風景のレシピ #50 “朝の散歩”
1.朝の空気を拡げ、この空間に冷気の名残をしっかりと馴染ませる。
2.山の斜面のような地形をつくる。
眠りから覚めないままの建物を建てていく。
建物と建物の隙間は畑にして作物を植える。
3.山の斜面を登っていくための小径を通す。
この小径をゆっくりと歩いてみる。
必要な地点に木々を植え、街灯を配置する。
いろいろなもの全てに朝露をふりかける。
4.世界を少しづつ暖めるように、金色の朝靄を漂わせる。
温まった大地からも湯気が発生する。
5.明日の朝、早起きをして散歩をしたくなったら、できあがり。