父娘、旅に出る。Day3_180912

一昨日よりもさらに早く、5時台に目を覚ました、昨日の朝。一方の父は、私とは違って昼寝もしておらず、日中ずっと出歩いているはずなのに、3時半に起きて以降スペイン語を復習していたそうです、笑。
この興奮状態で、旅の最後まで身体が持つのかなぁ。。

そして、約束したわけではないけれど、早く目が覚めた者同士、今朝もまた散歩へと。昨日とはルートを変え、日の出に合わせて、街の北に位置するコンベントデフローレス（教会）を目指しました。

知ってる顔でもそうでなくとも、すれ違う人同士、「Buenos dias 」と声を掛け合うのが、この街の素敵なところ。と、清々しい気持ちもそこそこに、父はアーモンドの木を揺らしてみたり、エスカルゴを見つけては説明を始めたりと、なかなか前に進まない。。

しかも、面白いものを見つける度に、「すごいぞ！ちょっとこっちおいで！」とか言って呼びつけられるのにも、もはや飽き始め。積まれた石垣をじっと見つめて、「2枚貝が綺麗に化石で残ってるぞ！」という声に生返事で応えたところで、父がぼそっと宣戦布告。

「あーつまらんなぁ」

ここへきていよいよ、開戦の火蓋が切られそうでしたが（父と私の口論はときに、果てしなく激しく広がるため、危険なのです）、ごそごそとカバンからハーモニカを取り出し、突如吹き始めるという、父の突拍子もないオチに笑ってしまい、事なきを得ました。

ドラマチックな出来事のそばで、こんな穏やかな？いつもと変わらない時間も過ごしています＾＾。