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人が沼に落ちる瞬間をはじめて見てしまった
ある日開催されたプロレスの試合会場の片隅で。
ご来場された1組の親子。
すでに第一試合は始まっており、急いでお席にご案内しようとすると
親御さんは後から着席します、と会場内へ入られなかった。
お子さんに後から行くから先に席につくようにと声をかけられたので
では先にご案内いたします、と、お子さんを連れて会場へ
まもなく第二試合開始のアナウンスが流れるころ、席に到着した。
入場ゲートこそ大人たちの
SnowManのすきなところⅡ
向井さん編
向井さんの好きなところ。
優しいところ。
とにかく優しいところ。優しすぎるところ。
愛の人。
LOVEではなくてAffection。
みんなが楽しいんやったら、俺はええんよ。
みんなが幸せやったら、俺はええんよ。
うるさいし(褒めてる)ぐいぐいと前へ前へに見えるけど、向井さんの魂は、いつもみんなの少しだけ後ろにいるような気がする。
物陰から不安げに外の世界を覗いているリトルじー
SnowManの好きなところ
舘様編
舘様の好きなところ。
過去にメンバーとこちゃこちゃーっとなったエピソード、どれもこれも元を正せば、舘様がSnowManをとてもとても大事に思っているからこそ。
不意に見せるべらんめえ口調。
人狼の「おめぇらほんとにばかなんだよ」とか。
ちらっと見せる男子感
例えばさらっとエチエチな話題を差し挟んでくる
え!?舘様…。
舘様なのに、そんなこと言うの…ってなる。
すっとこどっこいなと
優しい(かわいい)私の彼は佐久間くんって言います ☆10☆
ねえ、何回引くの?
くじは5回までって約束したのに。
「まだ4回だよ。あと1回だけ、1回だけだから」
お散歩の途中、暖かいお茶を買おうと寄り道したコンビニで見つけた○番くじ。
お気に入りのアニメのシリーズで、賞品のパネルをきらきらした目で見つめている。手元にはE賞の賞品が4つ。
「これさ、ほんとにA賞残ってるのかな。ラス1。これに賭ける!」
今度はD賞。
「はぁぁぁ。もう次かその次の人くらいでき
かわいい私の彼は佐久間くんって言います ☆エピソード0.5☆
「あ。俺、これ好きぃ」
彼と一緒にいると、このフレーズを何度も耳にする。
街中に流れる音楽。お散歩してる犬。お茶屋さんの店先のほうじ茶を煎る香り。
好きな物がたくさんあるんですね。
なんだか嫌味っぽい言い方になってしまった。はっとして彼を見ると
「苦手なものより、好きなものがたくさんある方が毎日楽しいっしょ?」とにっこり笑って返された。
いつか私も、彼の好きに混ぜてもらえるのかな…。ふと思って
かわいい私の彼は佐久間くんって言います ☆エピソード0☆
ある日ある所にある商店街の小さな和菓子屋さんでのお話。
終わりかけの金木犀がほんのり香る、静かに暖かい秋の午後。あてもなくぷらぷらとお散歩。
ちょうどおやつの時間になり何か少し食べたいかな?っていうお腹の空き具合。雰囲気の良い和菓子屋さんを見つけました。
公園のベンチで食べようとショーケースを覗くとふわふわの生地に栗入りの餡子が挟まれた美味しそうなどら焼きが2つ。しかも名札には『季節限定』の文字
かわいい私の彼は佐久間くんって言います ☆9☆
『何か他に洗うもの無い?』
帰ると言ったのに海を眺めたあと彼を送りながら二人で部屋に戻ってしまって、そのまま帰りそびれてしまった。
帰って欲しくなかった彼は静かに嬉しそうにしている。
手を伸ばせば触れられる微妙な距離を保ちつつ、お互いに次の一言を待つなんとも気まずい空気に耐えきれず、コインランドリーに逃げる事にした。
タイミングよく、雨続きでランドリーバッグにタオルが溜まっていた。
洗濯物か
かわいい私の彼は佐久間くんって言います ☆8☆
「夜の海ってさ、怖いよね」
果てしない感じはある。宇宙みたい。
昼と夜で、こんなに雰囲気が変わる場所もない
知らない場所に置き去りにされた子どものように不安になる
「俺さ、時々夜の海に来るんだよね。一人で」
一人で?誰かと一緒じゃなくて?
「うん。一人で」
「たまにさ、ほんと、たまにだけど、どうしても笑いたくないって言うか笑えないって言うか、そんな事もあるわけよ。
そんなの誰にも見せられない
かわいい私の彼は佐久間くんって言います ☆7☆
じゃあ、そろそろ帰るね。
寝てしまった隙をついて帰ったらすっかり拗ねられてしまったので、きちんと顔を見てさよならをすることにした。
「やっぱり帰っちゃうの?」
寝ていようが起きていようが、この件は避けられない。
カーテンにぐるぐる巻きになって隙間からしょんぼりした顔を覗かせている。
そんなかわいいことしても、だめだよ。
「かわいい?やったー」
巻きつけたカーテンからくるくると回りながら出てく
かわいい私の彼は佐久間くんって言います ☆6☆
「帰りは俺が運転するからさ、ありがとね。」
そう言うとかぶっていた帽子を顔にのせて芝生の広場にごろり。
約束をしていた牧場へのドライブです。
「寝ちゃうなら、日除けテントを車から持ってくるけど、どうする?」
「俺、寝ると思う?せっかくのおでかけなのに。ね、お弁当見ていい?」
がばっと起き上がると、お弁当の入った保冷バッグを開けてニコニコ。
「おむすびとから揚げ、あとたまご焼き?遠足みたいでな
かわいい私の彼は佐久間くんって言います ☆5☆
《ねー、プリン作れる?》
彼からメッセージが届いた。
作ったことあるけど、急にどうしたの?
《粉のプリン?普通のプリン?》
粉のプリン…
牛乳と混ぜて冷やすあれのことかな
どっちも作ったことある
《食べたいなー。プリン作って!》
じゃあ、今度作って持って行くね
《作るとこを見たい。んで、できたてを食べたい。でかいやつがいいなぁ》
あれ、オーブンで焼いて作るのね?
オーブン、家にないでしょ
かわいい私の彼は佐久間くんって言います ☆4☆
穏やかな寝息が聞こえてきたので、ソファから起き上がり静かに帰り支度をしていると
「ねぇ、やっぱりまた帰っちゃうの?」
と薄暗い部屋の向こうから彼の声がした。
「起こしちゃった?ごめんね。お泊まりはしないって約束だから。帰るね」
「朝、目が覚めた時、ここには居ないってわかっていても、もしかしてって思っちゃうんだよね。もしかしたらどこかに隠れてるんじゃないかって」
「クッションにタオルケット掛けて
かわいい私の彼は佐久間くんって言います ☆3☆
お夕飯を食べ終えて、ベランダでデザートの桃を丸かじり。
首から掛けたタオルでこぼれる果汁を拭きながらかぶりつく。
お行儀が悪いけど新鮮な桃はこうして食べるのが一番美味しい。
帰らなくちゃと思いつつ、録りためてあった映画を観たりゲームをしたりしているうちに、気がついたら日を跨いでしまっていた。
とりあえず、寝かしつけよう。
「しりとりしよっか」
「お!いいねぇ。何縛りでいく?」
「夏っぽい言葉