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詩人・「まつお」さんのこと

「詩人・「まつお」さんのこと」

 まつおサンは、詩人だ。

それも一日に、2篇や3篇も詩作を行う詩人だ。

まつおサンの、そのバイタリティーには脱帽するしかない。

そして、まつおサンの詩は、画家「ゆめの」さんの画からインスピレーションを得て書かれている事が多い。

いや、まつおサンの詩は、画家「ゆめの」さんの画とセットになっていると言ってもよい。だから、まつおサンは、その詩に合わせて「ゆめの」さんの画と合わせる事もあるのだろう。

  まつおサンが、「ゆめの」さんの画に合わせて詩作を行うようになった切っ掛けは、痛んだまつおサンの心を癒してくれる画が画家「ゆめの」さんの画だったのである。

あらためて思う事であるが、画には、そのような力もあるのだ。

これは、自分の作品が誰かにとって力を与える存在であるという事で、画家だけにとどまらず創作を行う者にとっては、この上ない喜びであり作者にも力を与えてくれる事なのだと思う。

 そしてそれは、まつおサンの詩についても言えることである。

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画家「ゆめの」さんの画

 画家「ゆめの」さんの描かれいる画は、抽象画でアクリル絵の具で描かれている。

そしてその画は、若い女性らしい優しさを感じさせる画であって、一輪の花から、宇宙の深淵まで思いを馳せさせる深みも持っている。

まつおサンが、画家「ゆめの」さん画に癒しを感じたのも頷けるのである。



 抽象画は、100人いれば100通りの受け取り方の出来る画だ。その画を観る人がどのように受け取ったとしても間違いではない。

しかし、抽象画を描く画家はその制作において、ある一定の法則や意味を持たせているもので。そこが、抽象画と、単なる落書きとの違いでもある。

 まつおサンの詩は、画家「ゆめの」さんの作家活動への手助けとも繋がっていて、その思いはnoteの住人の心も動かしている。kojuroさんや、五つ葉さんなど「ゆめの」さんの画をすでに購入なさっているそうである。

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 まつおサンの詩

 はじめて、まつおサンの詩を読むと、まつをサンの独白と言うか主観の部分を多分に感じ余人の介する余地がないのではとさえ思わされる。

そして、まつおサンの愛するものへの祈りのような印象を受けるが、決してそれだけではない。

それはこの世に生きる誰でもが経験する哀しみであり、逃れる事の出来ない定めでもあるからだ。

という事は、誰でもが、まつおサンの詩の中に共感する部分を持ちえるという事であって、まつおサンの詩は、この世に生きるすべての人間に対しての普遍性を持った祈りのようなものであると言える。

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 まつおサンと私

 まつおサンに比べたら、私などは、思い出した頃に、ちょこちょこと詩の真似事のようなものを書いたりするぐらいのものだから、ずいぶんと違うものだ。

先日なども、詩作の続編を書くと宣言してしまった事を失敗だったと思ったばかりである。

書く前に宣言してしまったものだから、それだけでもう書くのが億劫で気が重くなってしまったので、書いてから発表すれば良かったと後悔しているぐらいだ。


 まつおサンとのことでは、こんな事もあった。

ある時、まつおサンが、コメントを下さった事があったが、コメント欄に、まつおサンの詩だけが書かれてあった。

その他には、何の説明もなく短い詩だけが書かれていた。

それを見た私は、困惑したのだった・・・。

情けない話だが、私は、どんな返信をすれば良いのか直ぐには何も考えられなかった。

しかしすこし考えてから、これは詩で返すのが良いだろうと思って考えてみたが、やはり何も浮かばないので困ったのだった。


 まつおサンは、紹介欄に「意思疎通が苦手」と書いてあるが本当だろうか?

画家「ゆめの」さんとは、ちゃんと意思疎通ができているようだし。

もしかしたら、まつおサンは、私が困惑するのを予想していて、その通りに私が困ったと返信したのを見て、悪戯っぽい顔でほくそ笑んでいたのではなかろうか。

などと想像してみたりもするのだが、その真意は私には分からないままなのだ。


 そんな、まつおサンと私であるが。

ある日、まつおサンが、私のnoteを記事にして紹介してくださった事があった。

もしかしたら、まつおサンは、私の作品からインスピレーションを受けて詩作をしてくれたのかも知れない。

だとしたら、私にとってこんな嬉しい事はなく光栄なことだと思う。

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 詩人・「まつお」さんと、画家・「ゆめの」さんの画との詩画集

 そして、まつおサンは、画家・ゆめのさんの画との詩画集をnoteのマガジンで発売されている。この詩画集を決断するにあたり、note住人であるあきやまやすこさんの後押しがあった事も申し添えておく。

「あなた」とともに過ごした「最後の40日」。 1年の時を経て同じ日付がやってきて、 画家・ゆめのさんの胸に迫る作品とリアルタイムに毎日投稿した拙き詩で「1年前の今日」という追体験をしながら過去に向き合いました。 そして「完結」を見た今、 「わたし」と「あなた」の人生を昇華させてくれたゆめのさんの作家活動に貢献すべくマガジンを画詩集として販売することに致しました。 ここに詰まっているものは、誰も知らないふたりの生きた証です。

 この、まつおサンの詩は、非常に純度の高い詩だと思う。誰でもが簡単に書けるものでは無い。しかし、きっと誰でもが、この詩を読んで共感する部分も多いことだろうと思う。

そのような訳で、是非、画家・ゆめのさんの画と、まつおサンの詩で構成されている詩画集を買われて読んでみる事をおすすめする。

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終り

コメント 2020-07-15 154257

2020.11.15

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