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サッカークラブのGMが、noteはじめます。

表題の通り、noteを始めることにしました。
個人的には「満を持して」といった具合です。

以前はWEBメディアの編集長や医療書籍のレビューの仕事をやっていたこともあり、文章を書くことや発信をすることは好きなのですが…

それでもやらなかった理由は偏に
「特に発信するコンテンツがないなぁ」
この一言に尽きます。

そんな僕が、何故このタイミングで、こういった媒体を通じて発信する気になったのか。この記事ではそれを簡単にまとめておきましょう。

そもそも、この記事を書いている人間は何者なのか。

ご存知ない方のために先にお伝えしておくと、僕は今「FC SONHO 川西」というサッカークラブの経営を行なっているGM。ゼネラルマネージャーってやつです。大層な肩書きです。

GMというと、役割は会社或いはクラブによってそれぞれですが、ざっくり役職の意味だけ捉えると

ゼネラルマネージャー(General manager:GM)とは、経営や経営企画に関して決定権を持つ管理職です。
ゼネラルマネージャーという役職は、主に欧米の企業で用いられます。役員に近い上位の管理職のひとつで、現場を管理するマネージャーを管理する役職です。また、ゼネラルマネージャーは、自身の配下組織もしくは社内のすべての組織に対して決定権を持つと同時に、業績に関する責任を負うのが一般的です。日本国内の外資系企業のゼネラルマネージャーも、概ね同様の役割を担っています。

Professional recruitmentより引用

といった意味合いらしく、これが海外サッカーの場では

GMは日常の実務的なクラブの経営を仕切っている。ただ、多くのクラブでは実質的な権限をオーナーが握っている場合が多い事から重要な場合においてはオーナー自身がクラブの重要な意思決定を下している。なお、各クラブによっては名称がスポーツディレクターや強化ディレクターなどと呼ぶ場合もある。

wikipediaより引用

といった具合らしいです。
FC SONHO 川西にもガンバ大阪で選手としてプレーしていた経験がある小川直毅オーナーがいるので、海外サッカーの現場におけるGMの立ち位置が近いのかもしれませんね。

そんな形でサッカークラブのGMをやっている僕が何故満を持して今回noteをもって発信するようになったのかというお話でして。

想いを発信する表現者でいなくてはならない

サッカークラブを経営する者として、或いは大きな野望を実現していく組織体の人間として、常に考えていたことがあります。

それが、
成功までの過程、道筋を見える形で残しておかねば勿体無い>
ということです。

大前提、皆様に知っておいて欲しいことが
「サッカークラブを作るってめちゃくちゃ面白い!」ってお話。

サッカークラブ界隈では「リアルサカつく」ってワードが非常に使いやすく飛び交っておりますが、要するに街づくりに近い感覚で自分の思い通りにクラブを創れるわけです。素敵ですよね。

  • サポーターさんがこれだけの人数応援に来てくれた!

  • 街の協賛店舗がこれだけ増えた!

  • クラブの補強が成功、或いは育成が身を結んで昇格を果たした!

  • 売り上げがこれだけ上がった!事業をここまで拡大出来た!

こんなことを自分ごとで喜びながら、大好きなサッカーで飯を食っていけるなんてことは何物にも代えられません。

さて、話を戻すと。

こんなサッカークラブ経営をしていると、日々「喜び」「苦しみ」「学び」「感動」「発見」etc…
いろんなものと出逢います。
これらは所謂、「経験」「ノウハウ」などといった部類のもの達ですが、こいつらを独り占めするなんて非常に勿体無いわけです。

僕自身のこの「FC SONHO 川西」というクラブに賭ける想いや熱量を含め、少しでも書き記しておく、或いは情報として皆様が受け取れる環境を作っておくことはきっとこれからスポーツチームを運営する人間、或いは何かに新しくチャレンジする人間の力になれるのではと思い、その場を用意したというのが一番大きな理由になります。

過程は見せてナンボの時代

更にもう1つの理由として、
「過程を知る事で魅力を知ってほしい」という想いがあります。

今や時代の先頭をひた走る、西野亮廣さん。
ちなみに彼の出身も兵庫県川西市。
彼がえんとつ町のプペルの絵本を無料公開し、事業の過程をオンラインサロンで発信していることからもわかる通り、今は完成品だけを見せてカッコつける時代なんかじゃありません。

むしろ、立ち上げの苦労を知ってもらう、或いは共にすることでコンテンツの魅力を知ってもらう。その苦労や経験さえもコンテンツとして受け取ってもらう時代です。

そういった意味合いも込めて、今のクラブ立ち上げの過程も皆様にご覧いただこうという魂胆でございます。
ちなみに僕自身は現在「SONHO LABO」というコミュニティで毎週無料セミナーを行なっているので、その発信を兼ねるという意味合いもあります。

とにかくこの想いを知って欲しい

そして最後にもう一つ。

サッカークラブをやっていると、とんでもない壁にぶつかることは多々あります。
でも、何故それでもクラブ経営なんてするのかというと
「大きな夢、成し遂げたい野望があるから」であり、
「それだけの魅力がサッカークラブ経営に詰まっているから」に他なりません。

そのため、普段は表現しない想いが、熱量が腹の底にあったりします。
そんな熱い奴らが本気で社会を変えようと動いてる。
そんなサッカークラブがあるんだって知って欲しいわけです。


今後の投稿の話

これからの発信としては、

  • FC SONHO 川西が大きくなっていく過程(現状の報告)

  • クラブ経営の中で得た経験や知識の共有

  • サッカー好きとしての与太話

こういった内容を発信していくことになると思います。

是非とも皆様、お時間ある際はお付き合いくださいませ。

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