エリートメガバンカーが『自分の人生を生きる』ためにした二つの決断
はじめまして。
30そこそこにして【人生2周目】に入ったSoichiroと申します。
良い大学に行き
良い会社に入り
綺麗な奥さんをもらい
子宝にも恵まれ
いわゆる「人生のレール」に乗った
「優等生な」「教科書通り」
の人生を歩んできた僕が
その、一見華々しく見えるキャリアを捨て
『自分の人生を生きる』ことを決め
【人生2周目】に入ることとなる
大きな二つの決断をご紹介します。
みなさんが
『自分の人生を生きる』一歩を踏み出すことが出来るよう
この記事が背中を押すことが出来れば幸いです。
一つ目の決断
僕は1989年生まれ、巳年、みずがめ座、
A型、神奈川県出身。
記事を書いている現在 年齢は32歳、2歳の娘のパパです。
京都大学の理系学部を卒業後、
海外駐在の約束された企業にと
安定、高給の代名詞のようなメガバンクへ入行。
海外駐在、子会社出向で経験を積み、
役職も上がり、
学歴も申し分無いのでエリート街道まっしぐら。
まさに“脂が乗ってきた”と言うに相応しい入行8年目となる2020年末、
僕はメガバンクを退職をしました。
転職ではなく退職、
つまり脱サラです。
二つ目の決断
約束されていた海外赴任を前に、
当時付き合っていた女性に
「結婚して海外についてきて欲しい」とプロポーズをし海外駐在。
帰国後に娘を授かり…
と教科書通りの人生を歩んでいました。
ですが、銀行退職と同じ年、2020年の夏。
僕は離婚をし元妻とは
“育児のパートナー”
という関係になりました。
人生2周目
31歳にして“離婚”と“脱サラ”という人生の中で最大級の変化を二つ迎え
2020年は文字通り“大変”な一年となりました。
こうして、人生は新たなステージ
“2周目”
へ突入しました。
『他人の人生』を生きていた
振り返ってみれば、自分の過去の人生では
「失敗しない」
「正解を選ぶ」
ということを判断基準にして生きてきました。
「京大→メガバンク→海外駐在という王道のキャリア」
「海外駐在を機に結婚し、子宝にも恵まれた」
というような
“絵に描いたような”
“いかにも正解っぽい”
華々しいストーリーが逆に自らを縛り付けていました。
実は入社時点から違和感を抱いていた銀行に8年も勤め上げ、
喧嘩の多い夫婦生活も時が解決するのでは? という幻想に囚われ、
「教科書通りの人生なんだから間違っているはずが無い」とどこかで思い込んで、
『他人の人生』を生きてしまっていました。
失敗?不幸?
“離婚”と“脱サラ”は
一見「失敗」「不幸」に見えるかもしれません。
「子どもがいるのに離婚しちゃったの?」 と心配されるかもしれません。
「ほーら、やっぱり銀行員やってりゃ良かったのにw」 と笑われるかもしれません。
でも、一つ自信を持って言えるのは、
全く後悔をしてないということ。
ようやく『自分の人生を生きている』と実感しています。
子どもや自分たちの幸せや将来を本気で考え夫婦で話し合った結果
「離婚」という決断をし、
自分が本当にやりたいことは何か?を見つめなおしたときに
「銀行退職」という選択をしました。
本当に大切なものは何か?①
喧嘩を繰り返し、幾度となく
「離婚」というワードが頭にチラついていながらも、どこか現実味は無く、
「きっとなんだかんだ一生この状態なんだろうな」
「時間が解決してくれるかもな」
と思っていました。
子どももいて、
ビジネスも夫婦で取り組んで、
「離婚できない理由」
は増えていくばかり。
「離婚はしたいけどできない」
と思い込んでました。
そんな中、
キッカケをくれたのは元妻でした。
夫婦にとって本当に大切なものは何か?
最も優先すべきものは何か?
二人の答えは迷わず『娘』でした。
夫婦喧嘩はご愛嬌、
お互い人間的に成長すれば喧嘩も減る。
喧嘩をしてしまうのも相手のせいではなく自分のせいだと考えて、
二人が自己成長をすれば円満になる。
そんなことは分かっていましたが、
娘の成長は父母の成長を待ってくれません。
最も多感な時期に両親が不仲では誰も得をしません。
最も大切な『娘』にとって最良の家族の形は何か?
二人で出した答えは
「離婚」でした。
もし「離婚しなければよかった」と二人が思えば再婚すれば良い
それだけのことです。
勇気ある提案をしてくれた元妻には
本当に感謝しています。
勇気ある決断が出来る
人一倍行動力が有る女性です。
本当に大切なものは何か?②
筋トレも早起きも日記も
あらゆるものの継続が苦手な僕ですが、
オンラインサロンの活動だけは一度も本気で辞めようと思ったことは有りませんでした。
#後にやめることになるのだが
それは何より 楽しかったからです。
自分を頼りにしてくれる仲間がいたからです。
ただ、銀行でのポジションは自分の意思とは無関係に決定されます。
離婚と時を同じくして、
時差のある海外拠点とやりとりのある
コロナの影響をモロに受け多忙極める
そんな部署へと配属されました。
離婚でバタバタしていた時はもちろん、
離婚がひと段落しても銀行業務に時間を奪われてオンラインサロンは疎かになってしまいました。
色々と重なりつつも、
なんとか耐えて器用にやっているつもりでした。
ですが、あるYouTube動画を見たことがキッカケで、
「なんで好きでもないことに一生懸命時間を投資して、本当にやりたいことに時間を割けないんだろう?」
と思ってしまいました。
「嫌々働いている時点で、好きで楽しくて働いている奴に勝つ見込みはゼロなんだ」
と気づいてしまいました。
「嫌な仕事はやらなくていい」
「他人の目を気にして他人の人生を生きるのは終わりにしましょう」
という言葉に涙ぐみました。
めちゃくちゃ感動し、
めちゃくちゃ勇気づけられました。
そして数日後には退職願を作成していました。
自分にとって大切なものは
メガバンクというネームバリューでもなく
年収でもない。
年収がいくら下がったって、
誰かに馬鹿にされたって、
自分が本気で楽しいと感じられる人生。
それが自分にとって大切なんだ。
ということに気づくことができました。
自分の人生を生きていますか?
「○○大学出たなら○○レベルの企業に行かなきゃおかしい」
「転職は負け組、裏切り者」
「○年付き合ったならそろそろ結婚でしょ」
「もう○歳なんだから結婚したら?」
「離婚なんてあり得ない」
そんな風に考えていたり、
そんな風に言われたりしたことは有りませんか?
会社勤めや結婚に関するものに留まらず、
同調圧力の強いこの国において、
潜在意識レベルで刷り込まれているマインドブロックは数え切れません。
「今一歩踏み出せないのはどこかマインドブロックが有るからでは無いか?」
「周りの人が全員応援してくれるとしても今の選択をするか?」
「自分の人生を生きているか?」
実は本音では違うけど他人の目を気にして動けない。
マインドブロックが有るせいで本当はやりたいことをする勇気が出ない。
もしそういう方がいらっしゃれば、
この記事がそういう方の力になれば嬉しいです。
「正解」にもう価値は無い
ネットが普及し、急速に情報共有がなされるようになった今
ネットを検索すれば「正解」はいくらでも出てきます。
誰もが「失敗しない生き方」を選び易くなっています。
「正解」はもう分かってるんです。
「正解」を選んだらどんな展開が待ってるか ググったら分かるんです。
僕が違和感を感じつつも我慢して銀行員を続けていればしばらく安泰だったはずです。
けど、そんな予想通りの人生より、予測不能な人生の方がよっぽど楽しいと僕は思っています。
もしこの記事を読んでいるあなたが、僕と同じく「正解」の人生はつまらないと感じてしまうのだとしたら、
一歩踏み出しましょう。
「失敗」したっていい。
先が分からないなんて、
面白いじゃないですか?
楽しんでいきましょう♪
一歩踏み出したいけど一歩踏み出せない方はご連絡ください。
背中押します。
PS(追伸)
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