ひとつは「おおよその平均値をはじき出すのは得意だが、加減乗除の計算をするのは苦手」ということ、もうひとつは「次元の異なる尺度を

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        • 日本の運送(陸/海/空)の歴史をざっくり書く
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        記事

          競争戦略論[Ⅰ]を読む - ⑯企業はどのようにCSRに取り組むべきなのか

          さあ、水曜日だ。 毎週水曜日はマイケル・ポーター著「競争戦略論」をベースに、ボクの気づきや思考をアウトプットするシリーズを展開している。 先週は「中小企業のフィランソロピー戦略」という記事を書いたが、今週は「企業はどのようにCSRに取り組むべきなのか」ということについて書いていこうと思う。 なぜ企業はCSRを考えなければならないのか CSR(Corporate Social Responsibility: 企業の社会的責任)について考えるとき、多くの経営者はネガティブ

          競争戦略論[Ⅰ]を読む - ⑯企業はどのようにCSRに取り組むべきなのか

          ISO26000を理解する: 認証規格ではなく手引書である理由

          さあ、火曜日だ。 火曜日は、持続可能な社会について考えている。 現在のテーマは「ISO26000」の理解を深めていくことだ。 ISO26000は、国際標準化機構ISOによって開発された、持続可能な発展を実現するための社会的責任に関する包括的な手引書であるのだが… 認証規格と手引きの違い (先週の記事にも書いたが)日本で広く普及しているISO規格は9001と14001だ。 ISO9001は品質マネジメントシステムで、ISO14001は環境マネジメントシステム、共に「認

          ISO26000を理解する: 認証規格ではなく手引書である理由

          誰が「物流」を殺すのか - ⑳変化への柔軟な対応と中長期の戦略が重要

          さあ、月曜日だ。 月曜日はボクの得意分野の物流について書く日だ。 先週は「企業ごとに見る宅配便の歴史」というテーマの記事を書いた。 今日は「変化への柔軟な対応と中長期の戦略が重要」ということについて書いていこうと思う。 国内貨物輸送の現状 国内輸送においては、多頻度小口配送が主流になっている。 その背景には、技術革新によって様々な商品が小型化したこと、また工場の進化によって小ロット製造が可能になったこと、そして輸配送に関わるシステムの改良などがあるだろう。どんな業界でも

          誰が「物流」を殺すのか - ⑳変化への柔軟な対応と中長期の戦略が重要

          ボクの積読リスト

          さあ、日曜日だ。 日曜日はボクが書きたいことを勝手に書く日だ。 お気楽にお付き合いいただきたい。 すぐ本を買ってしまう癖 本への投資はケチらないようにしている。 なので、ちょっと気になる本があるとすぐ買ってしまう。いったいいくらくらい本にお金を使ってるんだろうか。 昔は紙の本に拘っていたが、東京の住宅事情からそうも言ってられなくなってしまったので、最近は専ら電子書籍をiPadのKindleアプリで読むことが多い。とはいえ、電子書籍化されてない本(古い専門書やムック本な

          ボクの積読リスト

          「賢い人の秘密」を読む - ⑦証拠

          さあ、土曜日だ。 土曜日は、哲学的な目線で、精神・社会・人生などの形而上的な世界の原理を探求していこうと考えている。 現在はクレイグ・アダムスの「賢い人の秘密」を読み進めながら、ボクが受けたインスピレーションを言語化して書き連ねている。 ご興味おありの方はお付き合いいただけると幸いだ。 論証の着地点は人によって異なる さて、前々回の記事で書いた「演繹・帰納・類推」についてだが… これらは、ボクらが何かを論証しようとするときに頼らざるを得ない方法だ。しかし、その演繹

          「賢い人の秘密」を読む - ⑦証拠

          「ビジョナリー・カンパニー」を読む - ②企業そのものが究極の作品である

          さあ、金曜日だ。 金曜日は、ジム・コリンズの「ビジョナリー・カンパニー」を隅々まで読んでいって、その中から彼が起業家や経営者にあてたメッセージを抽出していこうと思っている。 先週は「ビジョナリー・カンパニーとはどんな会社なのか」と言う記事を書いたが、今週は「企業そのものが究極の作品である」ということについて書いていこう。 起業に優れたアイデアは必要ない ビジョナリー・カンパニーの多くは設立当初から成功していたわけではない。むしろ、彼らの中に猛烈なスタートダッシュを切っ

          「ビジョナリー・カンパニー」を読む - ②企業そのものが究極の作品である

          「ファスト&スロー」を読む - ⑥確証バイアスとハロー効果

          さあ、木曜日だ。 木曜日は心理学を取り上げていきたい。 このシリーズでは、ダニエル・カーネマンが書いた「ファスト&スロー」という本を取り上げて、ボクが読み進めながら受けたインスピレーションを書き連ねていこうと考えている。 ご興味おありの方は、ゆっくりお付き合いいただけると幸いだ。 この本を読むにあたっては、人の思考に「早い思考=システム1」と「遅い思考=システム2」が存在しているということを前提に、その2つの仕組みの相互関係が、その人の判断や行動に及ぼす影響について書か

          「ファスト&スロー」を読む - ⑥確証バイアスとハロー効果

          競争戦略論[Ⅰ]を読む - ⑮中小企業のフィランソロピー戦略

          さあ、水曜日だ。 毎週水曜日はマイケル・ポーター著「競争戦略論」をベースに、ボクの気づきや思考をアウトプットするシリーズを展開している。 先週は「中小企業の多角化戦略」という記事を書いたが、今週は「中小企業のフィランソロピー戦略」について書いていこうと思う。 フィランソロピーとは マイケル・ポーターは、この本の中で企業の社会貢献活動を「フィランソロピー」というワードで表現している。フィランソロピーは古代ギリシャ語の「愛」と「人間」の2語からなっており、「人間愛」を起源とす

          競争戦略論[Ⅰ]を読む - ⑮中小企業のフィランソロピー戦略

          ISO26000を理解する: ISO26000とは何か?

          さあ、火曜日だ。 先週まで「環境問題シリーズ」について書いてきたが、今週からはISO26000について理解を深めていこうと思っている。 ISOとは何か さて、今週からISO26000について書いていこうと思っている。 ボク自身、ISO26000についてざっくりしたイメージは持っているものの、体系立てて理解しているかと言うとそうでもない。なので、自分でもしっかりと理解を深めていきたいと考えている。 まず、ISOについてだが… ISOとは「国際標準化機構(Interna

          ISO26000を理解する: ISO26000とは何か?

          誰が「物流」を殺すのか - ⑲企業ごとに見る宅配便の歴史

          さあ、月曜日だ。 月曜日はボクの得意分野の物流について書く日だ。 先週は「宅配便は優れたインフラ構築によって成り立っている」というテーマの記事を書いた。 今日は「企業ごとに見る宅配便の歴史」について書いていこうと思う。 宅配便サービスを始めたのはヤマト運輸 宅配便はいまやボクらの生活に欠かせないサービスとなっているが、宅配便がスタートしたのは1976年、まだその歴史は50年にも及ばない。 日本で初めて小口配送を行ったのはヤマト運輸である。 ヤマト運輸は1919年創業(

          誰が「物流」を殺すのか - ⑲企業ごとに見る宅配便の歴史

          なんだか真面目な話になってしまったが、たまに甘いものが食べたくなるよねって話。

          さあ、日曜日だ。 日曜日はボクが書きたいことを勝手に書く日だ。 お気楽にお付き合いいただきたい。 ミニストップのソフトクリーム 普段、糖質オフな生活をしているボクだが、やっぱりたまには甘いものを食べたくなったりするもんだ。 特に暑い時期にはソフトクリームなんて非常に魅惑的であったりする。 そんなときにお手軽なのがミニストップのソフトクリームだ。 …「お手軽」と言ったものの、実はそうでもなかった。 ミニストップの国内店舗数は1,855軒(2024年7月現在)だ。 セブ

          なんだか真面目な話になってしまったが、たまに甘いものが食べたくなるよねって話。

          「賢い人の秘密」を読む - ⑥実体・意味

          さあ、土曜日だ。 土曜日は、哲学的な目線で、精神・社会・人生などの形而上的な世界の原理を探求していこうと考えている。 現在はクレイグ・アダムスの「賢い人の秘密」を読み進めながら、ボクが受けたインスピレーションを言語化して書き連ねている。 ご興味おありの方はお付き合いいただけると幸いだ。 実体 人間がいなければ「観念」は存在しない。 「観念」は人の頭の中にだけ存在している。 正義や善良さは、観念の在り方で存在している。 観念はモノではない… それが「実体」について考

          「賢い人の秘密」を読む - ⑥実体・意味