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カンボジアNFTアートの今。

カンボジアのNFTアート関係者が集う『DIGITAL ART PRINTS IN THE AGE OF NFTS』に登壇した。

このイベントは、カンボジアの主要機関のアーティスト、キュレーター、代表者がNFTについて語る座談会。

アメリカプノンペン大学准教授でメタエステティカ研究所の創設者カルロ・サントロ氏から、声をかけて頂きソーシャルコンパスの代表として、WhiteCanvasやTriARTsの活動について話す機会を貰う。

他の登壇者は、アメリカンプノンペン大学テクノロジーセンターディレクターのジャワラント・デサイ氏や、プノンペン国際芸術研究所芸術デザイン学部長エリク・アンリ・マドセン氏、Sa Sa Art Projects共同創設者のリム・ソクチャンリナ氏、そしてカンボジア発のNFTマーケットKramaの共同創設者、ディレクターのリー・ピン氏など。

場所は、我が家からも徒歩5分にあるYK Art House

YKアートハウスは、ゲストハウスに併設されたアートギャラリー。
以前にも来たことがあったのだが、ギャラリースペースが増築されていて、とても素敵な空間になっていた。

プノンペンにもアートギャラリーが増えていてきている。

議題は広く、ブロックチェーンに基礎情報から、カンボジアにおけるNFTアートの現場、そして未来について語っていく。

とはいえ、未だNFTについての疑問や問題点などが質問が出てくるのは、カンボジアのみならず、世界共通の議論。

フィジカルなアートとデジタルなアートの議論は大いに盛り上がる。

特に聴講者にはNPO・NGO関係者も多く、仮想通貨による二酸化炭素の排出問題に対する質問が出るなど、環境面に関する議論にも展開した。

ちなみに、ビットコインなどのブロックチェーン取引の合意方法(コンセンサスアルゴリズム)は、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)といって大量のパソコンで計算するマイニングする方法を取るため、二酸化炭素の排出量の問題が上がっていた。

しかし、最近のイーサリアムは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)という通貨の保有量が多さでブロックチェーン取引の合意を取る仕組みを採用している。この方法を取ることで、電気使用量も抑えることができ比較的環境に優しい。

特に注目なのは、カンボジア発のNFTマーケットKrama。活動の主な目的は、カンボジアのアートの保存と支援。

デジタルのみならず、リアルなアートを取り扱っていく点は、我々が行っている『WhiteCanvas』にも通じるところがあった。

会場ではデジタルフォトフレームで、Kramaで取り扱うアート作品の展示も開催。

カンボジアのNFTアートの今が知れる、貴重な機会だった。

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