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デジタルに関係する?DXとは?

最近、デジタル用語の「DX」という言葉を耳にすることが増えてきたのではないでしょうか。この記事は、DXとは何か?を私の見解を交えながら、紹介と思います。

1.DXとは?

DXは「デジタル・トランスフォーメーション」の略です。英語で言うと、Digital Transformationですね。Xじゃくて、Tじゃない?!と思われるかもしれませんが、英語圏はTransをXと略すそうなので、Xでいいみたいですね。そして、このDXはどういう意味でしょうか。
総務省のHPで定義を調べてみました。

Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)

企業が外部エコシステム(顧客、市場)の劇的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること

総務省 令和3年度情報通信白書

なるほど、わからんですね!
頑張ってまとめると、要は、いろんな環境が変化しているので、デジタルを利用しながら、新しいビジネスモデルを構築して、組織を変革していく必要があるということですね!

2.DXって何かいいことあるの?

DXは、デジタルを使って便利にしていくということですね!
例えば、今でこそAmazonや楽天はメジャーですが、30年前にネット通販が主流になるなんて誰も想像しませんでしたよね。手作業で行っていたパソコンでの転記作業もRPAが自動的にやってくれる時代がくるなんて思いませんでしたよね。こういった、変革の恩恵を受けるのが、DXのいいところだと思います。
(RPAについては、以前の記事で触れていますので、よろしければ、記事をお読みください。)

3.DXの陥りやすい罠って?

デジタル化=便利になると思われがちですが、必ずしも、そうではありません。時にはデジタル化することで、余計に不便になることだってあります。

私は市役所勤務なので、給付金の窓口の業務を例に考えてみましょう。

(今までの業務)
窓口で申請書をもらう → システムに手入力をする → システムから決定通知が出される → (以降、略)

この業務のうち、申請書をデータ化して、RPA(自動化ツール)を用いて入力してもらうと以下の業務の流れになります。これは申請書の件数が多くないと手数が増えるので、便利になっているかは怪しくなってきます。これが、誤ったデジタル化です。

(誤ったデジタル化をした業務)
窓口で申請書をもらう → 申請書を電子化する → 申請書の文字を読み取る → 申請書の内容をデータ化する → RPA(自動化ツール)で入力してもらう → システムから決定通知が出される → (以降、略)

この方法がなぜ誤っているかというと、業務を全般的に見直してないからです。紙に書いて申請をしてもらうという常識を変革させる必要があります。申請は窓口のタブレットで入力してもらうことをスタートとすれば、デジタル化の恩恵も受けやすくなると思います。

(少し工夫をしたデジタル化をした業務)
窓口でタブレットに入力して申請してもらう → システムへデータを連携させる(そのように設計しておく)  システムから決定通知が出される → (以降、略)

想像するだけでも、少し楽になったことが分かります。便利さの恩恵をうけるためには、デジタル化と同時に業務を抜本的に見直していく必要があります。これには大きな変化を伴いますので、変革をするという覚悟が問われます。(特に上の方)

4.DXについていくには?

私はシステムのことはプログラマーほど詳しくはありません。ただし、業務フローを作成することや、業務を整理することに関しては、得意です。(新規事業立ち上げを4回ほど経験したので、そこでスキルが身についたと思います。)
この経験から考えると、自分の業務の筋書きをつくったり、整理して考える癖を付けていくことが近道かと思います。


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