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Who are you?

 服を着替えて、ご飯を食べて、SEXして寝る。子供が出来たら子供を育てる。人の営みとはたったコレだけだ。
 もし、あなたが世界3位の国民日本人なのに今を苦しんでいるならばとても悲しいことだ。では、その苦しみは何に起因するものなのだろうか?

 それは、友人だろうか?親だろうか?上司だろうか?妻子だろうか?恋人だろうか?兄妹だろうか?他人だろうか?容姿だろうか?責任だろうか?借金だろうか?病気だろうか?死だろうか?

 なんだろうか?と自分に問いかけてもきっと簡単には出てなこないと思う。苦しんでいるくらいだ。きっと一つでは無いだろう。コンプレックスとは一つではなく、幾つもの要因が重なってあなたを苦しめるのだ。

 では、これらの問いかけに共通する物はなんだろう?あなたは見つけられるだろうか?あなたの心が囚われていれば見えないと思う。

 それは、どれも『言葉』ということだ。

 人は形容する『言葉』を当てはめたがり、その人を識別するのだ。
 だからあなたは、『先生』であり、『生徒』であり、『患者』であり、『社会人』であり、『大人あるいは子供』であり、『親』であり、『男あるいは女』であり、『友人』であり、『他人』であり、『公人』であり、『私人』であり、生きていれば無限に肩書きが増えるだろう。

 疲れていないか?肩書きに埋もれて自分が何者か分からなくなっていないか?誰も自分を見てくれないとはどの自分の事だろうか?

 あなたが得た肩書きなど本当は『ない』ものなのだ。

 人は何も持たずに生まれてくる。肩書きとはただの言葉だ。では、あなたに文句を言ってくるのは誰だろうか?
 どの肩書きの自分が言ってくるのだ?
 どの肩書きの他人が言ってくるのだ?
 世間とは誰のことなのか?

 苦しんでいる依存性など本当はないのだ。
 苦しんでいる親しい者の死はないのだ。

 では、『生』とは何なのだろうか?あなたが生きているのは何故なのだろうか?誰かを苦しめたくて生存しているのか?幸せになりたくて生存しているのか?誰かと笑いたくて生存しているのか?強くなりたくて生存しているのか?弱くなりたくて生存しているのか?誰に認められたかったのか?誰に焦がれているのか?

 あなたの生が見つかりますように。

(みんなが見つけられるものなの?)
(受動的な人は生を与えられるよ)
(あら、それは洗脳なのかしら)

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