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【読書記録】人魚の眠る家 東野圭吾

最近更新をサボっていましたが、
自分の感じたこと、思ったことを書き残す、と決めたので書いてみました。
備忘録に近いのでまとまりない文章になる気がします。。

***

本の裏に書いてあるあらすじや映画化した際の印象からあまり明るい話ではないだろうと思いながら読んでみました。

元々暗い内容のお話はあまり好きじゃないので読まないのですが、娘の絵本を借りに行った図書館で見かけて、話題になってたなあと思ったので借りて読んでみました。

結果、読んで良かったなと。

脳死や臓器移植のお話。
もちろん知識としては知っているし、医療ドラマを見ていると扱われることもあるので理解はしていたつもり。
でもそれが本当に「つもり」だったことを思い知らされるお話でした。

正直読み進めるうちは母親である播磨薫子の行動が理解できなくて怖かったのだけど、
もしも自分が同じ立場になったら(考えたくもないけど)どうなんだろうと考えてしまった。

薫子が包丁を持ち出したシーン、
すごく考えさせられたなと思いました。

最後の結末は登場人物が皆、良い方向に進む結末だったように思えたので良かったかな。

小説を読んでの感想は
知識としては知ってるけど
本当の意味では知らない世界がこの世の中にはたくさんある、ということ。
小説ってビジネス書や自己啓発本に比べたら得られるものが少ないし、娯楽だなと思ってたけどそんなことなく、しっかりと得るものがあるのだと改めて思わされたお話でした。

今まで読まなかったジャンルの小説も読んでみようかな!

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