航空会社からのキャリアチェンジってどうなの?経験が強みになる、おすすめの転職先!
航空会社からの転職は、その後のキャリアチェンジが難しい、
業界内だけに通用し、他の業界では汎用性がなくて経験を生かし辛いと思われがちです。
航空会社ならではの特徴、アピールできるポイントもあります。
今回は航空会社、主に技術職や管理部門(人事・経理・財務等)ではなく、
接客をメインにする職種について、
アピールポイントとキャリアアップに相性の良い転職先をご紹介します。
目次
1,3つの特徴
航空会社の接客業には、
乗務員・地上職員(空港・市内視点)・コールセンター等、
接客と言っても様々な職種があります。
どんな形でお客さまと接客するとしても、共通すること。
【特徴3つ】
・立ち仕事/シフト勤務
・色々な方を接客する
・おもてなしの心/語学力
2,アピールできるポイント
では航空会社での経験をどのようにして、
アピールポイントへ変えていけばよいのでしょうか。
上記の「航空会社(接客業)の特徴」を活用しながら、
一緒に見ていきましょう。
■1、体力に自信あり
航空会社で顧客と接する仕事はコールセンターを除くと、
1日の大半の時間を立って過ごすことが多いことでしょう。
時には搭乗前のお客様を探すために、空港を走り回ることもあります。
また飛行機が飛んでいる時間帯は、
基本お客様をサポートできるようになっています。
夜行便もありますし、時間を問わず、
曜日も問わずのシフト勤務になります。
勤務時間が朝から夜に変わったり(乗務員の場合は夜中のフライトや時差もあり)、
睡眠管理・体調管理に気を付ける必要もあります。
「立ち仕事/シフト勤務」という航空会社の特徴、
ここからアピールできることは、体力に自信があり、
そして自分の体調管理ができること。
いまは体力がなくて病弱な方、心が元気でない方も多く、
自分の体調管理ができて、健康であることは意外に大切なポイントです。
*コールセンターは立ち仕事ではないですが、
対面ではないコミュニケーションの難しさを駆使した等アピールできます。
■2、コミュニケーションスキル
色々な方と接する航空会社の職員さんは、
コミュニケーションスキルが高いです。
法人・個人客も対応しており、
顧客を選べないという大きな特徴があります。
お客様のタイプ、性格は実に様々です。
中には横柄な方もいて、クレーマーの方もいらっしゃることでしょう。
日々のやり取りで習得された、どんな方に対しても接客できる、
巧みなコミュニケーションスキルを持っています。
「色々な方を接客する」という職種の特徴は、
巧みなコミュニケーションスキルとしてアピールすることができます。
■3、おもてなしの心
日本では航空会社といれば、サービスの質がよく、
「最高のサービスを受けられる」と思っている方も多いことでしょう。
現にトレーニング期間にみっちり鍛えられます。
国によっても価値観は様々ですが、
日系の航空会社はおもてなしの心をもって、笑顔で接してくれます。
おもてなしの「最上級」と認識されている方も多いです。
「最上級のおもてなし」の経験は、アピールポイントです。
接客以外の職種でも生かすことができます。
3,アピールポイント
それではまとめてみましょう。
航空会社接客系職種のアピールポイント、強みは・・、
・体力に自信あり、体調管理ができる
・コミュニケーションスキル
・おもてなしの心
4,キャリアチェンジに相性の良い職種は?
転職の理由として、求職者の多くは、
結婚や子育て等の生活環境の変化によって、
「シフト勤務→平日の日中の勤務に変更したい」という方が多いです。
そのため「シフト勤務」ではない働き方をご紹介します。
■1,受付
受付と言っても、ホテルの受付やイベントの受付等ではありません。
シフト勤務のない、会社(企業)の受付です。
【特徴】
◆訪問客とのやり取りがある→コミュニケーションスキル
会社の大切な法人の取引先様です。
時には時間ギリギリに来られる方もいらっしゃいます。
中にはぶっきら棒な方、ちょっと横柄な方もいます。
どのような方に対しても、
動じず冷静に対応できるコミュニケーションスキルは必須です。
◆おもてなしの心
会社の大切な取引先様です。
中には役員・代表などもいらっしゃいます。
無礼な態度は許されません。
会社の顔として、目配り、気配り、心配りが必要でしょう。
航空会社で身に着けた、最高のおもてなしを十分に生かせることでしょう。
◆体力
受付の中には、フルタイムではなく週2・3日勤務の方もいらっしゃいます。
急な休みが続くと、一緒に働いている方のご負担になってしまいます。
体力があって、体調不良による休みが少ない方が良いというのは、
業界問わず、どの職場にも共通することだと思います。
→いかがですか?
◆◆◆:3つ揃っています。
【受付もいろいろ】
会社の受付といっても、いくつか種類があります。
◆公共機関の受付
役所や公的機関での受付業務です。
税務署や法務局には受付の人はいませんが、
例えば、市区町村の役場や住民が利用できる施設(スポーツセンター等)が
これに該当します。
◆総合受付
またオフィスの中でも、エレベーターに乗る前、1階に入館証発行をおこなう、
ビルに入っている複数の会社の顧客を受付する総合受付があります。
(まれに総合受付の横で、セキュリティ上来客の予約を管理している企業受付もあり)
*ビルの総合受付の場合、ビルの管理の会社が募集していたり、業務委託で外注している場合があります。
◆企業の受付
オフィスフロア(1フロアに複数社入っていることもある)、
会社のスペースに入ってから受付するのが、企業の受付です。
綺麗なオフィスの受付、目にしたことのない方は、
ドラマに出てくるオフィスのフロア受付をイメージください。
一度は目にしたことありませんか?
【人気度】
人それぞれ好みは違いますが、人気が高いのは・・?
◆企業の受付 > 公的機関の受付
理由:訪問してくるお相手が法人のお客様ですから。
◆企業フロアの受付 > 総合受付
1階の受付より、フロア受付の方が1社の対応のため好まれる傾向があります。
1階の受付は、冬になるとドアが開くと寒いと来たこともあります。
フロア受付は給茶を業務としておこなうこともあり、
給茶を希望しないという理由で、総合受付を希望される方もいます。
■2,秘書
【特徴】
◆コミュニケーションスキル
秘書を付ける役職の方は、会社のルールによっても違いますが、
執行役員以上につける会社が多いと思います。
自分が就く役員との細かなやり取り・調整業務だけでなく、
社内や取引先の企業の経営層の方の秘書とのやり取りもあります。
(ミーティングやイベントに一緒に参加など)
役職柄お忙しい方が多く、代わって伝言することもあるでしょう。
コミュニケーションスキルは必須です。
◆おもてなしの心
会社の代表・経営層の方々と日々やり取りを行います。
無礼な態度は許されません。
就いている方や会社の顔として、目配り、気配り、心配りが必要でしょう。
航空会社での最高のおもてなしを十分に生かせることでしょう。
◆体力
朝の早い出張や急なスケジュール変更、出張のフライト変更など発生します。
また会議に参加する方全員分のお弁当や手土産を準備したり、
急な予約・変更は日常茶飯事です。
夜遅い受付の中には、フルタイムではなく週2・3日勤務の方もいらっしゃいます。
体力があって、体調不良による休みが少ない方が良いというのは、
業界問わず、どの職場にも共通することだと思います。
→いかがですか?
◆◆◆:3つ揃っています。
■3,コンシェルジュ(マンション)
【特徴】
◆住民や訪問客とのやり取りがある→コミュニケーションスキル
高級マンションにはコンシェルジュがいるところもあります。
クラークやホテルに少しイマージは似ているかもしれません。
オフィスではなくマンションなので、接客相手はビジネスパーソンではなく、
住民(専業主婦や子供も)を相手にするので、アットホームな感じです。
老若男女を相手にするので、コミュニケーションスキル必須です。
◆おもてなしの心
高級マンションに住んでいる方もですが、訪問している来客もそれなりの地位があったり、
会社の社長や経営陣であることも多いです。
航空会社での最高のおもてなしを十分に生かせることでしょう。
◆体力
体力があって、体調不良による休みが少ない方が良いというのは、
業界問わず、どの職場にも共通することだと思います。
→いかがですか?
◆◆◆:3つ揃っています。
5,まとめ
いかがでしたか。
航空会社の接客系職種からの転職、
キャリアチェンジは難しくないことをお分かりいただけましたか。
3つの相性の良いキャリアチェンジの転職先をご紹介しました。
転職のポイントはご自身の気持ちと、
自分にできること、得意なことを洗い出し、
次の仕事に役に立てることをアピールする力です。
みなさんの転職・復職を応援しております。
少しでもお役に立てると嬉しいです。
*下記のサイトでお薦めサイトやサービスをご紹介しております。
よろしければサポートをお願い致します。いただいたサポートはクリエイターとしての活動に使わせていただきます。