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アフターデジタル2 UXと自由【感想】

こんにちはsomekichiです。

今回は「読者が選ぶビジネス書グランプリ」でノミネートされた書籍の一つである「アフターデジタル2 UXと自由」を読んでみましたので、その感想や印象に残ったポイントを紹介していきたいと思います!


UXとDXの深い関わり

UX:User eXperience(ユーザー体験)
DX:Digital Transformation(デジタルを利用した変革)

とそれぞれの単語には、このような意味があります。(実際は一言で表すことが難しいので敢えてまとめると...という意味です)

DXという概念は今や世間にも広がり、デジタル技術に関心を持つ方であれば耳にした方も多いのではないでしょうか?

このDXを成功させるにもUXという概念が重要なポイントになってきます。「良く練られたUIからもたらされるユーザーの体験」はDXを実現するのに重要なファクターとなってきます。

この書籍の特徴は「UXを通じてデジタルの世界をアナログなこの世界に如何に溶け込ませるか」という部分に深く言及している部分です。(本書では他にも数多くのことを語っていますが、somekichiは一番この事が印象に残りました)

具体的な事例を用いた解説

本書は、実際にDXを起こし始めているサービスを例に、会話を広げられるので想像しやすく、本来「ビジネスモデルなどの複雑な話」が伝わりやすく文章に落とし込まれています。

また、UXについて論じる際も実際のサービスを例にとって説明しているため、その点も非常に理解しやすい内容となっています。


デザイナーさんやフロントエンドエンジニアさんにおすすめ

勿論、ビジネスパーソンとして読んでおいて損はないと思える本でしたが、somekichiが敢えて誰かにおすすめするのであれば、UX・UI周りを設計したり実際に作り込む人(デザイナーさんやフロントエンドエンジニアさん)におすすめしたいと思いました。

モノづくりの現場では、開発者目線での開発が多く、多角的な目線を持っている人は貴重になります。この書籍は、そういった「モノづくりの際の多角的目線」を養ってくれる書籍であると読んでいて感じました。

1:ユーザーの行動を把握し
2:行動の理由を分析し
3:行動を改善するようなアイデアを出し
4:施策を打つ

当たり前のサイクルに見えますが、UXにこれを適用し行動データを溜めていくと共に「ユーザーの状況を理解する」ということが重要になってきます。

最後に

勿論人によって感じることは違うと思いますし、somekichiとは違う視点で読むことができる方も数多くいらっしゃるかと思います。

また、「アフターデジタル2」だけ見ても楽しめますが、興味があればこちらの「アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」も読んでみては如何でしょうか?

以上、藤井 保文 さんが著者である「アフターデジタル2 UXと自由」を読んでみた感想をnoteに書かせていただきました。

ここまで本記事をご覧頂き有難うございました!

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