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中国と日本の女性の美意識の違い

京大卒元メガバンカーの総一郎です。


僕は社会人3~5年目くらいを中国で過ごした。

中国は日本とは違いホワイトカラーは女性の方が多いくらいだ。

「女性の社会進出」は顕著で、むしろ女性上位ですら有るかも知れない。

僕のいた30人ほどの部署で中国人男性はわずか二人。

他の中国人は全員女性だった。

そんな女性だらけの職場にいたのでなんとなく現地の女性の美意識は分かっているつもりだ。

今日はその日本との違いをお伝えしよう。

#写真は范冰冰
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▼ 中国と日本の女性の美意識の違い
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中国人のスター女優は日本人の感覚からしてもめちゃくちゃ美人だ。

13億人の中でスターになっているのだからそれはもう文字通り抜群だ。

今はもう違うかもしれないが、僕が中国に駐在していた当時、中国で最も美しい女性の一人とされていた中国人女優范冰冰(ファンビンビン)は、日本で最も美しいと言われる女性の一人佐々木希さんと似ている。

つまり、中国人と日本人の“美女”という価値観は近い。

ただ、中国の街中を歩いてみると、大変失礼ながら、美女を見かける機会はとても少ない。

というのも、中国人女性は日常的にメイクをしない人の方が多いからだ。

すっぴんで歩いているし、すっぴんで出社するのも至って普通だ。

いつメイクをするのかと言えば、飲み会等がある時だけ。

日本人女性が結婚式に参列する時におめかしするのと同じような感覚だ。

特別な時にするのがメイクという感じなのだ。

もちろんこれは人によるし、時代とともにメイクをする人も増えている。

若い人や美意識の高い人は日常的にばっちりメイクをキメていたりする。

ただ、日本みたいに「ノーメイクは失礼」みたいな文化は無い。

かたや毎日バッチリメイクで出社するが、かたやデスクで眼鏡を外し、「あ〜疲れた😩」と言わんばかりにおしぼりで眼の周りを拭くすっぴん女性がいる。

“美女”の認識は同じでも、いざ日常を見てみるとこうも“美意識”は違うのだ。

中国でよく言われていることばに

『日本人女性は化粧で変わる。
韓国人女性は手術で変わる。
中国人女性はアプリで変わる。』

というものが有る。

これはまさに言い得て妙だ。

韓国人も中国人と同じく特別な時にメイクをするという感じで日常的にバッチリ決めている人は少ない。

にも関わらず、美容整形は驚くほどカジュアルに行われている。

中国人はメイクも整形もせず、「生まれ持った素材で勝負」という価値観だが、加工アプリはバッチバチに使いこなす。

自分の生まれ持った“素材”と、『理想の顔』のギャップが有ることを踏まえた上で、

どのように“踏まえて乗り越えるか?”は国によって違うのだ。

どれが良い悪いというものでは無い。

が、僕は日本人で良かったと思う笑


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