来てもいい、と、来てほしい
名護を出て、沖縄の東側の道を南に向かった。
まずは、浜比嘉島のアマミチューの墓に行く予定だった。浜比嘉島では、そのあと、シルミチューにも行く予定だった。どちらも、沖縄の神話に関係していて、どっちも、パワースポットという扱いになっていた。それはどういうことかというと、たぶん、そこには、何もない、ということだ。パワースポット、という言葉を発明した人は、天才だ。この言葉のおかげで増えた観光地は、どれくらいあるのだろうか。
予想通り、アマミチューも、シルミチューも、おとなしい観光地だ