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空海展(奈良)行ってきた

体癖を知るきっかけになった精神科医の名越康文先生が
空海展のナビゲーターとしてメディアに出演されていたのを見て

これは行かないと!と思って行きました。

恥ずかしながら、高野山の有名なお坊さん程度にしか知らなかったけど

名越先生の紹介動画やその他の資料でざっくりですが予習していきました。


▶︎【空海の経歴】

理解できた範囲ですが・・・

空海= 佐伯真魚 (さえき まお)
本名をひらがなにすると女の子みたいなかわいい名前でした☺️

若い頃は役人になるために勉強するも、出家する
そして、唐(中国)に行く。(最澄も一緒に行く)

船が難破して漂着、現地の人に怪しまれるも
書を書いて、文章と書の美しさから位の高い僧であると分かってもらえたので長安(唐の都)へ案内してもらう。

「恵果 阿闍梨」(けいか あじゃり)という僧と出会い。
弟子になり密教のすべてを授かる。
(阿闍梨とは位の高い僧侶のこと)

恵果は「この教えを早く日本の人々に教えてあげなさい」と勧める。
その後、間も無く、恵果は亡くなってしまう。

空海は、恵果の死を見届け
その後、多くの文明や文化を学んで日本に帰ってきました。

恵果と空海は、過去生を何度も共にしたソウルメイトな師弟関係であったとか。とてもロマンティックな出会いです。

密教の教えは日本の朝廷にも認められ
高雄寺(京都神護寺)で布教活動を進める。

空海展では高雄寺に因んだ「高雄曼荼羅」が見れます。

黒いバックに金銀で描かれた巨大な「曼荼羅」です。とてもカッコいい 必見❗️

有名な高野山金剛峰寺を建立
亡くなってからも「弘法大師」の名をもらい、現在まで親しまれてます。

亡くなったというより、現在も瞑想を続けていると言われているそうです。

昔聞いた話ですが
実は僕の友人が、子供のころ・・・

高野山で弘法大師が瞑想している場所へ入ってしまい、すごくお叱りを受けたことを覚えているそうです。
その時の友人は「空海さんがいてたから入った」と言ったそうです。

子供の鋭い感性が、今も瞑想している空海さんの何かと共鳴したんでしょうか?

空海は若い頃から霊能力があったと言われてますし、不思議な出来事は起こりそう。

叱られた言い訳にしては、神秘めいた話に聞こえました。
まるで、その子が空海さんに招待されたかのような話し方でした。

空海展で理解するごとに、このエピソードがなんだか貴重な話に思えたんです。

空海展はそんな空海さんが恵果さんから受け継いだ教えや思いまでもが詰まっています。

一般の人に経典を伝えるのは大変だから、図解で伝える。
それが「曼荼羅」だそうです。

大日如来様を中心に、世界は慈悲に包まれている。

展示はその曼荼羅を立体的に体験できるように配置に工夫されていたり

空海直筆の書物、日記や手紙、著書、巨大な曼荼羅、仏像など

また、インドネシアの博物館から特別に預かった貴重な仏像やヴァジュラ(宝剣)など
美しい展示物で埋め尽くされていました。

この記事の投稿時点で、間も無く展示は終了かもしれませんが、大変おすすめな展示でした。

もし他の地域でも開催されるなら是非行ってみてください❗️

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