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中小企業がデジタルに投資すべきわけとは? - 香川営業所 - セミナーレポート(21.10.14)

こんにちは!公式note編集長のみやたけ@udon_miyatake)です!

2021年9月、なななんと!私の地元、うどん県に営業所が開設されました(泣いた)。
*ちなみに、香川県出身の社員はソウルドアウトで私を含めて現在5人。

*四国内初、18拠点目となるソウルドアウト香川営業所を開設https://www.sold-out.co.jp/news/topic_20210909
*香川営業所開設記念セミナー!地方企業が今取り組むべきデジタル活用と企業の成長戦略│10月14日(木)14:00~16:00
https://localbusiness-satellite.com/seminar-webinar-info/20211014/

10月14日、香川営業所開設を記念して、代表取締役会長CGO荻原 猛@ogiwara6553)によるセミナーを開催!ということで、うどん県民なら誰でも知っているサンポート高松へ行ってまいりました!

 サンポート高松 香川のシンボル。コロナで2年連続中止になっている高松まつりの花火も、ここから綺麗に見えます!(4,5回見ました!)

では早速レポートです!

<セミナーレポート>デジタル活用と企業の成長戦略

まずはじめに、広島営業所責任者 池ヶ谷 周平より、会社概要の説明が行なわれました。

*池ヶ谷 周平(エリアビジネス本部 中・四国エリアグループ 広島営業所責任者)
https://sold-out.co.jp/about/base/hiroshima
静岡出身。前職はマス広告中心の広告代理店。Web広告だけでなく、オフライン広告と連動したプロモーション戦略の立案も得意です!
好きなものはお好み焼き、かつ丼、ピザなど、上から見たら丸いもの。

県内企業の経営者やマーケティング担当者およそ30名ほどが参加。

挨拶が終わったあと荻原よるセミナーが始まりました!親会社の新規事業から始まり、2019年に東証一部へ上場した経験を元に、「地方企業が取り組むべきデジタル活用」について話します。


企業は未来へ投資しなければ成長できません。投資とは、時間とお金。そして今、世界では大きな変革が起きています。ドラッカーの著書『断絶の時代』にもあるように、これまで継続して成長してきた世界に今断絶が起きようとしていて、変化の本質を知らなければ未来を見誤ってしまいます。

ピーター・ドラッガー『断絶の時代』をもとに話します。

今私たちがどんな状況にいるのか、4つのトレンドについて話していきます。

①Tech Giantsの成長
②生産性が低い日本
③デジタル庁の設立
④コロナパンデミック

①Tech Giantsの成長

Tech Giantsとは、アメリカのIT企業群GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)の通称。世界で時価総額のトップを占めるのは、テクノロジーを駆使した会社ばかり。そうした会社では、業績推移と研究開発費は同じ右肩上がりのグラフを示します。

世界時価総額ランキング(2021年8月)

②生産性が低い日本

日本の労働生産性はなんと34位。ここ30年の間、賃金もほぼ変わっていないという状況なんです。
(*2019年世界銀行発表データより)

*東洋経済オンライン『日本の労働生産性は「韓国以下」世界34位の衝撃』
https://toyokeizai.net/articles/-/362247

しかしながら唯一、ITを活用できている会社や輸出を実施している会社は、労働生産性が高くなっているようです。

③デジタル庁の設立

2021年9月、デジタル庁が発足。デジタル投資促進税制の創設など行政が本気でDX推進を始めています。一方香川県では、県の広告費全体のうちのネット広告費の割合は3%、東京は22%で、格差は7倍以上もあるそうです。
(*特定サービス産業実態調査2018より)

ネット広告費の割合:東京22%、香川3%。格差は7倍以上!

④コロナパンデミック

コロナ禍を機に、世界は自国ファーストから世界協調路線へと、大きく価値観が変わりました。パンデミックで社会変化は加速し、世界がいい方向へと変わるチャンスと言えます。


4つのトレンドの話が終わったあと、デジタル活用での成果事例の紹介です。データ統合・可視化するBI設定サービス「SOカシカ」を導入して、業務効率の改善を行なった事例もありました。

そして最後に荻原から一言。「ITとは生産性向上のためのものであり、今こそITに投資し、デジタル活用をしなければならないときだ」と締めくくりました。

ITの使命は「生産性向上」。

最後は質疑応答の時間です。コロナ禍で打撃を受けた食品メーカーさまから「今はBtoCに力を入れているが、今後はBtoB事業の収益を取り戻したい。デジタルを活用して何ができるのか具体的に知りたい」というご質問をいただきました。

中・四国エリアグループ エリアマネージャー 平田 直久より、在庫管理システムを提供する会社さまのご支援をしていた経験から

「まず最初にホワイトペーパーを作成しました。会社の情報提供をするためのコンテンツ作りです。そうすると少しずつ問い合わせが入るようになりましたね。次にFacebook広告。メールアドレスのデータを使ってターゲティングしたところ、獲得率がおよそ10%まで上昇しました」との回答がありました。

*平田 直久(エリアビジネス本部 中・四国エリアグループ エリアマネージャー 岡山・香川営業所責任者)
https://www.sold-out.co.jp/about/base/okayama
岡山出身。中・四国地方への思い入れが強い。地域密着で、最新のIT・デジタルマーケティングを中・四国の皆さまにご提供し、売上・生産性向上のお手伝いをしていきます!

また、お土産の製造販売や店舗運営をしている食品会社さまからは「変化を好まない社員が多いが、どのように浸透させていったらいいか」というご質問をいただきました。

荻原から「まず導入してみて、何か一つ成果の出るものをまず戦略的にやってみるといいと思います。もしくは、私のような第三者から説明すると、結構心に響くものです。諦めず、仲間を徐々に増やすことが大事」との回答がありました。


セミナーには、県内企業の経営者やマーケティング担当者およそ30名ほどが参加してくださいました!セミナーには私の知っている会社さまも多くいらっしゃり、とてもワクワクしました^^

参加者は、うなずいたりメモを取ったりしながら真剣にお話を聞いてくだっていて、デジタル投資の必要性を少しでも感じ取っていただけたのではないでしょうか。

<香川営業所営業担当者の意気込み>香川の皆さまへメッセージ

写真左より、広島営業所責任者 池ヶ谷周平、岡山・香川営業所責任者 平田直久、香川営業所 営業担当 岩本雄太

平田 直久@naohisa_hirata
セミナーには、コロナ禍にも関わらず多くの方にご参加いただき、香川県の企業の皆様の熱気を肌で感じることができました!昨今、オンラインミーティングが多くなっておりますが、我々としてはこのような形でなるべくリアルでお会いさせていただき、皆様の課題を肌で感じ、最適なソリューションを提供できるように勤めてまいります。

岩本 雄太https://www.facebook.com/profile.php?id=100015522048558
セミナーを通じて香川県の皆様とリアルでお会いすることができ、オフラインでの開催にこだわって良かったと思いました!荻原の話に真剣な表情で耳を傾けてくださる姿を見て、香川県を盛り上げていきたいという気持ちがより一層強くなりました。「香川発全国、そして世界へ」の実現に向けて尽力してまいります。

セミナーの最後に、香川の皆さまにごあいさつさせていただきました!

*岩本 雄太(エリアビジネス本部 中・四国エリアグループ 香川営業所)
https://www.sold-out.co.jp/about/base/kagawa
高知出身。2021年入社後、中・四国エリアの営業およびWeb広告運用に従事。好きな食べ物は焼肉とお寿司と讃岐うどんです!

<セミナー後の小話>

香川営業所のセミナー後、荻原さんと、三好くん(日の出製麺所4代目・元ソウルドアウト・私の高校時代の同級生)と3人で、サンポートの屋上に。

荻原「こんなところでコーヒー飲みながら仕事できるの最高やな☕」
三好「荻原さん、あの島買ってくださいよ」

瀬戸内海の無人島は、2,000万くらいするらしいです(笑)。ソウルドアウトアイランド……そんなことはどうでもいいのですが、荻原さんが私の地元にきて、大好きな瀬戸内海をいいなあと言ってもらえたことがとても嬉しかったです。

荻原さんはセミナー前に、日の出製麺所で讃岐うどんを楽しんでいたようです!

私も子どものころからヘビーユーザーでした。過去に三好くんから話を聞いて、継ぐ思いを文章にしました。


エリアビジネス本部では、地方・地域のための情報発信マガジン『ローカルビジネスサテライト』を運営しています。よろしくお願いします!
https://localbusiness-satellite.com/


【執筆:みやたけ(@udon_miyatake)】


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