【短歌】連作 マンガみてえなブザービーター
体育館壁下にある小窓から吹き込む微風に生かされる夏
忘れてはやらないぐらいでちょうどいい 蹴られたバッシュで踏んづける足
誰よりもボールに触れていたい だから俺に寄越せと視線がうるさい
「どあほうが」「なんだとキツネ」お決まりのケンカで今日も部活が始まる
木の床を伝い震える足の裏 親の声より聞いたドリブル
この瞬間のためにずっと三年間やってきたんだ、なあそうだろう?
きっとまた何回だって思い出す マンガみてえなブザービーター
ザファ公開時にオタク用アカウントで投稿してたスラムダンク短歌です。
円盤発売記念に画像拾ってきてちょっとだけいじって再掲。
いろんな記事や文章を書きつつ、同人活動をしつつ、たまにオタクカルチャー関連のうたや二次創作短歌で気まぐれに遊んでいます。
短歌の話はあんまりしたことないけど、せっかくならそういうのも(表に出せるものは)残しておくか、と思った所存です。
円盤を買ったものの、家にBluRayを再生できる機器がなかったのでこの機会にエイヤッとレコーダーを買いました。○万円也。