【読書記録】手紙 東野圭吾
前回読んだ「人魚の眠る家」がとても良かったので、今回も東野圭吾さんの作品から。「手紙」を読みました。犯罪加害者の家族のお話。
犯罪者にも家族がいる。
当たり前の話ですが、犯罪とは遠いところで生活していると意識することがありません。
あるいは意識をしてもニュースを見た時に、ご家族は大変だろうな、と思ってそこで終わり。
「手紙」は多くの人がそこで終わる加害者家族のその後を描いた作品でした。
主人公は直貴。兄は強盗殺人犯。
当然兄のことを知っている人々は直貴に対して距離を保ちな