曽我美なつめ

フリーライター(音楽・二次元/愛媛中心に四国)noteは雑多な書き物置き場と化しています。ポートフォリオ⇒https://sogaminatsume.wixsite.com/portfolio

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2024年仕事実績一覧(最終更新0819)

■簡易自己紹介 四国在住のフリーライター。 音楽、アニメ・マンガ等二次元コンテンツを中心としたカルチャー記事を執筆。地元ローカルメディアやタウン誌でもライターとして活躍。 2023年より地元放送局にてラジオ番組レギュラーパーソナリティも担当。 趣味のDJ活動含めプレイ楽曲はXにて「#natsumeplaylist」にて発信中。 ここでは主に今年担当した実績記事を掲載。各項目は原則上に行くほど新しい記事になります。 ・2023年仕事実績はこちら ・2022年仕事実績はこちら

    • 2024年上半期:かっこよくてついニヤついた曲10選

       いろんなメディアでの当該記事を見て「もうそんな時期か~」と思いつつ、個人でもそういやできてなかったわね、と思ったのでザクッとまとめた2024年上半期の音楽10選です。  テーマはシンプルに一聴して「う~わかっこいいなんだこれ」と思わずニヤニヤした曲。ジャンルは大まかにインターネットミュージック、邦楽ポップス、邦楽オルタナロックの三分野って感じです。 ■ビビデバ/星街すいせい ■Creepy Nuts/Bling-Bang-Bang-Born ■岡村和義/カモンベイビー

      • 今年の桜はいつもと違って

        少し前に書き留めていた話。 桜の季節のうちに放出しないとあんまり意味が無い気がしたので表に出す。 重い話をします。死の話です。 自分の今の思想や感情の吐き出しとして、日記的にただ文章を書き殴っているだけ。 暖かくて天気がいいと明らかに自分のメンタルの調子が良くてもはや面白いまである。 人間のメカニズムは思ってるよりずっと単純だし、自分のことをすごく素直な生物(せいぶつ)だなあと感じました。 毎年この時期になるといっつも仕事をすべて投げ出して、近所の公園の芝生に寝っ転がって

        • 【短歌】連作:十二月五日に空いた穴はもう

          十二月五日に空いた穴はもう埋めずに愛すことにしたので 絨毯の上に並んだエフェクター、アンプ、グレッチ、マイク   …それでも、 冬の星になれたのかなあ   そっちではやっぱりビールもすぐに冷えるの? ロックンロールという音楽がヒトの姿だったらあなたみたいな、 ちゃんと逢えましたか? 黒くて背の高いギターを愛する大親友に 探してる同じ銘柄吸いこんで煙のむこうで笑うあなたを いまもまだ画面の中ではにかんで歌うしゃがれた声のカナリヤ 置き土産遺していった愛の音色  

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        2024年仕事実績一覧(最終更新0819)

          【短歌】連作 マンガみてえなブザービーター

          体育館壁下にある小窓から吹き込む微風に生かされる夏 忘れてはやらないぐらいでちょうどいい  蹴られたバッシュで踏んづける足 誰よりもボールに触れていたい  だから俺に寄越せと視線がうるさい 「どあほうが」「なんだとキツネ」お決まりのケンカで今日も部活が始まる 木の床を伝い震える足の裏  親の声より聞いたドリブル この瞬間のためにずっと三年間やってきたんだ、なあそうだろう? きっとまた何回だって思い出す  マンガみてえなブザービーター ザファ公開時にオタク用アカウ

          【短歌】連作 マンガみてえなブザービーター

          星になったソングスタに -ありふれた私とチバユウスケの話-

           ラジオの仕事でも30分近く話したけど、やっぱり本来は文章を書く人間なので。  気持ちの整理とか、未来の己に客観視してもらうとか。そんな目的も含め、世界一だいすきな人との至極ありふれた思い出話を、取り留めなく書いておこうと思います。絶対長くなるぞ~~~~!!!(爆笑)  正確な時期は覚えてないけど、ちゃんと出会ったのはたぶん2005年。  わたしが中学1〜2年の頃で、入口は間違いなく「カナリヤ鳴く空」だ。  母親に連れて行かれた2004年秋のツアーライブでスカパラに死ぬほ

          星になったソングスタに -ありふれた私とチバユウスケの話-

          2023→2024の年末年始エントリ

          1月いっぱいまでは年初めだってばっちゃが言ってた(迫真) 気づけば年末年始が消し飛び1月も10日を過ぎてますが、昨年2023年と今年2024年の抱負やら目標を書いておきたいと思います。誰でも見れるようになってはいますが主目的は自分の為の備忘録です。 <2023年ふりかえり所感>■今までのライター業で一番楽しい年でした 振り返ってみれば、2023年は自分が目標としていたメディアさんに寄稿させて頂けたり、思わぬメディアさんからお声がけを頂けて新しい場所で記事を書けたりと、非常

          2023→2024の年末年始エントリ

          推し短歌 連作12首「健やかに狂え」

          めっちゃ面白い話していいですか? noteでこの募集を見つけて、「面白そう!やってみよっかな」と思った1時間後にはこれが出来ていました。本当はこんなことをしてる場合ではない。今日中に書かねばならん原稿がまだ残っている。 元々たまに二次創作短歌を作って遊んでいるので、オタク×短歌の文化は楽しいなあと思って作りました。12首。期間中まだ余力があったり気が向いたら、追加でどこかで作ると思います。 女の恋は上書き保存なんて誰が言ったか 増えるアクスタ 付き合いたいわけじゃない 

          推し短歌 連作12首「健やかに狂え」

          自分用のボカコレ2023夏良曲備忘録(8/4 22:00更新)

          ボカコレで出会った好きな曲をストックしていきます 面白いことしてんねえと思ったり、聴いてる最中良すぎて思わず笑っちゃったりした曲をなるべく厳選して集めたい せっかくなのでリアルタイム更新したいね できるかどうかはしらんけど ■ルーキー一覧■TOP100部門

          自分用のボカコレ2023夏良曲備忘録(8/4 22:00更新)

          【仕事実績】2023年執筆案件一覧

          ■簡易自己紹介:曽我美なつめ 四国在住のフリーライター。 音楽やアニメ・マンガ等二次元コンテンツを中心としたカルチャー記事を中心に執筆中。同時に地元ローカルメディアやタウン誌もライターとしてお手伝いしています。 ここでは今年担当した実績記事を掲載。各項目は原則上に行くほど新しい記事になります。 2022年仕事実績はこちら ■音楽メディア<RealSound> 主にVOCALOID、邦楽メジャーアーティスト関連記事を中心にコラム執筆、インタビューを担当。

          【仕事実績】2023年執筆案件一覧

          『マイ・ブロークン・マリコ』にはなれなかった私の話

          去年の年末頃に書いてそのままにしていた記事です。 なんとはなしに公開を躊躇っていたら気づけば3月になってた。お蔵入りにする理由もないので表に出しておきます。 ─────────────────────────────────── タイトルから伝わる人もいると思いますが、だいぶセンシティブな話をします。気分が落ちやすい人にはおすすめしません。 自分の感情の整理も兼ねて書いている節is大いにある。 大学時代の親友が死んだらしい。 ちなみにこのアカウントには、つい2日前まで彼

          『マイ・ブロークン・マリコ』にはなれなかった私の話

          音楽ライター的2022年のVOCALOID推し曲10選

          こんにちは、曽我美なつめと申します。 2022年から不肖ですが音楽ライターとして、縁あってRealSoundさんで主にVOCALOID関係の記事を書かせて頂くようになりました。 おかげ様で「VOCALOIDの記事を書く音楽ライター」として認知頂くこともちょこちょこあるようになってきて大変嬉しい限り。 そんな中で年末を迎えたわけですが、今年はなんやかんやしているうちに「2022年VOCALOID曲まとめ」的記事を書く機会が結局なさそうだな、と思ったのでプライベートで書いてみよ

          音楽ライター的2022年のVOCALOID推し曲10選

          【仕事実績】2022年執筆案件一覧

          ■音楽メディア<RealSound> 主にVOCALOID関連記事を中心にコラム執筆を担当。 john「春嵐」、Chinozo「グッバイ宣言」、すりぃ「エゴロック」…TikTokでのバズから見るVOCALOIDシーンの可能性VOCALOID(ボカロ)という音楽カルチャーはご存知の通り、元々はニコニコ動画を起点に勃興した文化だ。今でも同サイトの中realsound.jp

          【仕事実績】2022年執筆案件一覧

          田舎の毒物、その存在価値

           サイゼリヤもない、IKEAもない。ドンキやウーバーイーツは辛うじて息をしているけど、タワーレコードもサブウェイもとっくの昔に撤退した。  あるのは四方を囲む山々と煌めく満点の星空、無数の小島が浮かぶ海、あとチャイナハウスすけろく。  そんな四国の片田舎の町を、私は今日も弩派手な金髪で、元気に平日昼間から独り闊歩している。  生まれてこの方、瀬戸内海を越えた街で暮らしたことはない。三十年も四国に居座っていれば、この島国の嫌なところもいいところもひととおりは見えてくる。  都

          田舎の毒物、その存在価値

          東京事変的ハレの日を祝って―『緑酒』MVに見る和の文化的美しさを貴ぶ【音楽文移植その15】

          実に10年振りのオリジナルフルアルバムリリースとなった東京事変『音楽』。 アルバム発売前に公開された収録曲『緑酒』のMVは、これまでの東京事変のキャリアの、まさに最高到達点と呼ぶに相応しい映像ともなっている。 映像監督は東京事変、ないしは椎名林檎の好事家達にとってはもはやお馴染みの人である児玉裕一氏。これまでにも数々のシーンで彼ら5人を撮影してきた監督による本楽曲の映像は、「東京事変的ハレの日」という非常に明確なコンセプトを据えたムービーとして仕上がっていた。 屋敷の入口に

          東京事変的ハレの日を祝って―『緑酒』MVに見る和の文化的美しさを貴ぶ【音楽文移植その15】

          星野源という回遊魚―『創造』という名の不治の病に侵されて生きる【音楽文移植その14】

          音楽を作る、本を書く、演技をする、踊る、写真や動画を撮る、絵を描く、立体物を作る。 何かを創り出して表現活動をするクリエイターと呼ばれる人たちの中には、たまに回遊魚みたいな人種がいる。 回遊魚、マグロやカツオ。泳ぐのをやめると死ぬ魚。 私達は結局、どんなことがあっても何か創ってるんだろうね。止まると死んじゃうマグロみたい。 そんな事を少し前に、映像ディレクターをしている友人と話したことを思い出す。 <何か創り出そうぜ 非常識の提案 誰も見ない場所から 一筋の 未知を創り出そ

          星野源という回遊魚―『創造』という名の不治の病に侵されて生きる【音楽文移植その14】