【詩】勝負



喧嘩とか戦争とかもそうだけど、
結局どちらも間違っている。
そういう風に見えるのは、
社会が滑稽な猿芝居で、
維持されているからだって、
気付いたから。

どちら側から景色を見るかって話、
ではなくて、
全体を俯瞰してみるってことだ。
切り取られた情報に踊らされて、
仲間と敵を認識するための色眼鏡を探し、
結局本質的なものに興味はない。

どちらが正しいとか間違っているとか、
そういうのは本当にくだらない。
コインに裏と表があっても、
どっちを裏とか表とか、
捉える方は人による。
そんなことよりも大切なものがある。

建設的なんて言葉は、
まともな使われ方は、
されなくなったけど、
何が実利化されるか、
そういう選択肢を、
生み出すことを、
そういう努力を、
全て検討したのだろうか。

こんなことを、
書いて何になる。

世界に対する不信感は、
とっくに伴侶として認めている。

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