池袋で迷う、本屋とショッピング、肉の日
11月3日快晴
やはりまだ時差がきつく、起きたのは遅い。夜は大抵外で外食しているので、行きたいと思うクラハの部屋などには行けない。少しつまらない。
なんとか起き上がる。昨日友人からもらった、歯磨き粉を使い出す。
この歯磨き粉でメスを入れられた歯肉が少しずつでも、痛さや腫れがなくなるといいな、などと考えながら使う。
つるりとしているか、歯磨きの後つい手で触わる。つるり。ほっ。
コレド室町へ再び。
ランチを食べる。人々が夜と違い溢れている。ランチをやめコーヒーと菓子パン。どこも結構いっぱい。人々が動き回る様をカフェで見た後、神田まで歩いてみる。
最終的にお蕎麦でランチ。
おじいさんが一人でやっている神田の駅前で食べる。
その後池袋へ移動。
池袋駅で迷う。4年来てない街ってそういうもの?
15時に池袋のジュンク堂で友人と待ち合わせるも、なぜか場所を忘れていて、Googleの地図に頼るも、失敗。結局池袋を大きくぐるりと回ってしまう。大変な時間的痛手。
池袋には早くに着いたのに、ジュンク堂へは、待ち合わせの時間ギリギリ。
がっくり。遺伝的に動物の勘がすごく、行ったことのない街でもセンターはこちらと普段ならわかる私であるのだけど、連日の外食尽で、その勘なし。
この勘がなくなる時はかなりやばい。自律神経にも関わってる気がする。どうしようかな〜、やはり指圧? そんなことを考えながら本屋に入る。
ジュンク堂で買った本たち
友人はやはり先に来ていた。話もそこそこに持ってきたリストに沿い本を一緒に探してもらうがこれがなかなかない。仕方ないのでその場で目についたものを買う。
買った本。ほぼ横積みにされてるのを買っただけな気もする。横積みって、すごいな。
西加奈子 「アイ i」
ユヴェル・ノア・ハラリ 『21Lessons』
村田沙耶香 『変半身』
『生命式』
村上春樹 『ラオスにいったい何があるというのですか?』
米澤穂信 『儚い羊たちの祝宴』
クラリネット譜面、二つ
リストにある本たちの多くは店員さんに聞くも、ほぼなく、
探索に異常に時間がかかってるので二つ三つ聞いたところで諦める。
自分で探した方が早いくらいだ。システムが古すぎる。
すでに家にあるのは、クリスファー シルヴェスター 『インタビューズ』大きな重い本。
今考えると、近くにある多いな本屋、三省堂などに行かなかったのかわからないが、東京のものの多さにただただ慄き、これ以上は無理と頭が判断したのかもしれない。心は本屋に、でも他のショッピングを済ませる。
友人とショッピングの時間である
本を、無事長野へ送った後、友人とぶらぶら。友人は埼玉在住、東京でお仕事をしている。というわけで、待ち合わせはいつも池袋か、新宿。
一時帰国の度になんやかんや私の買い物に付き合ってくれるこの友人は、18歳からの付き合い。性格は反対。こんなに長く付き合えるとは思ってなかった。人生は本当に不思議。
離れていても繋がってる縁は、確かにある、それも家族のように。
いつも誕生日に驚くようなたくさんのプレゼントが家に届く。感謝してもしきれない。
彼女から影響を受けたのは音楽、セルジュ・ゲンズブールとコスメとかこの世の美しいもの、綺麗なもの、便利なもの。モノ関係が多いな〜。
同い年なのに、どう見てもいつも若い。魔法でも使ってるかのようである。いまだに一人なのはどうしたものかと友達として心配である。
世話女房に直ぐなりそうな彼女を見ていると、男性たちはどこを見ているんだろうと思う。いや、ダメンズ男が寄りすぎて彼女の方から結局お断りしているのかも、実際は? 流石にこの歳になったのでその辺りは聞かない。
それにしても篠山紀信のページで裸体のモデルに頼まれたくらいの抜群のプロモーションは大病を40代でしたのに変わらない。(私の写真の方の一番最初のモデルでもある)4年前と変わらない。羨ましい。
彼女と西武からロフト、お店をガンガン回る。
ACEのビジネス用リュックサックを買う。
まさかまさか。持ってきていたリュックサックが壊れていた。やはりブリュッセル空港で無理やり色々なものを詰め込みすぎたせいかも。とりあえず一つ手に入れたのでほっ。
その後、新しいスーツケースも買おうと思いフラフラ。これがなかなかきまらない。買ったところで持って帰るわけにもいかないので、途中で見るのをやめる。
好きなものは、肉。ヨーロッパでは最近大声ではいえない
夕食はしゃぶしゃぶに決める。二人揃って肉好きだから、2回に1度はしゃぶしゃぶや、焼き肉である。
しゃぶしゃぶ屋ですぐに入れるところを探すが、どこも一時間待ちとかであった。サンシャイン側に出て、一つのところで待つことにする、30分の待ち。
ヨーロッパで、肉を食べること
ヨーロッパは、ビーガンの人たちが多いというのもあるけれど、肉が好きってあんまり大声では言わない方が良い雰囲気。
肉屋はビーガンや気候温暖アクティビストに襲われたりもする。特に牛肉は水を使いすぎるし窒素排出でダメらしい。私の住むオランダ政府は畜産農家に課税をしてデモが起きたりもしている。他の産業だってそうするべきだと主張する農家の気持ちもわかる。
学校の教育の場でも、肉を食べるのは罪的な教え方をしている。まぁもう大人で気にしない人たちは自由にバーベキューとかで盛り上がるが、この屠殺場のビデオをしっかり見させられた子供の世代が大人になったら、世の中には畜産業は失くなり、ハイテックカンパニーが作ったタンパク質人工肉以外はないだろう。
まぁ、普段からそういうことばかりを考えてる私は、きちんとした肉が食べれるうちに食べる、ということで肉を食べる。これはお魚さんについても一緒だ。
それにしてもいつの間にかオランダに馴染みすぎて(?)、しゃぶしゃぶを食べました、という日記ではないところに話が広がりすぎた。戻します。肉を食べるための言い訳が長すぎる。
この日は他に、マスクがかかっている耳の上、目の下のニッケルが顔にアレルギー反応を起こしいてた。
友人はこのマスクでやばい状態の私を引っ張って、いろいろ安くて顔に負担がかからないマスクを探してくれた。
気づくと、私の調子の悪い時に彼女に会っている気がする。タイミングだと思うけど本当に、いつもお世話をかけます。ありがとう〜。日本へ行った時の私の体調&美容ヘルプは、彼女がいないとダメのようである。長生きをしてほしい。
お父さんが死んでからは契約社員をしながら一人暮らしをしているようだけど、近い将来に長く会ってなかった弟と東京に住む予定だとか。
お別れの最後の方で、ほっと胸を撫で下ろす話が出た。
この日は、11156歩歩いた。
続きは、またすぐに。(すごい勢いで日記を書いていますが、まるで夏休みの子ども状態?)
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