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連載童話「桜と一粒の砂」

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連載童話「桜と一粒の砂」は、愛をテーマにした童話です。
単体販売は230円、マガジン販売は630円となります。 多くの方に読んで頂きたいので、全文無料で読…
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#連載

連載童話「桜と一粒の砂」(第四話 岩と桜の木)

連載童話「桜と一粒の砂」(第四話 岩と桜の木)

(投げ銭方式ですので無料で読む事ができます)

カワガラスは、大きな岩に語りかけました。

「岩さん、しかし見事なものですな」

と言うと。

カワガラスは、渓流の崖の上を見上げました。

そこには、満開に咲く美しい桜の木があり、その花びらが、はらはらと大岩の上に舞い落ちていたのです。

岩は、カワガラスの言葉に、ゆっくりと低い響く声で同意しました。

「まったくだ。

俺は、この厳しい山の中の渓

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連載童話「桜と一粒の砂」(第三話 大きな岩)

連載童話「桜と一粒の砂」(第三話 大きな岩)

 (投げ銭方式ですので無料で読む事ができます)

この渓流の、ずっとずっと昔の姿でした・・・。

美しい渓流の中に、そのどっしりと腰を下ろした岩はありました。

その大きな岩が、いったい何時からそこにあったのかは・・・。

この渓流に大昔から住む、ヤマメやイワナ、サルやカモシカやツキノワグマたち。

そして、カワガラスやキセキレイなどの鳥たちに。

サワグルミにモミジやブナの木の植物たちなど、この

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連載童話「桜と一粒の砂」(第二話 大空へ)

連載童話「桜と一粒の砂」(第二話 大空へ)

(投げ銭方式ですので無料で読む事ができます)

草原に咲く、クローバーの花たちの話を聴いているうちに、いつのまにか私の眼は鳥の目と成って、大空へと飛び立ってゆきました。

大空を飛ぶ、私の瞳には、海岸へと流れ込む川の流れがキラキラと光って映っていたのです・・・。

鳥となった私は、翼を羽ばたかせ川を遡りました・・・。

どれくらい飛び続けたでしょうか。

広かった川幅は徐々に狭くなり、水の流れも心

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