夢をあきらめない 〜思いよ届け、舞いあがれ〜
母の遺していたノートに、新聞の切り抜きが一枚挟まっていました
それは 解きかけの数独でした
またあとで続きをしようと思っていたのか、
途中で諦めて放棄したのかはわかりません
母は昨年9月に亡くなるまで 大阪の実家で酒屋を営んでいました
暇つぶしにお客さんのいない時間に店先でやっていたのかもしれないし
店を閉めてから夜寝る前にやっていたのかもしれません
数独なんてやってたんだ
ずっとやっていたのかな
気まぐれにやってみたのかな
わたしは離れて一人暮らしをする母を気にかけ