マガジン一覧

1か月間ブログ書くぞ!

jackさんの呼びかけにより集まった15人が、1か月間ブログを書こうというチャレンジ。

29 本

娘の立場から、母の死後17年間を振り返る。

2月29日(晴のち雨) 1ヶ月間(29日間)のブログ書くぞチャレンジは本日で終了。最後の日記はどうしようかと考える。 私は現在44歳で、27歳の時に母を亡くした。当時「20代でお母さんが亡くなるなんて早いよね、大変ね」とよく言われたが、この年齢になってくると近い人を亡くす経験は珍しくない。父母ともに亡くし結婚はしていないという知人友人も多くいる。 その人たちを助けることなどできないが、今年の1月に家族だけで行った17回忌の法要で、私なりに何かできないかと考え文章を書いた

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春よ来い、早く来い

2月28日(晴) 昨日の夜、年間プロジェクトにライターとして参加して欲しい旨の連絡(いわゆる、合格通知)が届いていた(嬉)。エントリーシートが通過すればエッセイなどの事前課題があり、それらが通過したら面談があるという流れ。今月初旬の面談を終えての、返事待ちだったのだ。 実はエントリーシートの締切当日(締切まで後5時間というタイミング)にその募集に気づき、今自分が応募すべきだ!と感じるものがあった。ので、朝5時から一気にエントリーシートを書き上げたという経緯があった。 面

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標準的で平和な一日

2月27日(強風・突風) 久しぶりに仕事(今日は原稿書き)に集中できる日。 いつも通り朝6時前に勝手に目が覚め、6時にベッドから出て、朝食の準備。 通常は保育園の送りはオットが担当し、迎えは私という分担だが、今日はいつもより早く家を出るとのことで私にバトンタッチ。8時には家を出た。 今週後半戦の買い物をしたいため、8時半に保育園から出て近くのドトールコーヒーへ。スーパーの開店時間(10時)まで集中して原稿にかかる。結局10時半まで仕事をして、スーパーへ。14時~16時の

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「いくつになっても」

2月26日(強風) 「何歳になっても始まるんですよ」このフレーズを明るい声で言われて、げんなりした午前中だった。今後の自分のためにも、調べながら整理しておきたい。 なかなか咳が治らない、強めの抗生物質を3日間処方されたがそれでも治らない。という訳で、ご近所だけれど普段はなかなか降りることのない駅前の呼吸器内科へ。問診の後すぐさま6つの検査を行うことになった。 ①【レントゲン】:内部の様子を知る画像検査法の一種。 ②【ECG12】:心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記

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父娘旅に出る_20180909-17

生まれ故郷であるスペインはアロラに、父と娘で旅をした7日間のあれこれ。

父娘、旅に出る。Day1_180909

アムステルダムを経由し、昨晩、マラガ@スペインに到着しました。 25年ぶりに日本を出た父は、まさに浦島太郎。空港の自動手荷物預け機に目を丸くし、飛行中は何度となく、画面でフライト状況を確認しながら、雲しか見えないだろう窓の外を眺めていました。 その割に、マラガに降り立った途端に足取りは軽くなり、スペイン語の標識を頼りに、私よりも先をずんずんと歩いていく。 さらには、古い友人のShinjiとPepinに再会してからは、デタラメなのかどうか判別のつかないスペイン語を操りはじめ

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父娘、旅に出る。Day2_180910

到着から一夜明けた朝は、久しぶりにアラームなしで6時半に目が覚めました。 まだ夜かと思うほど薄暗かったけれど、どうやらこちらの日の出は遅く、8時半を過ぎないと明るくならないとのこと。 (その分?夕飯のスタートは21時で、みんな夜遅くまで起きて食べて飲んで、喋っています^^) せっかくだから散歩でもしようかと、宿を出て父と出かけた先は、今回の旅の目的地でもある「我が家」。ここはふたりの兄と私が生まれ育った家でもあります。 心臓破りどころではない急な斜面に、オリーブやアーモン

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父娘、旅に出る。Day3_180912

一昨日よりもさらに早く、5時台に目を覚ました、昨日の朝。一方の父は、私とは違って昼寝もしておらず、日中ずっと出歩いているはずなのに、3時半に起きて以降スペイン語を復習していたそうです、笑。 この興奮状態で、旅の最後まで身体が持つのかなぁ。。 そして、約束したわけではないけれど、早く目が覚めた者同士、今朝もまた散歩へと。昨日とはルートを変え、日の出に合わせて、街の北に位置するコンベントデフローレス(教会)を目指しました。 知ってる顔でもそうでなくとも、すれ違う人同士、「Bu

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父娘、旅に出る。Day4_180913

父と私が滞在しているのは、ピカソの生誕地としても有名なマラガから、車で30分ほど離れた、アロラという街です。 観光客にすれ違うようなこともなく、散歩をした後カフェでコーヒーとカタラーナ(固いフランスパン?に、トマトのすりおろしと生ハムをはさんだもの。とても美味しい)を注文して、昼間からビールを飲みつつ、八百屋をのぞいてフルーツを買う。地元の人と同じような毎日を、過ごしています。 父はというと、時間を惜しむように、相変わらず、会いたかった人を訪ね歩いています。スマホも使わな

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徒然日記

忘れたくない日々の出来事を徒然に。

私の時間は、続いていく_220424

ここのところ、そわそわと日々を過ごしていた。 「奇跡!本当にチケット当たった!明日一緒に行ける?」 「もちろん!もちろん!!」 電話越しに持ち物確認をしながら「執念は実るね〜」なんて笑い合ったのはもう、5年も前なのだ。嘘みたいな猛スピードで、時間は過ぎている。 2017年の8月6日は、Mr.Childrenの25周年ツアー『Thanksgiving 25』の、 日産スタジアム2日目だった。 タオルを首にかけて、つばの広い帽子をかぶった私たちは、自由が丘駅構内で待ち合わ

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食べ物をめぐるあれこれ

私たちは毎日何かを食べている。そして、その食べ物には思い出が潜んでいる。 食べ物をめぐるあれこれを、毎週月曜日に少しずつ公開。 基本的にはinstagramからの転載で、タイトルの日付はinstagram公開日です。 *料理は私が調理したものです

手巻き寿司_210426

ささやかなお祝いごとがあった先週末のこと。 「嬉しいことがあったらこれ!みたいなメニューがあるとよくない?今日はその記念すべき第1回目。何食べよう?」という私の投げかけから、私たちは好き放題に思いを巡らせた。 「すき焼きかなぁ、でもしゃぶしゃぶもいいよね」「焼肉なら外で食べたいなぁ」「っていうか、やっぱり牛じゃない?」 やたらと肉優勢な会話だったが、なんだかんだ最後は、互いの実家のお祝いご飯でもあった、手巻き寿司に着地。 酢飯の入った寿司桶に人数分の小さなしゃもじ、ネ

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新生姜のがり_210420

新生姜が出回り始めたら、それはつまり、はじまりの合図だ。 特に春から初夏にかけては、レモンにらっきょう・梅と、仕込みたい素材がたくさんで忙しい。 しかし、なんでこんなに保存食を作ることが好きなのだろうか。慢性的な寝不足の今ですら、いつもより早い5時台に起きてでも、旬を逃したくないのだから不思議なものだ。 忙しい会社員時代は「本来の自分らしい時間を過ごせるからかな」などと思っていた。「作る育てる食べると、3つの喜びがあるから」なんて答えていたこともある。けれど、なんかちょ

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ぺったこ焼き_210413

肉じゃがが数日後にカレーになっていたり、味は青椒肉絲だけどひき肉だったり。 日々の家庭料理ってつくづく、名もなきアレンジの数々だよなぁと思っていたところ、数ヶ月前遂に、我が家の家庭料理が誕生した。 たこ焼き風お好み焼き。お好み焼きにしたたこ焼き。つまりは、丸くないたこ焼きだ。 たこ焼き食べたい!が、たこ焼き器を出してまで楽しむ時間は作れそうにない、平日の夜。 お好み焼きの生地にたこを混ぜて、フライパンでささっと焼いて食べたらいいのでは?という雑談から生まれた発明品!。

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チーズトースト_210410

はまったらトコトン。そして、そのトコトンが過ぎたら綺麗サッパリ。 まさに今、その“トコトン”真っ只中なのが、チーズトーストだ。数えてみたら飽きもせず20日連続で食べていた。 最近は休みの日でも、ピザトーストやホットケーキの出番がない。嬉々として焼きたてパンを仕込んでいたのはいつだったのか。 6枚切りの普通の食パンにピザ用チーズをたっぷりのせて、トースターで6分。焼き上がったら黒胡椒をガリガリ、はちみつをたらり。 甘じょっぱさが、なんとも言えず後を引く、お手軽クアトロフ

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