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写真よりお金のデザインへ、ノスタルジー

実家で、今から21年前、つまり2001年のカンボジアの写真を発見!

自分の部屋で、昔の写真を漁っていたのだ。
しかし、どれもこれもアンコールワット遺跡群が被写体。

21年前とはいえ、遺跡は遺跡。

正直、これが21年前だろうが、去年の写真だろうがほとんど変わりなんて映えしない。

一人旅だったので、自分を被写体にした写真もほとんどない。

21年の歳月を感じ取ることができない、ちょっとつまらない写真ばかりだった。

ところが、母親から「どこか海外のお金がある。」と言われ、古い財布を渡された。

どうせ、いつかの、どっかの国の硬貨や紙幣だろうと思っていたら、まさかのカンボジアの紙幣のようだ。

しかし、見慣れないデザイン。
いつも、カンボジアで使っているカンボジア・リエルのお札のデザインとは全然違うからだ。

つまり、今から21年間のカンボジア・リエルのお札。

今とは違う、カンボジアの紙幣のデザインに感動すら覚える。

1999年発行の1,000リエル(現在の約25円札)
アンコールトムと橋の工事現場
2001年発行の100リエル(現在の約2.5円札)
このお札は最近まで使用していた。逆に20円近く前から使っていたのに、驚き!
今は無き200リエル(現在の約5円札)1998年発行。
用水路の頭首工とバイヨン。
1996年発行のボロボロの500リエル(現在の約12円)
アンコールワットと田園。

自分で撮った写真には21年の歳月を感じることができなかったが、今の日本円に換算しても50円にもならないお札のデザインには時代の歳月を感じることができた。

元・カメラマンを目指していた身からするとちょっと切ない。

しかし、実家に帰ってきて『懐かしいモノ』を発見して、ノスタルジーを感じることができた。

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