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20231207「知恵の仕組み」

手放した意味を忘れ
それが確かに在ったとしても
他の誰かが持ってたら
わたしの心配もその人が
欠片を持っててくれるのなら
少しは安心して
次のことに取り掛かろう
至らないことも多々あるけれど
わたし以外が補い
わたしたちは補完を少しずつ充たす
けれどもわたしたちが少なくなると
埋めるのに時間がかかってしまって
歪になるかも知れない
もう既にそうなってる気もして
そういえばわたしもいつもそうだけど
期待する何ものかに気づき
偶然に充たされることもあるだろう
誰かの想いのその先には
集合する知恵の仕組みが
備わるのかも知れない

受け取ったそれを共にして
生活を続ける
いつものように
いつもとは違う毎日を送り
気づきの切っ掛けで
また埋める
ひとつひとつ
わたしが実行して
あなたもまたそうする
何かが足りないと感じるのなら
それはいつか気にならなくなる
わたしたちの仕事で
暇だったり忙しかったり
手持ち無沙汰の空振りだって
空気をかき混ぜてくれている
誰かへの風
戦ぐ空気の連続
ブランコの前後
季節の中の遠近の差異
未だできることがあるのだろう

しばらくすれば
年が明けると聞く
次の年代史を書くのは
きっとあなたなのだろう
それをわたしは読み聞きして
やっとわかるかわからないか
狭間で右往左往するかも知れない
だから確かめようと
わたしも何かを書くのだろう
手を施したそれを
あなたに検証してもらい
もしよかったのなら
それでいい
全くの合致はないかも知れないが
微妙な差異にわたしが宿る
零れる存在であっても
わたしたちがいれば
きっとそれを誰かが受け取る
歪だけれども本筋の範疇
存分にその隙間が横たわっている

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