詩 - 世界｜宗真

喧嘩とか戦争とかもそうだけど、
結局どちらも間違っている。
そういう風に見えるのは、
社会が滑稽な猿芝居で、
維持されているからだって、
気付いたから。

どちら側から景色を見るかって話、
ではなくて、
全体を俯瞰してみるってことだ。
切り取られた情報に踊らされて、
仲間と敵を認識するための色眼鏡を探し、
結局本質的なものに興味はない。

どちらが正しいとか間違っているとか、
そういうのは本当にく

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宗真

2023年6月3日 05:37

【詩】創造と環境

「自分」というのが「脳」のことならば
それはただの「函数」であるのだ

「入力」と「出力」で成り立っている「自分」は
「入力」と「出力」の関係性を表現しているに過ぎない

部屋を暗くして
画面の光
打ち込む文字
暗闇の中
耳には音の楽園
世界を作るように
自分を作る
世界を壊すように
自分を壊す
世界を探すように
自分を探す

破壊と創造が本質なのではなく
循環と関係が本質なのだ

環境を変えれば

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宗真

2023年5月15日 19:07

【詩】櫛

何かを作るというのはどういうことなのだろうか。

何のために作るのかとか、そんな風に言われる。

そんなことばかり考えてしまう。

社会性が目的を要求するのかもしれない。

世界が僕を中心に回っているのは当たり前なのだ。

もちろん社会の中心が僕でないことは分かっている。

それでも、世界の中心は譲れない。

僕が認識して初めてそれは存在する。

僕の理解できない言語で、悪口を言われたところで僕は

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宗真

2023年4月20日 01:55

【詩】Box = 函

僕は僕なんだ

そう思っていても

周りにとっては

他人の中の一人

僕から見た君だってそう

だからこそ

君を知りたいんだ

学歴とか　歳とか　性別とか　経験とか　思想とか　身長とか　体重とか

そういうの全部

君を作り出すもの

だけどそれが君のすべてじゃない

つまり人とは函

君は点では無い

観測されるもの　言葉になるものは　点でしかないけど

函なんだ　それこそ宇宙のような　多次